一度直りかけた癖
過去、声の持続力に難を抱えていることに対してアプローチはしていて、方法は理解してきて、改善してきているつもりでした。
しかし、ふとしたときに思い返すと、また疲れやすい声に戻っていました。それは、声を出していなかったということもありましたが、ぶり返してしまったということだと思います。
癖の恐ろしさ
この経験から、私は「癖」の恐ろしさを知りました。
そして、実際、人間には様々な癖があります。今はましになりましたが、昔は猫背が酷かったですし、正直今でもペンや箸の正しい持ち方はマスターしていません。
色々直すべきものはあります。とはいえ、焦っても仕方ないです。直すのが大変なことは過去や今回の経験からも痛感しました。「直したい」と思ったものから、少しずつ直していきたいと思います。
今はそこまで不便に感じていませんが、私はPCへの文字入力作業も我流なので、一歩ずつですね。
意識する3つのこと
癖を直しにかかろうと思います。
これから意識していくことは下記の3つです。できる限りシンプルにしてみました。
鼻・喉を使わない
私は、声を出すときに鼻を使ってしまいます。実際、鼻を摘んで会話をすると、しっかり鼻声になります。
「な行」と「ん」は鼻濁音なので仕方ないのですが、「疲れない」「通る声」を目指す場合には、それ以外の音は鼻声になってはダメなのです。
顔の近くでこもるように声を出しているからこそ、喉へ負担を強いる声になってしまっていました。
音が響く場所を探し、身体が持っている響かせる仕組みを利用すればそれでいいのです。
頭でイメージして、鼻と喉の結節点を狙う
物事の習得にはイメージが大事だったりします。頭で成功を思い描けなければ、それが実現することもないのです。
そして、この場合のイメージは、鼻と喉の結節点でした。具体のポイントは人によって違うので、そこからは声が響く感覚でポイントを知ります。
そして、あとはそこに響くのが当たり前になるまで継続することです。継続が案外難しく、癖づいていたものの是正なので、時間がかかることは覚悟しておく必要があります。
口を縦に大きく開けること
上記2点とは別の観点ですが、もう1つ私には課題があり、話すときに極端に口を開かないことです。そして、開くにしても横に開くことを意識し過ぎてしまっています。
「口を大きく縦に開ける」
これ自体は意識しないといけません。「口を大きく開ける」ということは、結構思春期に言われたことがあり、反発していましたが、今は実害が出ているので、意識しようと思えています。
焦らないで淡々と積み重ねる
私は、自分がやりたいと思うことにフォーカスしたいので、それ以外のことでパワーを使うのを少しでも避けたいと思っています。
家に中にあるモノをシンプルにする活動も並行して少しずつやっていますが、色々な思考が湧いてくるので、少しずつ自分の想いに近づけているところです。
声についても、前回の記事を書いたときは、焦りがありました。方法論を見つけるまでは焦りも効果がありますが、やり方さえ決まれば、あとはやる以外の選択肢はありません。
私がそこまで得意な分野ではないので、仕組みでカバーしつつ、淡々と行動を積み重ねていきます。