社会人になってから変わった3つの「時間」の捉え方

学生時代はボケっと過ごしていたのですが、社会人になると、時間の大切さを実感します。

時間に関する考え方で、大きく変わった3点について紹介していきます。

「時間がない方が時間がある」考えの限界を知った

これまでの私は、こちらの考え方を採用して、価値観として生活してきました。

しかし、この考えは一面では正しいものの、あと一歩足りていない言葉でした。

正しい部分

この考え方を採用することで、基本的に日程はドンドン入れることを是とするため、「何もしなくてもいい時間」が極端に減ります。

そのため、「自由時間」が貴重な時間になるので、その間に何をするかということに対する意識も強くなります。時に読書をしたり、時に準備のための時間に使ったり、戦略的に使っている感覚を得ることができました。

この考えに至ったのには経緯があり、そもそも私は、「無意味に暇な時間」が苦手でした。学生時代も夏休みなどの休みに特段ウキウキ感がなく、ルーティーンが決まっている平日の方が好きでした。

暇な時間はあまりなく、部活動をしている時間、習い事に通っている時間など、色々なことをマルチにこなす自分が好きでもありました。

逆に、大学生1年生〜2年生前半などは、今考えても当時何をしていたのかが思い出せない程に暇な時間がありましたが、その時間は無為に過ごしていました。

不足している部分

しかし、これは「頑張る」生き方に見えて、実は「ラクな生き方」でもあったのです。社会人になって、それが実は「ラクな生き方」あったことに気づきました。

このやり方は、休みを極力取らないやり方なので、基本的には、自分を「忙しい」状態に持っていきます。

そのため、これは、自分を見つめる時間を最低限にするやり方でもあったのです。人間は、考えると疲れるので、考えないようにする方に流れます。「考えなくて済む」からラクなのです。

自分を見つめるのが嫌だったから、逃げの戦略を取っていたのです。

「一人の時間は必要」と捉えられるようになった

一般的に、「一人の時間が大事」と言われます。

しかし、私の中では、言っていることは分かるけど、イマイチ腑に落ちていない感覚がありました。

「言っていることは分かる」というのは、私の場合、対人関係構築の能力の得意分野は少ないため、人よりも、他者からエネルギーを受け取り、それが自分の活力となることが少ないです。

むしろ、人に影響を与えることがエネルギーになる資質を多く持っています。だからこそ、ずっと人と一緒にいると疲れます。

そういうマイナスの意味で、「分かる」に過ぎなかったのです。

一人の時間はなぜ大事なのか

一人の時間の大切さは、その時間で、「自分と見つめ合う」ことこそが大事だったのです。

具体的には、これまでの行動を振り返り、評価をすることと、現在の行動を精査すること、将来における行動予定を考えることなどを指します。

例えば、人から有用なアドバイスを貰ったとします。しかし、それを自分の中で、自分の身体に落とし込むための一人の時間がないと、それは他人の言葉に過ぎません。

一人の時間を経て、自分の言葉とすることで、行動の変化に繋がるのです。あるいは、まず行動をし、一人の時間でアドバイスの中身と自分がしたアドバイスに基づく行動を照会し、自分の考え・言葉に昇華することで初めて、アドバイスが効果を持ってくるのです。

そして、自分で考える時間を持つと、「主体性」を生むようになります。

意味の理解には時間がかかる

とはいえ、その重要性に気づくのには時間がかかりました。

それは、自分を見つめることは面倒なこと・辛いことでもあったからです。

よく、「自分とは何か」「なんで生きているのか」などに考えが及び、自己嫌悪になりました。だから「暇は嫌いだ」と感じていました。

しかし、それでも自分なりに考えるようにしていく中で、少しずつ、自分を客観視できるようになり、ポジティブな考え方もできるようになりました。

今になってようやく、「一人の時間は必要だね」と自分の口からも言えるようになりました。

「締め切り効果を活かす」大切さを知った

締め切りに切迫詰まって一気にこなすことが得意な人間が割といます。夏休みの宿題を最後に一気にこなしたり、テストでも一夜漬け+αで尻に火をつけて活動するタイプです。

私は、そのタイプがカッコいいな〜と思っていました。そして、彼らを真似て一夜漬けとかもやったことがありましたが、結果は散々たるものでした。

私はギリギリにこなすタイプではなかったのです。あくまで着実にこなすタイプで、むしろ夏休みの宿題は最初にこなせるだけこなすタイプでした。

だからこそ、「締め切り直前に焦って作業」が嫌でしょうがありませんでした。それは今から考えれば、リスクとして、「完成できない自分」がイメージできてしまうので、そのイメージが自分にダメージを与えていたのでした。

締め切り効果のパワーを知った

しかし、「締め切り直前に火がつく」のは事実ではあります。私は、他の人に比べれば尻への火のつき方は少ないですが、それでも、その時間の集中度は凄いことを実感しました。

これまでは、、特に仕事上においては、あくまで着実に完成できる見込みを立てて作業をし、締め切り直前に焦らないようにすることに心血を注いでいました。

そんな中で、あるとき、緊急で必要になった作業があり、これまでの知見からチームで自分がやるしかないと私が感じたタスクがありました。

その時、依頼者に対してわざとバッファーを多めに伝えました。パッと見は5時間くらいの作業と思ったのですが、2日間の猶予をいただきました。

実際、当初の見積もりは全く間違っていて、2日間かけてギリギリの作業でした。ただ、その時はかなり集中しました。通常のスピードだと1週間はかかったタスクだったと感じています。

しかし、最も驚いたのは、その集中して作業している瞬間が「楽しい」と感じたことだったのです。

締め切り効果の捉え方を変える

これまでの私は、締め切りがあることで自分が縛られて苦しいと思っていたから良くなかったのでした。

プレッシャーが程よくかかる状況を楽しめれば良かったのです。

結局、物事は捉え方に過ぎなかったのです。

今までは「出来ない」イメージを抱えながら尻に火をつけていたから苦しさしかなかったのでした。

「できる」イメージを持ちながら、それでもバッファーのところには見事に食い込みつつ完成させる感じが、ヒリヒリしながらの楽しさもありました。

そして、私の場合は、「余裕をしっかり取る」ことがその鍵だったのです。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲