ソーシャルスタイル・エミアブルタイプとの付き合い

ソーシャルスタイルは、自己主張の多寡と感情の表出の有無との2軸で人間のコミュニケーションの傾向を大きく4分類するものです。

そして、自分が所属するタイプと離れた位置にあるほど、それぞれが持つ「当たり前」が違うので、コミュニケーションの齟齬が生じやすくなります。

元々の資質からすればドライビング傾向のある私は、その対角線にあるエミアブルタイプの考え方を理解するのに苦しんでいます。

凄いところ

エミアブルタイプは、自分との違いを感じるからこそ、凄いなと思うところの方がすぐ見えるので、まずそちらから紹介します。

人あたりの天才

人間には、嫌われやすいタイプと嫌われにくいタイプがいます。そして、エミアブルタイプは嫌われにくいタイプです。

人が純粋に好きであり、配慮ができる傾向にあります。私は気配りとか配慮が昔から苦手で、克服しようとして全然できる気がしなくて諦めたのとは大違いです。

そして、本当ににこやかにしていて、温和な感じが漂います。しかめっ面の方が多い気がする私とは大違いです。

飲み会とかBBQとかに行くと、彼らの気を配るそのまごころに感服します。

人の気持ちを読む能力が高い

そして、その「人」を軸に考えるからこそ、人の気持ちを読み取る能力も高いと思います。

私も人間観察自体は好きなのですが、私の興味の方向はこの人の強みとか一般的性格傾向に向くのに対して、彼らは気持ちに焦点があたります。

人は感情の生き物なので、機嫌に左右されます。そんな気持ちを察することができるのです。メカニズムがよく分からないので、凄いなと思います。

私は、気持ちについてはほとんど目が向いていないので、人にブチ切れられたことがしばしばあります。無闇に怒られるのは嫌ですが、「まあそういうこともあるよね」程度です。

そんなときに、「今は(この人に話すのは)ちょっと待とう」といった彼らの声がけは、思考の外にあるので申し訳ないことに「なんで?」とは思ってしまうのですが、そんなときは本当に機嫌が悪かったりして、合っていることが多いです。

勘違いポイント

全然違うからこそ「凄い」と思う度合いなのですが、頭にある常識が大きく異なっていることも認識します。

結構コミュニケーションに苦戦します。

合意したいという欲求

エミアブル傾向が強いと、欲求として「合意したい」が生まれることが多いようです。

その欲求を理解するまでは、正直、「なんでこんなに話しているんだろう」「もう答え分かっているじゃんか」くらいまでは思っていました。

しかし、彼らの視点に立てば、多分、まだ全員の合意が取れていなかったということなのでしょう。

自分が正しいと思うことを、自分で決めればいいと思ってしまうので、その思考からは大きく乖離しています。まずは認識することが大事です。

断るのが苦手

これも私は認識できていませんでした。

エミアブル傾向が高いと、断るのが苦手な傾向があるということです。

そのため、やることがパンパンになっていることがあるのです。

私がやることでパンパンになってしまう場合は、自分の作業時間の見積もりが誤っていたからということなので、それは自身の問題に尽きるので分析しやすいのですが、そもそものタスクが多すぎる状態に陥るという問題についてはあまり考えていませんでした。

目を配ることが必要なことを知りました。

コミュニケーションの取り方を捉え直す

私自身、この性格傾向を認識してから、コミュニケーションの取り方を変えました。

具体的には、私の話すスピードを落とすことにしました。個人的には、次々とやりとりが進む感覚が好きではあるのですが、それ以上に話が通じないことの方が困るので変えました。

また、あまりできていませんが、途中で立ち止まり「ここまで大丈夫ですか?」などを挟むことも心がけるようにしてきています。

そのお陰かは分かりませんが、エミアブル傾向のある方の私に対する目が優しくなり、声掛けが増えたように思います。少し意識しただけでここまで大きな違いを実感できるとは思っていなかったので、嬉しかったです。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲