続いて、副業の話のコンテンツであった。金のあり方についても解説されており、私の中で一番印象に残ったコンテンツであった。
私は、特に高校時代に顕著であったが、「なぜこんな勉強をしなければいけないのか?」と強く思っていた。ただ、その解は得られず、ゆえに高校時代は勉強を全くといっていいほどしていない。
そんな時代を今から振り返ると後悔するところはあるが、もうそれはどうしようもない。それは、自分のビジョン・夢がしっかりしていなかったからであるといえる。
とはいえ、今でもまだはっきり見えている訳ではない。その意味ではまだまだ自分の生きる意味は見つかりきってないが、「日本のため」という方向性は見えてきた気がしている。
このコンテンツを聞いて、「自分のビジョン・夢は何か?」が全てにおいて大切であるということが理解でき、人間として生きていく理由が分かった。
副業をビジョン・夢の実現と結びつけるこの話は、副業をする際の前提として持っておくべきであり、そうしないと続かない、というのはかなり納得した。
まず前提として、副業時代が来ているが、テレビとか雑誌の紹介の仕方は間違っていると説いている。
要すれば、副業で時間が出来たときに、その時間でアルバイトのようなことをして、時間の切り売りでお金を得ても、それは長い目で見ると成長は大きくないし、それはビジョンの実現に遠回りである、ということである。
…ということを前提として主張が展開されるので、その点は留意が必要である。
さて、このコンテンツで印象に残ったことをここから紹介していきたい。
まず第1に、「金は他の物に替えて始めて価値がある」という点である。
だからこそ、金は最終目的にはならず、道具に過ぎないのである。
そもそも、副業をするというのは、することで時間と金の自由度を上げ、それをビジョンや夢の実現に投入するためにすることである、と説明している。
何のために?という意識を忘れてはいけないのである。
これは別に副業に限った話ではない。時間も金もビジョン実現の手段に過ぎないのである。
この観点はともすれば忘れがちであるが、重要な観点である。
宝くじの当選者が後に自己破産する場合が多い、というのもその証左である。
また、1千万円貰えるが、それを1年以内でないと使えない場合どう使うか?という思考訓練は役に立つな、と思った。
私の場合は、まずはパソコン周りのスペックを最新にし、洗濯機とか生活必需品のアップグレードを図る。そして、ボディメイクに金を費やし、後はフォトリーディングとかやりたいけど金高すぎて躊躇う案件をやり、あとは金の期限をフルに使い、海外に残りの8ヶ月間くらい旅行できるかな、と考えていたが、期限付きの大金の思考訓練はとても面白いなぁ、と思えた。
次に、2点目は、「情報発信として、①自分の専門性の情報・知識②自分の性格を反映されることが重要」という点である。
自分のキャラクターを前面に押し出してやっているのがアイドルとかタレントとか、という話を聞いて、なるほど、と思った。
彼らは性格を反映させて、情報発信して金を得ている。翻っていれば、タレント以外は、専門性を絡める必要性があることが発見であった。
また、他者に役立つ情報を発信することで、自己実現を図り、ビジョン実現に向けた一歩を踏み出しながらも、応援者を生み出していくことも重要である。
そして、ビジョン実現に向けて動いていると、結果として、金がそこについてくる、そんなイメージらしい。
金というと前面に押し出すほど汚いイメージがあったが、道具としては時間と同等の強いツールなんだな、ということも大きな学びであった。
最後に、3点目として、副業は本業でビジョンの実現ができるようにするために、準備し、自己成長するためのトレーニングであるという点である。
トレーニングをして、スキルを得ることで、経験として蓄積され、将来に役に立つという考え方である。
全体を通じて、実はこのコンテンツでは副業の方法については触れられていない。
その目的から考える必要性を突きつけている。
副業というと正直あまりいいイメージを持っていなかったが、「副業とは?」という基礎について教わったコンテンツであった。