物事を習得するための考え方

これまで、習得するには苦痛を伴うと教えられてきた。しかし、その考え方を取っていると、ただ習得への時間を延長させているだけだと気づきました。

物事を習得するには、どういうマインドでいれば良いのでしょうか。

分からなくても聴き続けることの是非

かつて、ゴルフの石川遼さんがCMをされていた、「スピードラーニング」という教材について是非が議論されました。

「聞くだけで英語が身につく」という宣伝文句であったため、キャッチーではありますが、その分批判も多かったと記憶しています。

実際、宣伝を目にしていたときは、私も批判的な目で見ていました。当時は、一度批判的な目で見てから、石川遼さんってそんなに英語が上手かったっけ…とも思うようにエスカレートしていました。石川遼さんは企業イメージupのために起用され、宣伝されているだけなので、そこを責める意味はないにも関わらずです。人間の想像の膨らませ方は怖いものです。

…少し話が逸れました。

これはあくまで宣伝文句に過ぎません。ある種の切り取りであれば、間違っていないとも思いました。

このスピードラーニング事例を念頭に置きつつ深めていきます。

楽しむ

学ぶというプロセスの中で何が重要かといえば、「楽しむ」ことです。モチベーションはどんなものでもいいのですが、自分が主体的に「やろう」という気持ちになるように自分をコントロールすることが大事です。

もちろん、我慢の学習の時間はあるかもしれません。しかし、それでも快の部分も存在していないと長続きしません。

英語学習はしばらく苦戦しているところですが、その原因の大きなものとして、「教材がつまらない」ということも大きかったと思います。

面白くないと感じてしまったり、学術系の話だと興味深いとなる前に難解すぎて楽しめなかったりするのです。

英語に関して特にその想いを感じていて、乗り気にイマイチなりませんでした。

「英語」の文脈では、私の中で、SUITSというドラマシリーズを見始めたときに「楽しむ」ことの重要性強く感じました。織田裕二さん主演で日本にも輸入されたドラマですが、原作ドラマを見ると、かなり面白いのです。

そもそもはドラマ・映画にあまり興味が強い方ではないのですが、やりとりのテンポが早く、どんどん展開するストーリーの作品については興味深く見ていました。ドラマだと「リーガル・ハイ」、映画だと「シン・ゴジラ」が好きだったので、そのやりとりの速さがSUITSにもあります。

そして、日本とアメリカの文化の違いも面白いです。本当に朝コーヒーを毎日飲む描写があるんだな、とか、上司と部下の関係なのに、英語という言語のお陰なのか、上下関係はありつつも、日本のそれよりかなりフラットな印象だったりしています。

この作品は今の私の実力での理解は難しく、正直、早すぎるし、語彙も難しいので、日本語字幕を追って聞いています。

それでも、50分弱があっという間に過ぎるのです。そうであれば、この「楽しさ」は重視すべき感情だと思うようになりました。

意図的学習を増やす

まず第一段階は、「楽しさ」が最優先です。しかし、楽しさを優先して継続的学習ができるようになったら、意図的学習を積むことが大事になってきます。

新しい筋トレのやり方を習ったら、それが自然にできるまで積み重ねること。新しい英単語に出会ったら、反復してみて、咄嗟の状況で自分で発することができるまで積み重ねること。

「復習」の一環ではありますが、新しく知ったことを意識して同じ行動を繰り返し、無意識で行動するレベルまでに落とし込むことが大事です。

このタスクは地味なもので、楽しいからこそ、それを淡々と繰り返すこともできるものです。

調整する

ある程度実力がついたら、苦手分野もある程度適応できればいいと思っています。

英語でいえば、地学・生物学系の文章だと、他に比べて私の関心が少し低くなってしまいます。その際は、無理をする必要はないのです。

完璧主義気質が時折出てしまうので、ここの部分は注意が必要だと思っています。

得意を伸ばし、「ある程度対応できるレベルでいい」と考えることで、気持ちの上で大分楽になります。

人間の「慣れ」を重視する

結局、人間は何事も「慣れ」の問題です。あのアウシュビッツ収容所からの生還の話を見聞きすると、人間の慣れの力に驚かされます。

そして、「慣れればいい」と考えることで、「頑張る」という意識は大分薄れることに気づきました。

時間はかかることを認識し、楽しさを見出せることを淡々と積み重ね、無意識に染み込ませていくことで、できることが増えていくのです。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲