最近、ストレス診断をした際、評価としては特段問題ないというものだったものの、回答を選ぶプロセスで相当ストレスが溜まっていることを痛感した。
実際、「あーもう嫌だ!!」と思いそうになりながら、なんとか踏みとどまって生きているように感じる。
そんなストレスについて向き合ってみると、自身に眠るスローライフ欲求を想起した。
情報過多
何より、本当に1日中情報に触れているので本当に疲れる。
まず、これは基本動作ではあるが、仕事をする際には一定程度の専門知識が必要なので、日々学習していく側面がある。
その上で、仕事面だけでいっても、相当数のメールのやり取りをする。メールは当然ながら送信より受信が多く、受信メールを追いかけるだけでも相当エネルギーを使う。
実際、インターネットの登場以降、どんどんスピードが早まってきており、日々何かしらに進捗があるような状態である。
それだけならまだいいのだが、仕事以外でも情報を得てしまうから疲れる構造にある。そして、現代の生活においてスマホは欠かせないが、そのスマホは人を情報の洪水に埋めるプロである。
Facebook,TwitterなどのSNSを見てしまうと、色々な人が多様なことをやっているのを知り、さらに知りたくなる欲求を刺激する。
また、Youtubeなどの動画コンテンツでは、魅了するコンテンツが色々とある。Youtubeのエンタメとしての効力はとても大きく、Googleは本当に人間の時間をしっかりと奪っている。
これらは全てインターネットを契機としているが、音楽も含め、何事もスピードが上がっているのだ。
そして、たまにその状態に疲弊してしまうことがある。
タスク過多
これは、私の性格上の問題もあるのだが、本当に無駄な時間が苦手である。
そのため、色々なタスクを1日でめいいっぱいこなそうとするのだ。
そして、先に述べた情報の多さは怖いもので、知人が今やっていることのはるか先に行っている情報を見てしまったりすると、「自分はまだまだだな」と思ってしまう。そしてさらに頑張ろうとしてしまうのだ。
そして「頑張る」というのは、自分にとって無理をしている状態なので、疲れる。それが数日間続くと疲弊してしまうのだ。
その度に一旦オフにしたりしているが、このオフの間でさえ、もったいないと思ってしまう。それが焦りになり、悪循環が完成してしまう。
解決策は、1日当たりや数日当たりでガス抜きをしておくところにある。とはいえ、「頑張らないと」と思うのはしばしば無意識に起こるのだ。そのため、また無理をしてしまい、強制的に休憩を取らざるを得なくなる(ベットから出られないとか、何もしたくない気分になる)。
この悪循環はどう考えても良くないものだが、以前よりはマシにはなってきているが、まだまだ残存してしまっている。
そして、こんな生活がいつまでも続くとパンクしてしまう。
ネットのない生活
そんな時に思い出すのは、「ネットのない」生活である。
これは海外旅行の状況を想起する。ビジネスだと、wifiを常に捜索する人になるので、プライベートのものだ。
まず飛行機の中で、ネットが使えなくなる空間がいいと思うときがしばしばある。これは国内旅行のときの方が恩恵を感じたが、その2〜3時間という中で、紙の本を読み、時にアイマスクを付けて目を閉じていた時間は、後になって「いい時間だったな」と思うものである。他の移動手段だと、どうしてもスマホに触れてしまう。
そして、海外旅行中で、wifiのない環境も良い。スマホは過去得た情報を見返すときやカメラで写真を取るときくらいしか使わなくなり、最初は不便さを感じたりもするのだが、次第に慣れてくるし、情報に触れる日々に戻ったときにあの環境の良さを痛感するのだ。
情報遮断は本当に重要だと思う。そして、人間は弱く、自分にすぐ嘘をつく生き物なので、アクセス不可のところの方が望ましいと感じる。
自然に囲まれた生活
最近、自然の大切さを痛感している。
自然の多いところに行くには多少移動しないといけないが、移動してでも、自然に囲まれた時間を過ごした方がいいと感じる。
自然の中にいるときは、これもそのときには恩恵をそこまで感じないが、ビルの風景に戻ったときに、あの心の平穏を感じるのだ。
そして何より、自然の中は静かである。人が苛立っている大声はないし、車やバイクといった人工的な音が聞こえないのだ。
田舎部から東京に出てきた身なので、自由を求めて東京に出たのではあるが、適度な自然は必要であるようだと思い知った。