「共感」と「悩み」について〜壁と克服に向けた歩み〜

ここ最近、共感に関する情報に接することが増えました。

以前は、共感をあまり重視していなかったのですが、今はその重要性を認識できるようになりました。

しかし、そこに至るまでの過程を振り返ると、葛藤が多くありました。

共感すること

私は、「共感すること」に対して、あまりいい印象を持っていませんでした。共感する時間がコミュニケーションには無駄ではないかとさえ感じていました。

そのため、論理的・合理的な話し方・書き方が好きでした。論理的に書かれていたり、話されていたりする事象を見ると、「凄いなあ」と思っていました。

その後、「女性は「共感」が大事だから、話を聞くことが大事」であるらしいと知りました。

実際、男性はアドバイスをしたがる傾向がありますが、話を聞くスタンスを少し取るように意識するだけで、それは効果がありました。話を聞き、聞かれる関係を構築できる例が増えました。

他方、そうした経験から「女性には共感が重要」という知識で固定化してしまいました。

それは一面では正しいですが、間違っているのです。共感への敏感さが低い男性こそ共感が重要なのです。

悩みが相談できない

私は、「悩み」を相談するのがかねてから苦手でした。

「悩みを人に相談するな」という教えを受けた訳ではありませんが、「努力はこっそりしよう」という教えは受けてきたので、それを独自に発展させて、悩みというか、弱みを吐露することが苦手になりました。

苦手と言いますか、どう打ち明けたらいいかも分かりません。「悩み」はある事象があり、それへの自身の受け止めが、「怖い」「不安に感じる」「寂しい」など、マイナスの感情と結びついて起こることが基本ですが、感情を吐露することがどういうことか、分からなかったです。

だからこそ、「お悩み相談」と言われるものがなぜあるのかも理解できなかったですし、相談する意味も分かりませんでした。

それは、ある人に「ちゃんと悩みがあったら言って欲しい」と言われたことから、課題に気づきました。

言葉にしてみる

「ちゃんと悩みがあったら言って欲しい」と言われたとき、私はそのときストレスに感じていたことを伝えようとしてみましたが、上手くできませんでした。

身の回りで起きたことに対し、自分が「どう感じたか」を言葉にすることができなかったのです。

そして、悩みを言ってみる訓練を始めました。

しかし、それは簡単ではありません。「寂しい」「悲しい」なんて、口にすることすらいけないものだと思い込んでいたのです。

「思い込みがあった」ことを認識するのに時間がかかりました。しかし、思い込みに気づき、言葉にしてみると、少しずつ使える語彙が増え、伝わりやすくなってきました。

ストレスは溜め込まない

これまでの私は、色々自分の中で溜め込む癖がありました。今でも情報はまず溜めていくところから始めるタイプです。

しかし、マイナスのことに関しては、溜め込まない方がいいな、と思いました。

それを感じたのは、「言葉にしてみる」ことができて、「話しただけ」なのに大分気持ちが楽になることに気づいたことがまず大きいです。「話す」だけで、気持ちが変わるなんて思ってもみなかったので、最初に感じたときはかなり驚きました。

また、もう1つの要因も大きな影響を与えました。社会人になって数年経つと、私の知人が何人か人間関係等のストレスが原因で体調を崩したとの話を聞いたことから、危機意識が芽生えました。

直感的には「このままではヤバい」と感じていたのでしょう。そのため、色々と考えるようにもなってきました。

これまで、「弱みを見せることは恥」との価値観を知らぬ間に持っていましたが、その価値観から、溜め込んで、体調を崩してしまったら元も子もありません。

弱みを見せていいし、発散は都度していってよかったのです。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲