「プチ報酬」は不要ではないか

プチ報酬。

習慣化にあたり、プチ報酬があった方がいいとよく言われますが、私は必ずしも必要ではないのではないか、と思っていました。

しかしそれは誤った理解でした。私のプチ報酬についての捉え方が極めて限定されていました。

プチ報酬への疑念

よく、物事を習慣化・継続させるために、「プチ報酬」があるといい、という言葉を聞くことがあります。

しかし、これについて私は否定的な考え方を持っていました。これまで、あまりそれが意味があると思えなかったからです。

お菓子・デザートを食べること

私が小さい頃に与えられたプチ報酬は、

「●時まで勉強したら、お菓子・デザートを食べられる」

というものでした。実際に成し遂げて食べるのですが、当時自分から「食べたい」と言っていたのかは分かりませんが、食べることに対して「報酬」だと感じていなかったのだと思います。

そして、「報酬」といっても、何回かやっていくと当たり前になるので、特段報酬という意識がなくなりました。

そして、この「報酬」が私にもたらした結果は「体重の増加」だったので、「それだったら報酬ですらないじゃないか」と思い、否定的な考えを持つに至りました。

褒め言葉

学生時代、しばしば「お褒めの言葉」を貰うことがありましたが、私はそれは嬉しくありませんでした。

褒め言葉を貰うと、今後自分に向く能力のハードルが更に上がるので、それがむしろ嫌だと感じていました。

プチ報酬に意義を感じる

しかし、プチ報酬を否定することは間違っていたことを最近認識しました。

それは、「報酬」の一面のみを捉え、それが自分に合っていないことを理由に、否定していた過去の自分がそこにはいたことが原因でした。

褒め言葉

先に触れたように、褒め言葉はこれまであまり報酬に感じたことはなかったのですが、嬉しかったことがありました。

それは、ブログに対する褒め言葉でした。

恐らく、学生時代における勉強・運動などは義務的にやっていたものなので、そこに自分の意思がなかったので、あまり嬉しさを感じられず、プレッシャーの方のみを感じてしまっていたのだと思います。

「やるのが当たり前」と感じることに対し、褒められることはあまり嬉しくありません。しかし、自分の意思でやったことに対し、褒められたことは嬉しさを感じました。

実際、自分の記事を読んだことをきっかけにして、何らかを感じていただき、それをコメントして貰う形の褒め言葉を貰うと嬉しいものです。

記事を媒介にして、人のモノの捉え方に少し影響を与えることができたことは、私にとって自信にもなりました。

記録を書くこと

ただ、褒め言葉については、狙って取れるものではありません。あくまで、ふとしたときに貰う可能性のあるふとしたモノです。現実に、プチ報酬として一番いいし、自分1人で完結できるモノは、「記録を書くこと」だと感じています。

これまでの私は、「報酬」の概念を狭く考えていたのでした。実際はもっと広く考えた方が望ましく、実際、記録を書くだけでも十分な報酬になります。

ただし、最近まではその重要性に気づくことはできませんでした。というのも、私は、ノートに記録を書くことは苦手だったからです。

まず、自分の字が下手なので、見返す気が起きないというのと、「どこに何を書いたか」のリンクができず、検索性が著しく劣るというのがその理由でした。

また、ノートを複数冊作ると嵩張るので、実際3冊くらい書いてしまうと、1冊目は捨てたくなる気分になりました。「見直さないし意味ないなあ」と思っていました。

しかし、Evernoteと手帳(逆算手帳)という併用をすることで、記録の意義を感じることができました。少し気分が落ち込んだときに、過去の記録を少し見ると、思い出が蘇り、行動を促進してくれます。

日記を書いたり、学習記録を書く中で、自分の感情も書いておくことで、大きな報酬になります。Evernoteでいえば、「ノート数が増えている」というのも十分な報酬でした。

プチ報酬とは何か

プチ報酬とは、習慣化するにあたり突如として出てくる障害に対して立ち向かうための1つのツールです。必須の要件ではありませんが、あると望ましい要素です。

スポット的に使うもので、いつも使ってしまうと、その効果が薄れてしまうため、「いざ」というときに使えるよう、普段からの準備が肝心です。

何より、プチ報酬は、モノである必要は全くありません。むしろモノだといつか飽きてしまいます。

「報酬」と考えるから分かりにくいかもしれませんが、あくまで自分が少しテンションが上がればそれがプチ報酬だったのです。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲