これまで、プロテインを何も考えずに飲んでいました。恥ずかしながら、「たんぱく質豊富で良いもの」とだけ捉え、思考を働かせずにここ2年近く飲んでいたのです。
デメリットを正しく認識せずに飲んでいた自分にようやく気づいたので、気づきを記事にまとめました。
美味しくなったプロテイン
10〜15年くらい前までは、おそらくプロテインのイメージは「美味しくないもの」というイメージとされていました。イメージとしてもあまり良いものではなく、筋肉増強剤に近いイメージが持たれていました。
丁度12〜3年前くらいでしょうか、プロテインを実際に飲んだことがうっすら記憶にありましたが、不味かった記憶があります。
しかし、最近のプロテインは美味しいです。昔は牛乳を入れて飲むのが常識とされていましたが、今は正直牛乳は不要です。
そして、無意識に飲んでいました。ボディメイクの一環としてはたんぱく質摂取は大事なので、良いものとして扱ってきました。
効果への疑問
プロテインは、ここ2年くらい飲んでいます。中断した時期もありましたが、概ね飲み続けてはいます。
ただ、一向に自分の納得するボディにはなりませんでした。
もちろん、運動量が不足している・食生活が悪いなど他の要因はあります。しかし、よく考えると、プロテインを「絶対的に良いもの」と考えているのも1つの要因ではないか、と次第に考えるようになりました。
プロテインのカロリーを見ると、総カロリーは100カロリーほどで、ほとんどがたんぱく質で構成されます。それなのに、こんなに甘いのはどう考えてもおかしいのです。
ここで想起したのが、人工甘味料でした。人工甘味料は凄い発明であるとは思います。そして、かつての私は、人工甘味料を絶対的に正しいものと捉えていました。
今考えれば頭がおかしいですが、何も知らなかったので、カフェにパルスイート(砂糖の代替としての人工甘味料のことです)が置かれていると、カロリー的には問題ないからという理由で、2個のパルスイートを入れていたりもしていました。
何が問題かといえば、カロリーが少ないからといって、摂取し続けると、人工甘味料が甘みへの依存をもたらすというところです。
カロリーゼロのダイエットコーラなども同様ですが、あくまで嗜好品は嗜好品なのです。食べすぎると、甘さへの依存になり、私の場合、スイーツ依存に繋がっていました。
プロテインについては、フレーバーをなくし、ナチュラルにするのがいいのか、何がいいのか今回答は探っているところですが、扱いを試行錯誤してみます。
「もはやよく分からない」という最強のメンタル
ボディメイクを極め、体脂肪率が7%以下に至った経験もある方に、食生活の質問をすると、しばしば言われることがあり、頭に引っかかっていました。
それが、
「舌がバカになっているのでもはやよく分からない」
という回答です。
正直、これを最初聞いたときは、ある程度味も追求したい派の私は、「もっとこっち(ビギナー)の気持ちも考えてよ」と思いました。
しかし、よく考えると「これって今の時代には最強のメンタルではないか?」と思うようになりました。
理想をいえば、人間の舌は、栄養価の高いものを美味しいと見分けられるべきだとは思います。しかし、人間は、人間の舌を欺く技術を開発し、それを好んできました。
料理でいえば、何にかけても美味しくなる魔法の粉として砂糖がありますし、最初は苦かったビールもいつの間にか「一杯目はビール」になっていて、好きな人は毎日のようにビールを飲んでいます。
嗜好品は昔からありますし、それを開拓する気持ちは理解できます。何事もそうですが、「ちょっといけないこと」に情熱を燃やしてしまうものです。
しかし、だからこそ、健康を見れば、舌を気にせず、データとしての栄養価を求めるというのは最強のメンタルだと感じました。そして、そうすれば、いくら現代でコンビニなどの誘惑が増えていても、軸がブレることがなくなるのです。
聞いたところでは、プロレベルになると、ドレッシングなしで毎日1kgのブロッコリーを食べる人たちもいるようです。
誘惑が多いのでそう簡単には行かないにせよ、私にとっては、食における判断は多すぎて正直疲れてしまいました。「何を食べようか」で悩む自分が嫌になります。
こんな境地に至ると無駄なエネルギーが使われないで済むな、と感じました。
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