労働時間について〜簡単にみえて複雑な問題〜

労働時間について、長い方が経験を積めるとか、短い方がワークライフバランスの観点からいいとか、色々な意見があります。

しかし、結論は、労働時間は「自分で決める」ことが大事だ、という点に集約されます。他方で、そこから先は、色々な論点が複雑に絡み合っています。

労働時間は自分で決める

労働時間については、「労働時間は多ければ多いほど成長する」という考え方と、「定時まで働けばそれでいい」という考え方とがよく言われていると感じています。

どちらも言い分は理解できるのですが、どこか腑に落ちず、自分のスタンスを決めかねていました。

そんな思いを抱きつつ本を読んでいたとき、ハッとした記載がありました。

「定時が唯一絶対とは思わない方がいいのです。やはり、プロとして自分のアウトプットが満たすべき品質について、自分なりの美学を持つことです。」(「これからの会社員の教科書」(田端信太郎著))

私は、24時を超えても毎日働くような働き過ぎにも違和感を感じていて、他方で、いわゆる9時〜17時などの定時を完全に守ることにも違和感を感じていました。

その違和感の正体が、ここに言語化されていました。

定時は、会社が決めた基準に過ぎなかったのです。私に不足していたのは、「自分なりの美学」だったのです。

ケースバイケースで考える

「自分なりの美学」を考えると、どうしても、ケースバイケースだな、という結論になります。

何事もそうですが、「大事な局面」というのはあり、そこは力を入れるべきです。しかし、それ以外の「どうでもいい」場面もあり、そこで時間を使い、残業をしているのは、自分の時間の使い方として非常にもったいないものです。

そして、それも自分の判断であり、大事な場面での力の入れ方にもよります。考えてみると、複雑な要因が絡み合っていることが分かってきました。

選択眼を養う

何が重要なのかといえば、「重要な局面」を見極めることです。

よく言われる8:2の法則(8割の成果は2割の労働で担っている)を習得し、見極める力を養うことが大切です。

自分にとって「重要」と感じることと、他者のニーズとをできる限り近づけることで、最大の効力を発揮することができます。

とはいえ、そう考えると、労働時間の問題は、単純な問題ではありません。私がすることは、選択眼を養い、要点に力を入れられるよう準備することです。

演じられる人と演じられない人

なお、組織で働くときにしばしば見る理論として、組織にいるときは「別人格を演じればいい」というアドバイスを送る人がいます。

それが出来る人はそれをすればストレスは減るように感じます。

しかし、その考えは私には受け入れられませんでした。どうしても表現すると、自分の中の我の部分が顔を出してきます。

私は、演技をすることは苦手です。不器用なタイプは愚直に問題に向き合うことからしか解は見えてこないのです。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲