本を買ってしまった
夜というのは恐ろしいもので、意思力が極端に弱くなってしまいます。
飲み会などは分かりやすいですが、午前中だとキッパリと断られても、飲み会直前に「来てくれない?」と念押し確認されたりされると、靡いてしまうことがしばしばあります。「まあ今日頑張ったしまあいいか」となってしまうのです。
そんな意思力が低い状態で本屋に行ってしまいました。気がついた時には本を購入していました。
最近リアル店舗に行く度に、「意思力使うなー」と思います。色々な商品があって、魅力的に見えるものが複数あるのです。そして、色々見ているうちに疲れていってしまい、何か買っていたりします。
手につかない
そのとき購入したのが、「女帝 小池百合子」でした。話題にもなっていたので手にとってしまったのですが、この本の懸念点は如何せんページが長いということです。
最初は「少しずつ読むか」と思って、少しやっていました。しかし、紙で買ってしまったので、持参に全く向かず、苦戦していました。
さらに問題が起きました。ノンフィクション作品なので、先が気になってしまうのです。他のことをやっていてもそわそわした気持ちになっていました。
半日費やす
結果として、時間に余裕のある日を半日使って通読しました。その日やりたいことの多くを犠牲にしました。そして、正直その日は早めの時間に寝る予定だったのですが、24時過ぎまで本を読んで完読に至りました。
評判が良かったこともあり、興味深い内容ではあったので後悔はないです。ただ、半日の時間はさすがにもったいないと思いました。
それは、この本は強い目的意識に沿ったというよりも、「話題になっているから気になる」ところがキッカケであったからだと思います。
興味津々であれば仕方ないのですが、小説系の購入については慎重になった方がいいな、と反省しました。
娯楽としての映画の優秀さ
そう考えたときに、映画の素晴らしさを感じました。
拘束される時間が固定されるので、日程に組み込みやすいのです(その意味でも映画館で見る映画が好きです。)。また、映像となっているため、共感を呼びやすく、心が動きやすいとも感じます。
バランスは難しいのですが、長い休みを取っているのでなければ、映画で適度に心を動かすのが心のコンディション調整という意味では一番良いような気がしています。