「競争性」資質から人との違いを知る【ストレングスファインダー】〜違う強みを持つものの観点から〜

「競争性」資質は、私が誤解していた資質です。そして、自分との違いを理解するために重要になった資質でもありました。

「競争性」資質を持っていると思われる人との関わりから、この資質について捉え直しを行います。

試験・テストの際の知人の対応を振り返る

世の中には、「試験・テスト」が得意な人間が一定数います。

その中にもタイプはあると思うのですが、私が学生時代に嫌悪感を持っていたのが、点数が良かったときにドヤってくる人であり、また、常に点数を比較してくる人でした。

当時、まず点数の比較をしてくること自体、彼らの行動原理が理解できませんでした。これは、点数が自分の方が良くても悪くても同じことを思います。それは、「マウントして何が楽しいんだ」ということでした。

学生時代は「マウント」という言葉は使っていなかったとは思いますが、そのようなことを思ってはいました。自分の方が点数が悪ければ当然嫌な思いをします。そして、自分の方が点数が良くても、「だから何なんだ…」と思っていました。

当時はそれがマウントに見えたのですが、よく振り返ってみると、その人は別に「マウントをしよう」は思っていないようだったように思います。

異様な情熱に気持ち悪さを持っていたのですが、それは恐らく、彼らが、ストレングスファインダーにいうところの、「競争性」が強かったということだろうな、と思うと理解できるようになってきました。

他方で、私は、「競争」はあまり好きではなく、誰しも得意なところがあり、そのフィールドで邁進すればいいと考えているタイプです。

そのため、他者理解をしないと誤解してしまいがちな資質だったのです。

競争がモチベーションになる

ストレングスファインダーを知ることの意義として、「人の情熱の向かう先を一定程度見通すことができる」というものがあります。

競争性が高い方は、競争すること自体がモチベーションになるのです。そして、これを文字上でも頭の片隅に入れておくことで、「そういう人もいる」と徐々に分かってきます。どうも、周りと比較し、優秀であることにより力を発揮するようなのです。

もちろん、「競争性」の活かし方としては、個人からチームに活かしていくという方向性がいいという教えはあります。そうとはいえ、根本原理として競争を好む人がいると知れたことは大きかったです。

特に学生時代における「学力の競争」「スポーツテストという競争」については軸を固定し、強みを断定しているものではないかと思い、個人的には違和感を持っていたのですが、これがなくなることがないだろうことも理解してきました。

よくある組み合わせ:「競争性」×「達成欲」

「競争性」と「達成欲」は親和性が高い資質です。ただ、この2つを持っている人の仕事ブリの理解は苦しんだ経験があります。

過去、恐らくこの2つを持っているだろう人と働いたことがあります。その方は、とにかく働き者で、次々と仕事をこなしていきました。「テキパキ」という表現が分かりやすいでしょうか。とにかく仕事を完了させていくのです。

ただ、私の目から見れば、その質が雑なところが散見されるように見えました。しかし、その方は仕事を完了させると満足していますし、何か仕事をこなした数を競っているように見えました。他方で、そこに違和感を感じることがしばしばありました。

その後、ストレングスファインダーについて学びました。学んだ結果、恐らくその方にとっては、「仕事は数をこなすことで、その数により優劣が決まるものであること(競争性)」であり、「仕事の数を潰していき、どんどんやっていくのが気持ちいいと感じる(達成欲)」と感じていると仮説を立てました。

そうすると、その方にお願いした方が向いているタスクと、自分でやった方がいいタスクが分かるようになってきました。

競争性の悩みをイメージで共感〜大人で薄れていく競争意識〜

前提として、競争性を持っているだろう人は、エネルギッシュだと思います。そして、そのエネルギーの高さが強みにも繋がっています。

ただ、競争性が強いと苦労する部分もイメージできます。そもそも、彼らの多くは、学生時代は強みを発揮し続けたと思います。学生時代は分かりやすい競争の舞台が多くあるからです。

しかし、大人になると競争の場面は少なくなってきます。会社内で同じ営業であっても条件が違えば、対象人数や金額も変わってくるので、「同じ条件での競争」というものがしにくくなります。

私は学生時代の「競争」感の強さに嫌気が刺したという悩みがあったのですが、それぞれの強みで、どこかしら悩む部分はあるんだな、ということで、悩みが出てくるイメージができ、共感する部分を発見するようになってきました。

「情熱」を発揮するということへの理解

私の目からすれば、学生時代に彼らが情熱を発揮している姿が異様に写っていました。しかし、競争性を理解することで、行動原理も分かってきました。そして、そこにかける情熱の強さには凄まじさを感じることがしばしばありました。

人間はどこかに情熱を持つものであると思っています。ただ、そのベクトルは結構違うのです。

情熱のベクトルが、競争だったり、人間関係でも親密さだったり、そうではなく、できるだけ多くの人と関わること(社交性)だったりする訳です。

それぞれの情熱の行方を理解し、その人の思いを知ることで、より良い人間関係が構築できると考えています。

編集後記〜それでもテストはあり続ける〜

他方、この「競争」に強みを発揮するタイプが相当数いる以上、私がテスト・試験を受けざるを得ない場合、私はモチベーション維持が希求の課題となることも理解しました。自分なりのメソッドを作っていくことが必要です。

他者の理解を進めるにつけ、自分の強みの理解をより深める必要性を感じるようになってきました。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

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