内向型人間と外向型人間の学習アプローチの違いを理解する〜内向型人間の観点から〜

先日、「英語学習の方法」を示す動画として、この動画を見ました。

内容として良質で、その上で考えさせられる動画でした。

見た直後は、「参考になるなあ」と思ったのですが、他方で、少し冷静になってくると、「自分には合わない方法だ」という思いが強くなってきたのです。

結果として、外向型人間と内向型人間を考える良質な教材になりました。

外向型人間と内向型人間

動画を見て刺激を受けました。ただ、冷静になったとき、思い始めたのが、この方が明らかに外向型人間であるということでした。

よく考えると、明らかに外からの刺激をパワーに変えることができるタイプの外向型人間の特徴でした。

例えば、動画の中の説明でも、「赤ちゃんが言語を取得するように」と言って、アウトプットの重要性を指摘しています。そして、アウトプットは大事ではあります。

しかし、「アウトプットの量が大事」という意味するところは人によって異なると思っています。

内向型の場合、質には自動的に拘るし、高めようとするものです。他方、だからこそ、量は不足しがちになります。だから量を注視する必要がある。

外向型の場合、そもそも質を高めることにベクトルが向きにくいタイプと感じています。そうであるからこそ量がとにかく大事になります。元々量で攻める戦略ではあるものの、さらに量を加えることで、結果として質が上がるから、結局量が大事になるということだと捉えました。

実際、英語や専門的な知識などでは、恥ずかしながら、一定程度自分の中で自信がないとアウトプットすること自体に大分躊躇してしまいます。だからこそ、特に対人関係については一歩が人よりも遅くなります。無理なく自分のペースで進むことが大事になってきます。

「楽しいこと」について立ち止まって考える

動画でまず伝えているのは、「楽しいことから始めよう」とのことです。まず、ワクワクすることから始めるのは重要ではあります。

ただ、冷静になって考えてみたときに、「難しいな」と思うのが、私の場合、「楽しい」とか「ワクワク」の指標があまり高くなることがないということです。ストレングスファインダーの「慎重さ」を始め、色々働いているとは思うのですが、傾向としては、懐疑的なところから始まることが多いのです。

また、感情は起伏するのですが、その度合いはどうも人(特に外向的な人)よりあまり高低がないようです。

何より「楽しいかも」と思うことはありますが、「楽しいか?」と問われると素直に首肯するような事象を見つけるのは難しいと思っています。

もしそう聞かれたら、発言はおそらくしないとは思いますが、「楽しいってどんな状態のことを言っているの?どう心が動いているときのこと?」って思ってしまいます。

いわゆる世間的な楽しいこと(旅行に行く等)をすれば、もちろんテンションは上がるが、それが高じてどんどん行動に突き進むか、と言われると、そうでもないのです。

どちらかといえば、初めての行動をする前までは怖さがありながらも、徐々にやっていくと慣れてきて、「やり続けてもいいかな」と思えてくるのです。

そして、淡々とやり続けていて、まずは1〜2時間の経過に気づかなかったとき、それは「夢中になっている」ということを指し、それが「ワクワク感」「楽しさ」に繋がっているかな、と思います。

「とにかく試そう」に込められるメッセージ

「とにかく試そう」「まずやってみよう」というアドバイス自体は、普遍的なことだと思います。

ただ、よく考えてみると、その意味するところは異なってくるように考えています。

私は、かつて人見知りなどしない外向的な人間を目指していました。だから、色々試してみようとはしました。しかし、現実はといえば、内向型の人間であるほど、「試してみる」までのハードルが高いと感じています。そして、「試してみる」までの早さを他人と比べてしまい、高い頻度で劣等感を感じていました。

外向型の人に向けた、「とにかく試そう」は、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式だと捉えている。そして、そういうタイプであれば、トライの回数が大事であるから、「とにかくやれ!」となる。そして、やっていけば当然だが経験値が上がり、成功に近づいていきます。

他方で、内向的な資質が強いのであれば、「やってみる」までのハードルはどうしても高いものになる。しかし、その強みはトライした後の「反省の活かし方」にある。単純に比較はできないが、1つの経験を活かすことに対する潜在的な力は内向性が高い方が得意であるように感じるのです。

だからこそ、焦らず、自分のペースで着実にトライをして、エラーを活かしていこうという意味で、「とにかく試そう」というメッセージ自体は同じになると解釈しています。

編集後記〜悩みは尽きない

色々考えてみると、内向型人間は不利な戦いを強いられているように思えてきます。あくまで戦術が違うということなのですが、まだ自分の中で割り切れていないのだと思います。

ただ、1つだけ分かることがあります。それは自分の頭を使って考えることが道を開くということです。

どうしても、人から知見をもらって、それを実行に繋げるのは、外向型人間が強いのです。人脈形成も上手い人が多いです。

そして、私自身で悩んでいるところは、私は、徹底的な内向型人間でもないということです。思考が深いかと言われると、そこまでではないのです。ただ、外向的でないことだけは確かです。分かるのは、自分の頭を使わないと勝てないのです。

恐らく私の強みは決断力と行動力にあるのだろうと思ってきています。そうした力を磨いていきたいと思います。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲