小さいことこそ準備しよう

準備。

この言葉は、私の中であまり好きな言葉ではありませんでした。正直、準備をほとんどしていないのに卒なくこなす人達が羨ましくてしょうがありませんでした。

用意周到など、少し意地汚い言葉にさえ思えました。

しかし、今は「準備こそ大事」という結論に落ち着いています。私の固定観念が「準備」に苦手意識を植え付けていました。不用意な他者との比較が、劣等感を植え付けていただけでした。

私にとっての準備はなくてはならないものでした。

実力以上の力は発揮できない

私の知人の中には、本番にめっぽう強い人が割といます。実際、そのタイプは、プレゼンなどの前日などからドッと集中して作業し、準備時間はほとんどかけないながら実力を発揮しています。

そうした人が羨ましく感じていました。しかし、それを真似しても、私の場合は、本番直前に発揮できるパワーはそこまで普段と変わりません。

もちろん多少作業効率は捗ります。ただ、その分人一倍疲れてしまうので、得られる効力があまり高くないのです。

だとしたら自分はそんなものなのです。単純なことで、実力以上の力は発揮できないのです。

だからこそ、準備しようと思えるようになりました。

自信を持つこと

世の中には自信がある人も結構います。

他方、私は、準備として練習を積み重ねないと自信を持てません。ただ、自分の中でしっかり準備をしたと思えれば、自信を持って判断できます。

これまで、自信ということを正直あまり重視していませんでした。それが間違えで、私が自信を重視すべきでした。

これも単純なことで、自信を持つまで準備するだけでした。自信を持つところまで持っていくのが大事であり、そこまで持っていって本番を迎えれば、あとはいつも通りやるだけでした。

小さいことこそ準備する

これまでで準備することの意義を述べてきましたが、私は一見小さいと思えることこそ準備すべきと考えています。

どこに拘るかも大事ですが、「神は細部に宿る」と言われるように、細かいところこそ大事だという話は基本的に賛成です。

飲み会の挨拶

小さいことだが重要だと感じたのが飲み会での挨拶です。

昨年の忘年会の時に、ふと挨拶する機会を与えられました。準備してきた訳ではなかったのですが、そのときの始めと終わりに、上司・同僚への感謝の念を述べました。

そうしたら、その挨拶に思ったより反響がありました。「本気で思ってないだろ」というからかいもありましたが、斜めの上司にあたる年配の方から「いい言葉だった。感謝しているんだな。」と言われたのが強く印象に残っています。

そのとき、物事は言葉にしないと伝わらないことを強く実感しました。そして、忘年会という楽しむことが目的とされている会だからこそ、伝えた内容を相手に印象づけることができました。

普段から感謝の念を持っていたからこそ、咄嗟の時に言葉に出せたと思います。そして、そのときに、「小さいことでもしっかり準備しよう」と決意しました。

打ち合わせでの発言

打ち合わせでの発言については、基本的に準備なしで行われることが多いです。そして、それは聞いていて分かりやすく、「その場の思いつきで話しているな」としっかり感じます。

だからこそ、準備することで、相手が受ける印象が大きく変わってくるように感じています。

ビジネスにおける会話では、いわゆるPREP法で話すのがいいとされます。結論(Point)から話し始め、その結論に導かれる理由(Reason)を述べ、それらが分かりやすいように、具体例(Example)を述べていきます。そして、それらを総括するように再度結論(Point)を述べます。

これは知識としては知っているとは思います。これは、実践が難しいのです。

その理由は、人の頭が思いつく経路とは違うからです。実際の頭の動きとしては、「連想」が基本にあるからです。

例えば、理由①が思い付き、それに当たる具体例①が思いついたと思ったら、その前後であった具体例②を思い付き、そう考えていくと結論が出てきて、そこから理由②を逆算して…と言う感じで、頭の中は他人に理解されるという観点では全く構築されていません。

それを他人に伝わるように整理するのは簡単ではないのです。そして、それをパッとできるほどできた人間ではありませんでした。だからこそ、自分の実力を謙虚に測定し、頭の中を整理してから望むようにしています。

議事メモを書く

「書く」という業務では、議事メモ作成業務というのは非常に学びになる業務です。

日本的慣習では議事メモは若手が書くことが多いですが、たとえ、その打ち合わせで発言を一切していなかったとしても、色々な人が「連想」で自由に話した内容をまとめるだけでも面白いし、議事メモがその人の実力を示すと言っても過言ではないと思っています。

そして何より、自分が発言を多くした打ち合わせを、自分で概要をまとめる作業が一番面白いです。自分の発言を思い返すことになるので反省もしますし、やりとりを想起すると、その場では気づけなかった論点が実はあったことがしばしばあります。自分の中で満足していたとしても、思い返すと反省点は多くあるもので、謙虚にさせてくれるタスクだとも感じます。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲