人によっては、「その場で臨機応変に対応する」ことが上手な人がいます。
実際は多くの場合、その場で臨機応変に対応しているように「見える」というだけで、実はその裏に多くの工夫があったりもするのですが、たとえそうであったとしても、そうした方々に憧れの念を抱いてしまう自分がいます。
しかし、私は臨機応変さを柔軟に機能させるのに長けていません。そんな持たざる者からすれば、普段から準備しておくことが重要です。
今回は体調を崩した場合に焦点を当てていきます。
体調を崩す前に対処しておく
そもそもなぜ体調管理に関心が高いかといえば、私は幼少期から身体が強くないタイプであるからです。
今から考えればメンタルがやられていたということだったと思われるのですが、一番酷かった高校時代は、月一ペースで風邪を引いていたこともありました。
普段も敏感ではあり、実際、冷房をかけていたのに、布団がかかっていなかったというだけで喉を壊すことがしばしばあったりして、自身の敏感さには困ります。
だからこそ、体調を崩す前に対処しておくことが大事になってきます。
予防が第一
対処は大事なのですが、とはいっても、その前段階として病気にならないことが第一ではあります。
予防の観点で、色々な人が色々なポイントを指摘してはいますが、結局大事なのが、運動・食事・睡眠になります。
ただ、これら3つはそれぞれの維持の難しさがあります。私の中でそれぞれの難しさを以下のように整理しています。
まず運動です。運動は私の中では、3つの中で一番簡単だと思っています。ハードルはやるのが面倒に感じることと、やることによるメリットを感じにくいということです。面倒に感じるハードルについては習慣化で対応します。「小さな習慣」でやり続ければいいのです。メリットを感じにくい点も身体の変化でなく、頭の働きのクリアさで見ると、動いていた方がいいことが実感できます。
その点、食事は難しいものになってきます。まず、運動のし過ぎはまず一般人はなりにくい一方、食べ過ぎはすぐに起こり、肥満というダメージに即繋がってしまうのです。私の場合、無理をして頑張った後に気が緩み、食べてしまうこともよくあります。次にストレスとの関連性です。私の場合、ストレスを感じたときの緊急的避難が食にいきがちなので、非常に注意が必要になります。
そして、睡眠は一番難しいと感じます。なぜかといえば、時間管理や優先順位付けといったことと密接に関係してくるからです。そして、睡眠の優先順位が下にある限り、永遠に問題が解決することがありません。人間は慣れてしまうので、食事のし過ぎは割と早く体重・体脂肪などに現れるのにたいし、睡眠不足による影響は最初は感じても数日で慣れてしまうのです。
病は気から
大前提として運動・食事・睡眠に気を遣うべきではあります。しかし、3拍子全てできている状態になるのは先述したように簡単なことではありません。
そのため、「病気になる」というのはしばしば起こってしまう事象です。そんな中で大事なことがもう1つあります。
これこそが「病は気から」という考え方です。単純で、「元気」と常に思っているようにするだけで病気になる確率を減らすことができるということです。
「こんな生活していたら病気になるかも…」と思って生活をしていると、本当に病気になってしまうのです。そんな時は、病気になっても、「やっぱり」なんて思ったりはします。しかし、その予想が当たることは全く幸せなことではありません。
そんなときは、自分の思考が招いてしまっている場合もしばしばあるのです。
予防的対処療法としての総合感冒薬
そうしたとしても、病気になることはあります。例えば、少し「ダルいな」と感じる日があったとします。
この程度だと、何の病気か分かりません。しかし、この時点で総合感冒薬を飲んでおくというのが1つの手です。
全てが効く訳ではないのですが、水際で食い止めることができることがしばしばあるのです。実は何でもなかったら薬代はもったいないかもしれません。
しかし、水際で食い止めていたのだとしたら、それは大変ありがたいものです。薬代をケチるところではなかったのです。
熱が出たらもう休む
その上で、熱が出てしまったら、そしたら休むことです。
かつての私は、熱が出ると下熱剤をすぐに飲んでしまっていたのですが、それは必ずしも正しい訳ではありませんでした。
もちろん、下熱剤には辛いときの痛み止めのような効果もあります。他方で、早期に下熱させようとすると、人間が本来持つ自然治癒力を消してしまっている可能性もあります。
あくまで対策を講じてきた上で、それでも熱が出た場合ということですが、自然治癒力として、熱を出すことで悪い菌を殺していることも自覚し、療養していく観点も大事であると思えるようになりました。
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