ソーシャルスタイル・エクスプレッシブタイプとの付きあい方を考える

ソーシャルスタイルという人間を4タイプに分類する方法があります。

このタイプは、4タイプとざっくりである割には4タイプの相違点を分かりやすく浮き彫りにしてくれるので、初対面・数回の会話での瞬時のタイプ診断にはかなり有用だと思っています。

そんなソーシャルスタイルで、ドライビングタイプ的視点から、エクスプレッシブタイプとの付き合い方について考えてみます。

エクスプレッシブタイプとは

感情表現が豊かで、自己主張が強いタイプがエクスプレッシブタイプです。

ソーシャルスタイルの4分類はどれも分かりやすいとは思いますが、このタイプが外面上からも一番分かりやすいのではないでしょうか。

いわゆる「盛り上げ役」と言われるタイプで、楽しいことをどんどんやるのが大好きです。芸能人でいうと明石家さんまさんと言われていたりします。

そして、些細なことでへこたれることもありません。厳しいことを伝えても割とヘラヘラしている傾向があります。

エクスプレッシブタイプの凄さ

エクスプレッシブタイプの方の凄さは大きく2つを実感しています。

1つ目は、盛り上げ力です。この点、かつての同僚の飲み会のときの振る舞い方を思い出します。

その会は、初対面の人もいた会にも関わらず、盛り上げるだけ盛り上げ、同僚はその場を笑いに包んでいました。その上で、気遣いを欠かすことはせず、途中抜けの方には挨拶やアフターフォローも欠かしていませんでした。

さらに、たまたま道を通りすがった彼の仕事仲間が、飲み会に参戦してきました。

この様子を見ていたとき、「私にはできないし、私が伸ばせる分野でもないな」と直感的に思うほど、彼らの魅力を体感しました。

2つ目は、推進力です。エクスプレッシブタイプは、「前に進めること」に価値を置いている傾向にあります。そして、その点ではドライビングタイプと類似しています。

その類似点はありながら、エクスプレッシブタイプの特質すべき能力は「意外なアイデアを思い付いたり、意外な人と人を繋ぐところ」にあります。

アイデアマンであるエクスプレッシブタイプは、異分野の人を意外な接点で持って繋げることに長けており、その点では自分にできない点です。

もちろん、人を繋いで上手くいかないこともしばしばあるので、そこは少し注意が必要なのではあります。

エクスプレッシブタイプへの苦手意識を持つ可能性

タイプ別に分け、付き合い方を知らないと、「自分の考え方と違う」ことを受け入れられず、苦手意識を持つことがあります。

個人的に、苦手意識を持つのに繋がる可能性が高い3点を挙げます。

1つ目です。慎重な検討は極端に苦手であるところです。

ここは、部下とのやりとりで困ったことがありました。あまりにすぐにOKとして、すぐに進むので、なんでOKか聞くとすぐに「うーん・・・」となってしまっていました。本当に考えていないかったので当時は不思議に思っていました。

それでも、「そんなタイプなんだ」と分かると、それを踏まえてやりとりをするようにしよう、と考えるように変わってきます。

私がそう理解したのは、ある会話からでした。かつて斜めの上司にあたっていたと話していて、その中で、「俺、人のこと詰めたくないんだよね」と言っていたのが私にとっては衝撃的でした。上司は部下の監督をするんじゃないの…?と当時思った記憶があります。しかし、よく思い返すと、確かに、その方の部下が報告したことに対し、その方が否定しているのを見たことがないのです。指摘も数が少ないのです。

2つ目です。エクスプレッシブタイプの特徴として、「人を巻き込むのが上手い」というのがあります。ただ、裏を返せば、彼らはどんどん人を巻き込もうとしてくるのです。私は警戒感が強く、「巻き込もうとしているな」と察知すると一歩引きたくなります。そのところで誤解が生じやすいです。

3点目は元気の押し売り感を受けることです。エクスプレッシブタイプの皆さんは表情豊かで明るいのですが、そのノリを求められても、自分はタイプが違うのでできません。そのノリを要求されている感じを受けると、少し苦手意識を感じてしまいます。

意外なところ

1点、エクスプレッシブタイプで意外な点がありました。

それは、自分が話すのが好きなタイプではあるものの、人の話も案外聞いてはいるということでした。

聞いてないんじゃないか…と思ったら、案外話を聞いているし、想像以上に相手の発言を覚えています。

社交的だからこそ、人から情報を仕入れることを重視しているのかもしれません。

対人関係で活かす際の留意点

相手がエクスプレッシブタイプのとき、留意したいと感じている点が2つあります。

持ち上げる

1点目は、持ち上げに関してです。とにかく「すごいですね」「さすがですね」が効くのです。

見ている限りではありますが、「どう見てもお世辞で言っているなあ…」と私には見えても、嬉しそうな様子なのです。

この点、私自身は人を褒めるのも褒められ過ぎるのも苦手なタイプなので、違うことを認識する必要のある点です。

そう思うと、エミアブルタイプとの相性が良さそうに感じています。会社によるかもしれませんが、楽しそうなチームは、上司がエクスプレッシブで、部下がエミアブルの人間関係は多いのではないでしょうか。

しかし、それだと視点が不足してしまいがちなので、チームには、やはり色々な人と交わることが重要だと理解できるようになってきました。

プロセスも褒める

2点目は、プロセスも褒めるということです。

エクスプレッシブタイプの方を見ていると、承認欲求が高く、とにかく目立ちたいんだな、と感じることが多いです。

明石家さんまさんが分かりやすいですが、あんなに芸人さんなどに褒められ続けていても、欲し続けているのが分かりやすいと思います。

そのため、ビジネスのシーンでは、エクスプレッシブタイプの部下の場合、上司は、「任せることが重要」であり、かつ、「褒めることも重要」になるそうです。

実際、個人的に、そのタイプの部下的存在がいたことがありますが、褒めるのは苦手ながら少し優しく進捗状況を聞いてみたら、凄く嬉しそうにしていたのがかなり印象に残っています。

このメカニズムは、未だに私にとっては不思議なので、ここは意識し続けないとなと思います。

関連記事

↓こちらです↓

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲