今抱えている悩みを整理しよう〜悩みに向き合うための3つの観点〜

人間は悩む生き物だ。本能レベルで成長を求めているということであろう。

自分以外の人の悩みは時に想像が付かないが、これまでの人生経験からみれば、「悩みがない」という人はほとんどいないと思う。「ない」と言っている人であっても、実は内に大きな悩みを秘めていたことが分かることもしばしばあったりもした。

皆がそれぞれに持つものであるからこそ、悩みに向き合うことが大事である。

実際、悩んでしまったらもう仕方がない。向き合わないとどんどん妄想が膨らんでしまうので、早めの対処が重要でもある。

しかし、人間は嫌なことを見たくないという別の本能もある。これが先延ばしの一員でもあるのだが、この先延ばしを繰り返してしまうと、後に後悔に繋がってしまう。

ここでは、悩みと向き合うための3つの視点について紹介する。

過去から探る

1点目は、過去から遡るということである。

誰であれ、見聞きしたことがないことに対して、悩むことはできない。多少なり知っているからこそ、悩みとなってしまうのだ。

そうであれば、悩みを生み出すきっかけというものが存在しているはずである。面倒なのは、そのきっかけはほとんどが無意識が生み出しているため、見つけるのが容易ではないということである。

人と対話する時間が持てるのが最もいいが、そんな深い会話ができる相手となると限られるのも事実であるので、自分で自分のことを振り返ることができるのが望ましい。

そして、過去を遡ることで、きっかけが分かる。そうなると、そのきっかけを取り除けば良く、少なくともそこから解決に向けた方針を立てると、「あれ、問題が解決しない…」となってしまう可能性がはるかに下がる。

見えていない階段を可視化する

2点目は、将来に対する不安に対するアプローチで、可視化するということである。

将来、自分がどのような方向感で生きていき、行動していくかについて決めておくことは大切である。そうでなくても、自分の中で大事にする価値観を頭に入れておくだけでも、軸のブレは大分なくなる。

そうしても、不安が出てきて、悩みがあるとき、それが階段の可視化ができていないときである。

階段の出口となる光は見えているのだが、自分は下にいて、登り方が分からない状態になってしまっている。

そうであれば、仮説としての階段を作ってあげればいい。

私がやってしまっていたのは、階段の出口のイメージと、一歩先のみを決めていたということであった。その間をしっかりイメージできていなかったため、不安が一気に襲ってしまった。

あくまで階段自体は、決める必要はない。ぼんやりで良いし、変わってもいい。それでも、仮決めすることは必要である。

3個までに絞る

そうした行動を決める際に大切なことが、「3個以内に絞る」ことである。

私は、「やりたいこと」という考え方を取ると、色々なことをリストアップしてしまう。しかし、やることがあまりに多いとどうしてもやり切れず、どれも中途半端になってしまう。

人間が想起できるものの数を考えると、3個以内という考え方が最も体感として合っている。

何に興味があるのかを考え直す

3つ目が興味を考え直すということである。私の場合、価値観とか方向性とかはあまり変わらないと思う。他方で、具体的な興味の対象については、変わりやすい性質を持っている。

そんなときに引っかかっていたのが、興味があることであった。好きなこととか興味があることといえば、例えば動物マニアとか車マニアとかモノが想像しやすい。

しかし、興味があることは別にモノに限定する必要はなかった。私の場合、人の得意を活かすこととか、効率化に対する関心が高い。

私は、人の力の可能性を信じている。

そうであるからこそ、「もったいない」と感じてしまう場面にしばしば遭遇する。

一般的に、どの組織でも、個々の能力は決して低くないし、むしろ専門性の高さのレベルが高い人材も多いように感じる。

にも関わらず、組織としてまとまると、強みの掛け合わせにはなっておらず、人数の割にパフォーマンスが十分発揮できていない。

その状態が「もったいない」と感じるし、問題意識を自然に持ってしまうのだ。私はそんなところで潤滑油として機能して、強みを活かしてイキイキとした人の多い世の中であって欲しいと思う。

ハブとして機能したかったのだ。自分の中でこれまで上手く言葉にできなかったが、正直、バスケをやっていて一番気持ちのいい瞬間は、シュートを自分で決めるときよりも、フリーになった味方に針の穴を塗ったパスをした瞬間であった。その上で、味方が決めてくれると嬉しい。

ドリブルも、個人技で突破することも嬉しさはあるが、それよりも、突破口を開くためのツールとして非常に有用であるという割り切りを感じていた。

とはいえ、客観的に見ればパスは地味に見えてしまう。なぜそこに面白さを感じているかはよく分からなかったが、観戦をしていても、個人技からの鋭いシュートよりも、目に入るのはパスであった。

興味があることは何もモノでなくてもいい。そして、「面白い」「楽しい」瞬間と考えると、私の場合は思いつかないので、テンションが上がるとかそんな瞬間を考えることで、幸せな日々に近づいていくと考えている。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲