先日、歌のオンラインレッスンを受けてみました。本来、対面式だったのですが、昨今の事情から切り替えが行われたものです。
しかし、やってみると、歌でなく、喋りの方で気づいたことが多くありました。3点に絞って教訓を紹介します。
声を出す機会は持っておこう
先日、オンラインで歌のレッスンを受けてみました。
その際に知ったのは、歌についてというよりは、自分の話し方について発見があったということでした。
しかし、その前にオンラインレッスンを受けて感じたことがありました。
それは、「大きな声を出すのが非常に困難になっている」ということでした。確かに、ここ2〜3ヶ月ほど、大きめの声を出す機会が全くありませんでした。
普段であれば、人が集まる場所に複数人でいけば、大きめな声で話す必要がある場合も多いですし、オフィス内も人が多いので、遠くに響かせる必要のある場面がしばしばありました。
しかし、ここ3ヶ月ほどは、オンラインでのやりとりが増加し、そのやりとりではPCに向けて話せば良いので大きな声は不要です。また、当然ながら人の多いオフィス・カフェ、飲み会のようなこともなくなったので、大きな声を出す機会が全くありませんでした。
その結果、歌のレッスンをしてみると、とにかく声が出ないのです。説得力のある力強い声を目指しているので、声を普段から出しておく必要性を感じました。
早口言葉は発音ポイントを手に入れる訓練
私は早口言葉が昔から苦手でした。飲み会でやれば鉄板の芸になる程度には苦手です。
おそらく、ここで滑舌に苦しんでいたら、克服する方向に既に動いていたとは思います。しかし、別に滑舌で頻繁に聞き返される傾向にはないので、ずっと放置していました。
あまり「笑われる」笑いは好きではないのですが、とはいえ、手品など準備なしにネタにはなります。
とはいえ、なぜこんなにも苦手なのかは不思議ではありました。他方で、始めからパッとできる人も(割と)いることから、不思議なままでその疑問を解決しようとは思いませんでした。
しかし、原因が分かると、滑舌訓練をしようと感じます。
私ができなかったのは、
・炙りカルビ
・生麦生米生卵
です。
そして、それぞれのカラクリは、
・炙りカルビ → 「ら」行がポイント。ら行発音時に下を上顎に付ければできる。
・生麦生米生卵 → 「ま」行がポイント。ま行発音時に口を閉じ切ればできる。
だったのです。
私の場合、「頑張って発音」はできていました。しかし、正しい形で発音せず、無理をしているので、少し話したり、歌うだけで疲れてしまっていたのです。
口を縦に開く
男性に特にありがちなのだそうですが、私は、極端に口を横に開きがちであることを自覚しました。
これについては、指摘されたことだけでは足りず、ZOOMやSkepeを利用すると、話している自分が見えるので、自分で自分を見てようやく自覚することができました。
たとえば、「い」は、実際は口をそこまで横に広げずとも発音できます。しかし、私の場合は、極端に歯を見せる形で話していました。
そして、「お」の発音では、ある程度口を縦に開ける必要があるのですが、私は「う」の場合でないと、ものすごく口を開けるのに難儀しました。
横に広げ過ぎると何が悪いのかといえば、無駄な力がかかっているので、顎が筋肉痛になってしまうということです。
確かに、私の顎はしばしば動きが鈍ることがありました。それは、筋肉痛だったんだなあ、とようやく長年の疑問が解けました。
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