夜の時間の扱いは難しいな、とぼんやり感じていました。
夜の時間に色々やっていた時代もあり、翌朝のために夜頑張ることもしばしばありました。夜の時間のやる気があまり出ないことなどをうっすらと感じながらも続けていました。
少しずつ、夜の時間を冷静に見つけてみると、非常に効率が悪いことが実感できるようになってきました。
そこで夜時間の捉え方を変えるようにしました。
夜にできるのは緊急タスクだけ
私は、かつては習慣化することが苦手で、始めようとするときは、余裕のある夜に色々なタスクをやってみたことがありました。
しかし、上手くいきませんし、継続したことは基本的にはありませんでした。それでも夜の時間に頑張っていました。
そんな生活を続けていましたが、時間をタスクシュートを使って可視化すると、嫌でも時間の使い方について自覚せざるを得なくなって来ます。
タスクシュートだと、分単位でログを取るので、非常に分かりやすいです。そうすると、夜にタスクをこなせるのは、緊急性がある場合に限定されることが分かってきました。
翌朝までにやらないといけないタスクになっているので、やり切るというだけでした。夜のタスクの成功例は、自然に集中している訳ではなく、意地でやり抜いているだけでした。
実際、試行錯誤の失敗例として、英語の学習について、夜にやろうと試みたことがしばしばありました。
ある日は、夜9時から時間が空いたのでやろうとしたが、どうしても出来ませんでした。どうしてもやる気にならず、結局カフェでYoutubeを見て帰るという金も時間も無駄なことを何度か経験しました。
これは後悔するような悔しいことに感じていましたが、後悔するのは間違っていました。単純に意志力が枯渇している時間なので、やろうとしてもできないのです。
日常をメイキングしていく上で、最も大切なのは、
「重要性は高いが、緊急性は低いもの」
を日常にどう入れ込むかだと感じています。
しかし、それを「余った時間にやる」という方針にしてしまうと、自然に夜になってしまう。そして、夜はやる気になりません。
だから上手くいかなかったのです。
夜にできるときに惑わされない
ただし、たまに調子がいい時に、夜にもタスクをこなせることもあるので注意が必要です。
しかし、夜に効率良くタスクが出来たときをよくよく観察すると、大体翌朝になって、疲れが現れています。
起床時が顕著で、そんな日は「ベッドから起き上がりたくない」と思うことがほとんどでした。
たとえ、その日自体は大丈夫だとしても、それは「やらなきゃいけないこと」が詰まっているので、気が張っているだけだったのです。
疲れがそのうちに出てきてしまうのです。
痣の代償としての「寿命の前借り」ではないですが、夜にタスクを効率良くできているときは、「意志力の前借り」をしているだけでした。
朝・昼しか出来ない
かつては夜に頑張っていた時代があったので、少しだけ「自分は夜型じゃないか…?」と思っていた時代もありました。
しかし、私は外れ値に当たる人間ではなく、あくまで平均的な人間でした。意思の力を要するタスクは、原則として朝と昼にしかできません。
夜に入ると、効率は落ちるし、夜9時を回ると既に大分疲れているのを実感します。さらに、夜10時半を過ぎて集中したことをやっていると、翌日のタスクの進捗に悪影響を及ぼして来ます。
夜はボーナスタイムである
それでも、たまに夜にタスクができることは現れます。それは夜までにカフェインを飲み過ぎたとか、その日に良いことがあったからテンションが上がりまくっているとかその時々に応じて色々な要因があるでしょう。
そこで慢心しないことが大切です。
その翌日か遅くとも近日にはその代償が来る可能性があるのです。だからこそ、あくまで「ボーナスタイムが来た」くらいの気持ちでいれば、妙な期待を抱くことはなくなります。
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