途中経過を書く大切さに気づいてきた

人間は忘れる生き物である

生活・仕事をしていると、しばしば「これは覚えておこう」と思うことに出くわします。

しかし、メモをして、反復していたりすれば別だが、頭の中で、「覚えておこう」と思っているだけだと、1週間も経てば、何を覚えておこうと思ったかすら忘れていたりします。

そして、メモをして反復することでも、紙だと管理が面倒で、しばしば無くしてしまうものです。あるいはそのメモを探すのが大変だったりします。

ではどうすればいいのか、と考えたとき、途中経過を記録していくことの大切さに気づきはじめました。

トリガーがあればいい

とはいっても、人間の無意識の力は凄いもので、物事を完全に忘れていることは基本的にありません。ただ、いざというときにパッと出すほどにするには、反復が必要になります。

それでは、その人間の性能を活かすには何が大事になってくるかといえば、「トリガー」です。トリガー、すなわち思い出すきっかけさえあれば、あとは芋づる式に思い出せるのです。

記録魔でいい

だからこそ、「記録は大事だ」と思えるようにはなっていたのですが、他方で、途中経過を大事にするということは、記録を多く取る必要があります。

私の中で、記録を多く取ることは「バカ真面目に捉えられる」と感じて少し嫌だったのです。

しかし、ある日、私のメモ・記録の癖は大したことがないことを知りました。私の場合は知人経由で知ったのですが、ネットで調べても分かるように、上には上がいるものです。

周りから見たら記録魔に見られるかもしれませんが、やっぱり上には上がいるのだと知り、そこから、「あくまで自分の合うレベルでやればいいんだな」と思えるようになってきました。

価値観は日々変わる

そうはいっても、記録を残す必要性はまだ不足していました。

それが変わったのは、「人が持つ価値観は日々変わる」ということを知ったときです。例えば、健康であれば、5年くらい前は「どうでもいい」と思っていたのですが、今は、「健康は人間が発揮するパフォーマンスの基礎になるものだ」と感じているのです。

しかし、そう変わっているのですが、その変化がよく分からないのです。そうした変化を自分でしっかり認識することで、自分に取って良い価値観に変えることが意図的にできるようになってくるのでは、と考えています。

そして、変化についていえば、全く期間が見通せていません。しかし、自分の能力を自分で把握できれば、変化までの期間の目処も見えるようになってくるのでは、と思うようになってきました。

書きたくなったらでいい

このように考えていくと、「途中経過を書くこと」も大事だと思えるようになってきました。

ただ、もう1つ真実があります。それは、本当に実力が目にも当てられず、書くこと自体は「恥ずかしい」と思ってしまっている場合は書けないということです。

ここあたりは少し楽観的に考えることにしました。それは、「ただ経験が不足しているだけ」と捉えることです。実際は、どんなことでも誰しも最初は初心者であるからです。

確かに、中上級者からすれば初心者の悩みは幼稚な悩みに見えるかもしれません。他方で、「自分のこんなことで悩んでいたな〜」と思われるかもしれないのだと思えるようになってきました。

かつては、「正直に、ありのままであろう」と考え、書こうとしない自分を責めたりしたが、そこで人間の恥じらいの感情を否定しても意味がないと気づきました。

「恥ずかしいから書けない」と思ったら、理由はどうであれ、「書きたくない」というだけです。それでいいし、その時は、書きたくないのです。

やっていればいつか気持ちが変わるものだと考えていたほうが、気も楽です。

教えはすぐには理解できない

途中経過を書き留めておくことで分かったことがあります。

それは、「教え」はすぐに理解することはできず、タイムラグが必ずあるということです。

例えば、「赤い肉(牛・豚)や加工食品は控え、白い肉(鳥等)に代替しよう」という知識を知ったときのことです。

私は、「肉はたんぱく質だから総じていいもの」と思っていました。そのため、肉にも良いものとあまり良くないものがあるということを知って衝撃を受けました。

とはいえ、衝撃を受けたところで変わる訳ではありませんでした。知った直後から「肉でいえば鶏中心にシフトしよう」と思ったものの、美味しそうな牛ステーキを見ればそちらを優先していたのです。そして、実際に肉でいえば鶏肉中心の生活にある程度はシフトしたと自分が感じられたのは、そこから3ヶ月後でした。

よく、周りの人間からアドバイスされるが、例え先回りして教えられても、そのありがたみは失敗例を経験しないと分からないものです。

自分を知ることで、他者への接し方も考えられるようになるのでは、と少しずつ思えるようになってきました。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲