「目標達成の技術」とはどういうスキルなのか(後編)〜実行を積み重ねる〜

目標設定と行動は表裏一体

よく「目標達成の技術は目標の設定が9割」とか、いわゆる「〇〇の技術は××が■割」という言葉を目にします。

この言葉に私は違和感を覚えつつも、その違和感の正体に気づきませんでした。その正体は、これらのインパクトのある言葉は、人の興味を惹くためにデフォルメがされているということでした。本・動画などは、まずは「手にとってもらう」という関門があるのです。

そして、私はそうした言葉に踊らされていました。「9割」と聞くと、ほぼこれだけをやればいいんだな、と思っていました。

目標達成のためには、目標設定が大事ではあります。しかし、行動を積み重ねないといつまでも達成することはありません。

「目標設定」「行動」はセットで、両方とも大事というのが実態だと思います。その上で重要性は各人の個性により異なりますが、「●割」というのは、裏づけデータがない限り主観の数字に過ぎません。

試行錯誤の期間を見越しておく

目標達成についていえば、イメージして、数値目標を決めたら後は行動あるのみです。

とはいえ、行動をとっていく際に大事なことがあります。それは、試行錯誤にある程度の時間を見ておく必要があるということです。

目標設定のために「〇〇する」と決めていても、それをやっていて、自分が続けられそうになければ、それは続けるべきものではないのです。

学習教材が分かりやすいでしょうか。複数のテキスト・問題集がある中で何をやり、何をやらないかということを決めることが大事です。

そして、積み重ねる行動を決めるためには、複数の選択肢を試すことが重要です。自分が納得した行動を選ばないと、それこそ3日坊主になってしまいます。

行動しないと変わらない

試行錯誤をして、取っていく行動を決めたら、あとは行動するのみです。

ここの段階で大事なのは、「行動しないと変わらない」という意識を強く持つことだと思っています。

そして、まずは習慣化させていきます。毎日食事を取るように、その行動をしないと違和感があるというレベルまでは、毎日淡々と同じ行動を繰り返す必要があります。

自分を信じ続ける

しかし、面倒なことに、行動を積み重ねている最中に不安になってしまうことがしばしばあります。

「あれもやった方がいいんじゃないの?」といった心の声が聞こえてきます。そして、そうした不安の声に惑わされてはいけません。惑わされるとどうなるかも経験していて、テキストをいっぱい集めて、どれも中途半端にやることになります。

本能が訴えかけてくる不安の声は、生死の境にあるとき以外は基本的に耳を傾けない方がいいのです。正確な流通網では問題ないとされているのも関わらず、情勢の急激な変化が生じたときに「買い占め」が起こるのもこの不安の原理に耳を傾けた結果です。

ではどうするかといえば、結局、自分を信じ続けるしかないと思っています。自分が決めたことに自分が納得し、自分を信じて前に進むことです。

他人がいくら親身な言葉を言ってくれたところで、最後は、自分が自分を信じていないと、行動を辞めてしまうことに繋がってしまいます。

他人からアドバイスをもらう

前提として自分を信じることができていれば、他人に助言を貰うことは、物事を前に進める上で非常に大切ではあります。

成長が鈍ってきていると思ってしまったとき、積み上げる行動や進め方の方向性があっているかは不安に感じてしまいます。実際、数値の進捗だけの管理だと、数値上の進化を感じることができないときはあまりにしんどいです。自己分析にも限界があります。

そこで有益なのが、アドバイスを求めることです。できる人にやり方を言語化してもらい、言葉のシャワーを浴びることで、どこかで気づくヒントに繋がります。ただ、これもタイムラグがあるので、他人の助言を聞いたからすぐ改善されるというとそういう訳でもないのでその点は留意が必要です。

その上で、フィードバックを貰うことができれば、行動の修正に結びつけるハードルが下がります。

かつての私は、他人からアドバイスをもらうのが苦手でした。それは、「他人からアドバイスを貰ったら、すぐに成果を出して恩返しをしないといけない」と思っていたので、聞くことへの躊躇があったからでした。

しかし、アドバイスされたらすぐに改善する訳では必ずしもないが、「シャワーを浴び続けているとふとコツが掴め、花が開いたりするものである」くらいに以前より軽く捉えることにしたことで、他人から助言を受けることへの心理的ハードルが下がってきました。

スパイスを入れる

行動していく際の注意点がもう1つあります。それは、あまりに同じことをやっていると飽きるということです。

飽きてくると、また、「これでいいのか?」という不安がよぎってきてしまいます。その前に対策を打っておくことが有用です。

だからといって、毎日色々なパターンを用意する必要はないです。行動のパターンを

3つくらいパターンを持っていれば、案外飽きないものです。

関連記事

↓こちらです↓

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲