書評「すぐやる人は、うまくいく。–最速でチャンスをつかむ習慣–」(中谷彰宏著)

タイトル通りの本で、すぐやることの大切さ、すぐやることで得られるメリットや、その波及効果をそれぞれ理由も付けて記載した本です。

200ページくらいあり、本を触ると一見読みこなすのに大変そうですが、実際目を通してみると、行間が多めであることもあり、さくさくと読めます。

仕事が手一杯で忙しいと思うようなときに、電車の中とかでふらっと読むと自分を勇気づけてくれる本でした。

なお、各項はそれぞれ4頁程度なので、中断しながら読むことも可能で、かつ、気になったところのナナメ読みもしやすい本です。

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さて、本文について触れていきます。

まず、「気遣い」に関する記載に、私は衝撃を受けました。自分の気遣いが足りないな、、もっと気遣いできる人間になりたいな、と思っていたところ、その答えがそこにはありました。

「成長するというのは、速くなるということです。速くなることによって、気配りができます。「あの人は気配りができるね」というのではなく、仕事が速いので気配りをする余裕が生まれるということです。」

仕事が速いと余裕ができる。その余裕があるから、気配りができるということ。つまり、気を遣える人間になりたいと思う人がやることは、ビールを注いだり、エレベーターでエスコートしたりといった個別の気配りを意識的にやることよりも、ガンガン捌いて、成長することで余裕を作ることが重要ということを学びました。

ちょっとアプローチ違うかな、、と思っていたところだったので、私にとってはかなりの発見でした。

次に、すぐやる人のマインドについて教えてくれました。

「常に受け身になって、人が何かやっえくれるのを待っている人はすぐやれません。「自分がやらない限り、人は何もやってくれない」と思っている人は、すぐやれます。人間は、このどちらかに分かれるのです。」

本書全体を通じて、断定口調でズバズバ切り込むのが特徴です。

自分がやらないと、という思いは、特に和を重んじる日本人的には、ともすれば「それでいいのかな、自己中心的じゃないかな」と思いがちです。しかし、その思いでいいのだ、と本書のこの記載は後押ししてくれます。

実際、他人のことはコントロールはできない訳ですから、この記載は実はよくある記載ではあるのですが、切り口が切れ味鋭い感じでマインドとしていいな、と思いました。

最後に、仕事をする相手との関係性についてと、腑に落ちる記載がありました。

「早く相手に渡してキャッチボールの回数と回転スピードを上げることが、最終的には一番ストレスかわありません。〜キャッチボールのコツは、早くボールを放すことです。ボールを持っている時間は、短くていいのです。」

チーム戦としての仕事のやり方についても、自分で全部やる必要はないということと、人にやってもらった方がいいと書かれています。そして、キャッチボールの要領で考えると分かりやすいと例示してくれています。

私はバスケットボールをやっていたので、バスケのパスで考えてみても同じことで、パスをどんどんすることで攻撃も多様性と加速度が増してきます。ただ、バスケはドリブルもあるので、1人でやる部分もありますが、パスの重要性は言うまでもありません。

このように、すぐやることをかなり現実の動きに落とし込んだのが本書です。

少し前に、林先生の「じゃあいつやるの?今でしょ!」を言ったとき、「じゃあ今やるには何を意識すればいいんだっけ?」と思ったとき、本書に当たると、ヒントに満ち溢れていると思います。

中谷さん、

気付きをありがとうございました!

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲