自分なりの労働観を持ち、スキルを習得すること〜スタオバプログラム(講師:滝川徹さん)の受講を通して〜

継続型のプログラムを1年間かけて受講してきました。

時間管理術や主に仕事に取り組む上での心のありようについて話をお伺いしたり、やりとりをしたりしました。

1年間を振り返ってみると、考え方とスキルの面で変化があったな、と感じることができました。

ここから、その詳細を紹介していきます。

時間管理スキルの習得

まず目に見えて分かりやすい進展として、時間管理スキルの習得があります。

「たすくま」というアプリを導入し、「タスクシュート」という考え方を基本理念として使っています。

このツールは、正直、合う/合わないはあると思いますが、私にとってはありがたいツールでした。

「たすくま」利用前

とにかく予定をこなすことで手一杯でした。それは実は「次は何をしようか」とか考えている時間があったりしているので、無駄な時間も多かったのではありますが、当時の私には気づくきっかけがなかったのです。

しかし、「ただ予定をこなしている」という生活は、自分の心の奥では悲鳴を上げていました。私はその声に気づかなかったので、ただがむしゃらに日常を過ごしては倒れ込むようにして寝るような生活を送っていました。

その生活をしていると、「何かをやっている」という意味では充実感はあります。ただ、心に穴が空いている感じもありました。

私は心の奥で、

・話す能力を高めたい

・もっと本を読みたい

・英語を喋れるようになりたい

などと思っていたのですが、それを持続させることができませんでした。

「たすくま」利用後

中長期の観点を持ち、行動を毎日積み上げていることができやすくなりました。習慣化をするスキルが身につきました。

「やったこと」が記録となって出てくるので、たとえその瞬間には成果には繋がっていなかったとしても、行動を積み重ねてはいることを可視化できるようになり、自分の中のエネルギーの確保に役に立っています。

最も効果を実感できるのは、「予定」について調整できるようになったことです。私が毎日やりたいことを入れ込むと、たとえ休日であろうと、予定を入れられる隙間はそこまで多くはないのです。

自分のエネルギーの消費の早さを実感し、予定を組むことが少しずつできるようになっていきました。予定を詰め込み過ぎることもなくなりました。

心の面の変化

ここまでスキルの側面を紹介してきました。目に見えるのはスキルではあるのですが、実際は、心の面での変化が大きいです。

今現在だけを見つめていると成長を感じることをしにくいですが、1年前の自分を振り返ってみると、実は色々変わっていたな、と思えるようになりました。

心の側面からの変化について3つ紹介します。

自分の価値観に基づいて動く

まず、本講座は「残業ゼロ」と書いてありますが、私は、残業ゼロにはなっていません。

しかし、明らかに変わったことがあります。それは「残業について気にすることがなくなった」ということです。

以前の私は、同僚や先輩などが、「今月は〇〇時間残業」と自慢するのが嫌でしょうがありませんでした。そして、そのマウントの取り合いのようなものが嫌なので、ある程度残業経験を積み、周りから変になめられることはないレベルの残業はしました。

ただ、私は、「残業ゼロ」にも違和感がありました。やりたいことをやっているときに、勤務時間を超えることはこれまでもあったからです。

つまり、何が変わったのかといえば、「無駄な残業は辞めた」ということになります。全て完璧にとはいえませんが、自分の心が動くことだけをやることにしています。

そうすると、気がついたときには、残業に対する関心が薄れてきました。残業自慢をしている輪があれば、自然に距離を置くようになりました。

断ることができるように

「断る」ことは、一見するとスキルに属するかもしれません。しかし、私は断ることは基本的に心の問題だと捉えています。

それは、やりたくない仕事はやりたくないとは思っているため、本心で思っていることを口に出すというだけだからです。

そして、心で思っていることを口に出せないのは、漠然とした不安があるからです。内容は人によって違うとは思いますが、「嫌われたくない」とかそういう類のものです。

その不安を脱出するには、スキルなどなくて、「言ってみて、それで大丈夫であることを自分で確認する」ことしかないのです。

それに従って、少しやってみると、相手は怒ってないのです。代わりにその相手は他の人を呼び、同じ声がけをしていました。

自分のやりたいことは、相手にとってもやりたくないことだと捉えていました。しかし、それは違ったのです。

自分のやりたくないことは、誰かにとっては、やりたいことだったのです。だからこそ断っていいし、その方が結果として効率的でもあるのです。

課題の分離

アドラー心理学にいう「課題の分離」の意味がようやく理解できました。

あくまで「自分は自分、人は人」だったのです。

先ほども少し触れましたが、以前の私は、相手は自分と同じ思考をしている部分が多いと思っていました。

だからこそ、少なくとも自分がされて嫌なことは相手にしないことを心がけてきました。また、相手の顔色を相当観察して対応もしてきました。

しかし、思っているより、人には個人差があるようです。

だからこそ、100%他人の立場に立つことは不可能だったのです。

人から相談されたとき、相手が必要としている内容以上に、「こうあるべき」ということも含めて伝えていました。しかし、それこそ余計なお世話でした。他者の問題には介入する必要は一切ないのです。

そう捉えられるようになってきたことで、気持ちの上でラクになることができました。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

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