興味は嘘をつけない
演技として演じるとなるとまた変わってくるとは思うが、一般的には興味ないことを興味を持つのは難しい。
ただ、色々なことに興味がある人はいるが、それでも全ての事象に興味がある、というのは難しいと思う。
そして、いわゆる「オタク」に属する人は、好きなものが分かりやすく出ていて、正直羨ましくさえある。
私は、どうしても、好きであっても、その感情を表に出すことが苦手なのだ。感情を秘めすぎていたのでこじらせてしまったのかは分からないが、いつになっても「何が好き?」とか、「趣味は何?」と言われると、「難しい質問だな…」と思ってしまう。
しかし、逆は分かる。自分の興味ないことは興味ない。もちろん、過去は興味ないことを好きにあろうと頑張ったこともあったが、正直、「私の人生に関係ないな」と思ってしまうのだ。
そして、どうも、他者に対して、自分ゴトであるように感じることができる人は割と多くいるようだということも分かってきた。自分と多くの他人の違いも少し分かってきた。
好きなこと、面白いことは難しい
「好きなこと」「面白いこと」は難しいと思う。
個人の主観でいいのではあるが、私の場合、どうしても客観視点を入れてしまう。お笑いとかラップとかで使う言葉遊びが好きではあるが、決してお笑いオタクレベルで物事を知らないので、お笑いが好きか…?と言われると、自分では好きではあるが、他者に発信するまでではないな、、などと考えてしまうのだ。
ちょっとここは訓練が必要だと感じている。そして、日本人の文化である「内に秘める」がこの場合、悪く作用しているように感じる。
人間は機械でなく、感情で動いている。そして、そこが面白い。そうであれば、それを表に出すことも重要だったのではないか、と思っている。
夢中になる、時間が気にならない
話すこととして外に発信するのはそんなにすぐにはできない。
しかし、「好きなこと」は大事なことだと思う。そして、その感覚は「夢中になる」ことにあると思う。
あるいは、人でいえば、「カッコいい」と思うことだと感じる。
例えば、英語学習で、よく「洋画がいい」と言われる。そして、いくつか試した。それでも、あくまで映画は「たまに観るもの」であり、それ以上観ていようとはならない。疲れてしまうのだ。
よく1日中ドラマを観続けた、というエピソードがあるが、私の感覚だと「そんなことできるの?」とさえ思ってしまうのだ。
恐らく自分とのシンクロ率が低いのだと思う。
ハマると確信する
そして、「好きなこと」は感覚が大事だな、と強く感じている。だからこそ、感覚については失ってはいけないな、と思うし、その観点での映画・漫画・小説などは必要なツールであるとは感じる。
好きなことはどこかで、「ハマる」と確信する瞬間があると思う。
英語学習でいえば、色々な学習に取り組むものの、結局、スティーブ・ジョブズのスピーチを聞いたり、文字を見たりする瞬間が一番興味を持って取り組んでいる。
自分の人生は自分が主人公なのだから、その想いに従って行動することが何より大切だし、後から思い返すと、その瞬間こそが、自分が生きていて良かったなあ、と思える唯一の瞬間でもある。
そして、そういう意味では、本来的には、仕事は良いツールであるはずだとも感じる。自分がやっていることが一番ハマるものである。