違いの面白さ
従来から私は、人による「違い」を面白いと感じてきた。
そして、実際、それは今後も変わらないスタンスであるだろう。特異な点でもあるので、注意する必要がある。
ある時まで気づかなかったのだが、例えばTV番組で、いわゆる「あるあるネタ」を扱うものがよくあった。私は、それを見て「あるな」とは思うのだが、それのどこが面白いのかがイマイチピンとこなかった。
それは共感性があまり高くないことから生じていたことを知るのに時間がかかった。世の中には共感という価値観が高い人も割といることを理解するのに時間がかかった。
それよりは変わったことをする方が魅力的に思えた。
共通の部分
しかし、人間は1つの種であるに過ぎない。だからこそ、共通点も多い。この点は私は見落としがちな論点である。
そしてそれは人に物事を説明する際も同様である。人の心を動かしたり、説得したりするのはある程度の公式があるのだ。
公式を理解して、それを使えるようになった後で、自分らしさをようやく発揮できるようになるのだ。
その点、私の場合は基礎が欠落しやすいのだ。逆に共感性が高く、同じであることを感じるのに幸福感を感じる場合、応用に対して違和感を持つのだと思う。
結局得意と不得意は表裏一体であり、それを自覚し、自分の能力を最大限発揮する方法を模索することが大事だ。