人生の質を高めるために
人生の質を高めるために重要なことは、自分を見つめる時間を設けることである。
ひと昔前は、ノウハウを知ることの重要さも高かったと思う。しかし、インターネットの出現がその重要性を書き変えてしまった。
今や、Googleで検索をしてしまえば、簡単にノウハウが出るようになってしまった。確かにネットが玉石混淆であることは否定できないものの、とはいえ、何十個の口コミでオススメしていた方法で、記載内容が明らかにデタラメと思われるものでなければ、そのノウハウが間違っている確率はそれなりに低いものだ。
だからこそ、方法論自体よりも、方法論を試した後の修正が大事になってきた。差が付く部分がそこになってきたという方が正しいだろうか。
自分に合わないものであれば止める決断をするとか、間違っている箇所は是正するとか、そういったことを考えることの重要性が高まっている。
物事を考えるために
そして、考えることが重要とすれば、物事を考えるためには何が重要かといえば、余裕率が重要になる。
しかし、この余裕率というものは簡単ではない。バランスが必要になってくる。
まず、これは想像しやすいが、余裕があり過ぎるのもダメだ。特に私の場合、暇過ぎるのは耐えられない。
高校時代、特段大学に行く理由なく大学受験の学習を進めていたので、身が入らなかった。だからこそ、暇だった。目的意識がなく過ごすことほどつまらないものはないことに気づいた。
余裕があり過ぎると、暇を持て余すことに繋がる。人間はどうしてもサボることがデフォルトになっているため、それがよくないことには割と気づきやすい。
そして、こちらは最近気がついたのが、忙しすぎるのも良くない。
忙しいと、今やっていることに手一杯になってしまうのだ。そうなると、考えることをしなくなり、作業をただこなしている人になる。
私は、自分の中でより良く生きることで人生を楽しんで行きたいと感じている。かつ、そのプロセスを楽しんでいきたいと思っている。しかし、作業をこなすだけだと、その生きる意味からは反することになってしまうのだ。
忙しいと頭を使う余裕がなくなる。そして、その状態は辛ささえ芽生える。
余裕率を測る分かりやすい方法
そんな余裕率を図る指標として分かりやすいのが、優先順位付けである。
簡単にいえば、優先順位づけができているほど、十分な余裕があるということだ。
余裕過ぎる例は分かりやすく、例えば、10時間Netfilxで動画見て1日終わったという日が続けば、それはさすがに余裕を持ちすぎだろう。
かえって、忙しすぎると、ボデイメイクに気が回らず、気づいた時には5kg太っているなんてことはざらにある。
そして、その指標として分かりやすいのが、歯医者である。歯医者は優先順位づけが低下しやすいものの最たるものである。
暇過ぎると家から出るのが面倒で行かなくなるし、忙し過ぎると優先順位が自動的に下がり、行くのが異様に面倒に感じてしまうのだ。
健康全般にそれはいえるが、歯については、明らかにセルフケアをしていて、PDCAを回していれば問題は発生しないのだ。
しかし、放置して歯を失えば、それは戻ってくることはない。だからこそ、歯医者というのは良き指標である。