バイキングについてです。
旅行や出張など、宿泊が伴うとき、しばしば食事スタイルがバイキングになります。
ボディメイクの観点でいえば、バイキングは非常に困難なハードルを課してきます。
それに立ち向かうべく、色々な工夫をしようとしてきてはきましたが、バイキングについては誘惑が多すぎるので、バイキングのときは気にし過ぎないマインドでいた方が無駄な意志力を使わないで済むな、と感じています。
過食してしまうバイキング
幼少期はバイキングが好きでした。「自由に食べられる」ということに惹かれて、食べたいだけ食べていました。
そして、食べた後は、満腹になって眠くなって寝ていました。今から振り返れば非生産的でしたが、当時の私は血糖値が上がるとか食べ過ぎとかをしっかり知識として抑えていなかったので仕方のないことです。人間は失敗から学ぶものと好意的に捉えます。
そして、今になると、食事がバイキングだと困ります。未だにバイキングに行くと、食べ過ぎてしまいます。
朝食バイキング
写真は、ある日の朝食です。
一応考えて選んだので、誘惑に駆られることを少し逃れ、ある程度野菜を摂取することはできるようにはなりました。
しかし、よく見ると、まず、プレートトラップにハマっていて、プレートが大きいから色々載せてしまっています。
そして、「ご飯」と「とろろ」というダブル炭水化物や、ウインナー、ハンバーグといった加工食品トラップにもハマってしまっています。
何より、毎度のごとくいつもの量より食べ過ぎてしまうのです。
夕食バイキング
夜の疲れていて判断が鈍っている状態でバイキングという選択の自由を与えられると、もう食べ過ぎてしまいます。
これはもはや諦めるしかないかな、と思うレベルです。バイキング攻略法あったら教えて欲しいです。
さらに、旅先だったりすると、大量の夕食とお酒で、その後も軽く摘みながら…というようなことがしばしばされます。そうするとどうしても太ります。
旅行中は「多少は仕方ない」とは思っているものの、旅行後に体重計に乗ると後悔があるので、何とかできないものかな、と思っています。旅行は体重の増加に気を遣うことなく楽しみたいものです。
たくさんのトラップ
バイキングでの食事コントロールは非常に難しいと直感的には思っていたのですが、その理由は、トラップの多さにあると感じています。
イモトラップ
これは騙されてしまいます。
まずあるのがポテトサラダです。サラダと一緒につい入れてしまうが、ご飯と同じ炭水化物なので、食べ過ぎ黄色信号が即出てきます。
また、ポテトフライは、ウインナー・唐揚げなど加工食品シリーズでもある。ポテトフライは炭水化物と脂質のダブルパンチなのですが、気を許すこともあります。
脂質多めの食品、加工食品
ウインナー・ハンバーグ・唐揚げなどです。絶対と言っていいほど置いてあります。そして、ついつい、とってしまいます。
ヨーグルト
ヨーグルトもよく騙されてしまいます。
今では金科玉条のごとく「ヨーグルトは身体にいい」と言われることこそなくなったものの、かつての私の中の常識を壊すのはなかなか大変です。
私は、ヨーグルトのことを、腸の調子を整え、花粉症にも効く万能薬だと思ってきました。快便になるから太りにくく、花粉症にも効く最強の食べ物くらいに盛大なる誤解をしていました。
しかし、実態としては、まずほとんどのヨーグルトは大量の砂糖が使われています。砂糖のない本物のヨーグルトは、一度砂糖に慣れてしまうと美味しくなく感じてしまうのです。
そして、腸の調子を整えるのも私は便秘ではないのであまり効果はなく、花粉症への効果は体感としてもイマイチで、効果は限定的のようだということを後から知りました。
ドリンク
これもトラップで、ついついオレンジジュースとかいってしまいます。そして、飲んだ後に気づくのです。これ、砂糖を大量に使っているんだった…
とはいえ、バイキングで水は味気ない気もしてしまう。ウーロン茶が結局無難なのかなあ、と思っています。
デザート
これは分かりやすいトラップです。なのに、彩りも豊かだし、何より美味しそうに見えてしまいます。
「少しならいいか」と思って手を出すと気がついたときには大量に食べています。1個は一口サイズなので、それも騙されやすいポイントです。
外食の限界
色々トラップを並べてみました、この他にも皿の形状から何から山のようにトラップがあります。
結局、外食で食事コントロールをするには限界があるのです。
最近のコンビニは健康面にいい食べ物も売られるようになってきたので、コンビニを上手く活用しつつ、少し自炊に時間を投資するのがいいのであろう。
70〜80年前の戦後の日本は食料不足に悩んでいたはずなのに、今や飽食で悩んでいます。
そう考えると不思議なものではあるのですが、生きている限り悩みは尽きないものです。
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