ソーシャルスタイルという4分類について、アナリティカルタイプについての述べていきます。
私の場合、ドライビングタイプが主ですが、後天的アナリティカル的要素を身につけていったタイプです。
そのため、アナリティカルタイプの特徴は理解はできるし、「そうだよね」と納得できる内容です。これらは意識してそうしているということです。しかし、ドライビングタイプの時には、「当たり前じゃないのか」と思ったので、差があります。
そのため、純粋なアナリティカルタイプと思われる方を見ると、凄さもその面倒さも分かるなあ、と感じます。
根源の欲求:「正しくありたい」
彼らの根源の欲求は、「正しくありたい」というものです。私は、「正しくあるべき」とは思うものの、「正しくありたい」という欲求はそこまで強くありません。
私の知る友人は、意見を述べるのに、論文の記載を引用していたことがありました。そこまでやるのか…と思ったものです。
頑固・真面目と言われがち
私自身、その傾向が後天的に身についてはいますので、たまに言われることがありますが、そのときは、「違います」と心の内で反論したい気持ちになります。
しかし、本当にアナリティカルタイプ傾向が強い方は真面目です。計画を計画通り進めたいという思いの強さを感じます。
私の場合、計画は練った方がいいとは思ってはいますが、計画は変わるものだとも思うので、
そこまでこだわらない。
しかし、彼らのこだわり事項へのこだわりはかなり強いです。ここが頑固と思われがちな部分だったりもするのかもしれません。
私のアナリティカル傾向の強い知人も、最初は正直、「異様に固いやつだなあ」と思っていた。傾向を知らないと誤解してしまうなあ、とソーシャルスタイルを知ったときに後から思い返しました。
判断に時間をかける
ドライビングタイプとの違いが出るのがここです。アナリティカルタイプは時間をかけるのです。
言い換えると、自分の中で流れる時間概念が違うということです。
ドライビング・エクスプレッシブからみれば、アナリティカル・サポーターの行動が「遅い」と見える傾向があるようです。
それは遅いというよりかは、自分の中で流れる時間のスピードが違うのです。その違いは「違うんだ」ということを認識するだけでも、振る舞いを変えることに繋がると感じています。
客観視の天才
そんなアナリティカルタイプですが、「さすが」と感じるのがここから述べる2点です。
1点目が客観視です。アナリティカルタイプは、データ・事例を本当に重視します。そして、それぞれを精緻に見ています。
場面によりますが、徹底的な客観視・冷静な視点が重要になる場面は少なからずあります。実際、話し合いをしているときに、さっと発する彼らの一言が、これまでの誤解に気づき、方向性を展開することになった場面を数回目にしました。
継続の天才
「さすが」と感じるもう1点が継続の天才です。
私がそこまで徹底できていないからこそ羨ましさがありますが、本当に継続の天才だと感じます。
自分で計画し、自分でマイルストーンを作り、着実に行動を地道に積み重ねていくのです。単調に見える練習でも淡々と繰り返すことを容易にやり遂げるのです。
そのいぶし銀的な積み重ねは、私にはそこまで徹底できないことを理解しているからこそ、余計にカッコいいな、と思います。
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