本を読むことに意味はあるのか

読書のキッカケ

中学生か高校生くらいに、どこかで本で読んだか話に聞いたかで、「本にかける金を惜しんではいけない」という教えがあった。

学生時代、服なども含めモノに対する興味は薄かったこともあり、意味はよく分からなかったが、何故か惹かれるものがあった。

そこから、ジャンルは問わず、漫画から小説に移行し、ビジネス・自己啓発系を読み、と段々と範囲を広げていった。

浅く広く本を読む

色々読んだことでどんな意味があったのかは正直よく分からない。

もっと幼少期から読んでいれば多分国語は余裕だ、とかなったのだと思うが、正直、本をしっかり読み始めた時期が高校生からなので、あまりに遅咲き過ぎて国語の能力の向上にはあまり寄与しなかった。

そして、大学1年生は、時間はあったので、小説をたくさん読んだ。漫画もジャンルを問わず適当に読み続けたように思う。

どれも深くハマっている訳ではなく、浅く広く読んでいった。

量を読む意味

そんなことを続けていたら、本を読む意味がよく分からないな、と思ってきた。

本を購入しているので、費用はかかるし、当時は電子書籍化はあまり進んでいなかったので、場所も取っていた。

他方、これにより何が変わったか、と言われるとよく分からないのだ。

とはいえ、本をこれまで読んできた経験がなくなる訳ではない。

本の見極め

類似の本を色々読んでいくと、「パターン」が分かってくる。

そうしていくことで、どの本が良いモノで、どの本が悪いかが分かってくるのだ。

本を読むスピードは早くなりながら、要点を捉える能力が上がっていくのだ。

これが何の役に立つかといえば、私は社会人になるまで実感できなかったが、仕事だと本当に資料を大量に読む必要性があるのだ。

仕事で慣れる側面はあるとはいえ、最初から文字に親しんでいるだけで、そのスタートは大いに変わってくる。

そして、そのちょっとした違いは、5〜10年の経過で「大いなる違い」になる。

当時は気づきようもなかったが、その意味で、学生時代から、長期のインターンシップを経験していれば、考え方が変わったかもしれない。例えば、その中で契約に関与すれば、「読む」ことの重要性を身をもって痛感していたと思う。

知識の転用

そして、本に記載されている内容は、転用するからこそ意味があると私は思う。

そもそも、人間に特筆する能力は何かといえば、転用能力だと思う。ちょっと聞いた話をきっかけに、そことは関係のない分野でその知見を活かし、革命さえ起こるのだ。

ただ、この「転用」をするためには、ベースとなる知識を広範に持っておく必要がある。そこでいざというときにアイデアを出すために、本を読んで、潜在意識に入れておくことが大事なのである。

残念ながら、いくら「覚えておこう」としても、徹底的な繰り返しか、強い感情を伴う経験でない限り、半年後に覚えておくのは困難である。

それでも、本を読んで、一旦頭に入れることをしていれば、いざという時に、ふとしたきっかけから知識が繋がり出すのだ。

そこが人間の凄さであり、その凄さを活かすベースは読書にあると感じるのだ。そして、そのための手段の中で最も手軽であり、費用も安いのが読書である。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲