社会人生活1〜5年目を振り返る〜苦しみから始まり、学び続ける大切さを知っていく〜

2020年が始まったタイミングではありますが、正月休みを利用して、これまでの振り返りをする中で、今年以降のあり方を見つめ直したいと思います。

社会人の振り返りをすると、いつも1年目の苦しみを最初の思い出しますが、できるだけ自分を客観視して振り返ってみます。

社会人1年目

「デッドライン仕事術」(吉越浩一郎著)の教え

この本に最初に出会ったことが私にとって衝撃的かつ印象的でした。

この本は、当時の上司の上司にあたる人が、色々な人に「この本のある書評が良かった」ことを言い回ったことで、それが私の耳にも入ったことから知ったものでした。

とはいえ、今考えれば、その上司は、新人である私に間接的にメッセージを伝えていたのではなかったか、とさえ感じています。

実際、社会人になりたての人がこの本を読んでみると、なかなか難しいものがあります。しかし、何回も読み、その中でも業務をこなしていくうちに、本が何を言いたいのかが少しずつ分かってきました。

仕事の基礎を身につけるために、いわゆる仕事術の本は色々と読みましたが、この本の教えが一番印象に残っています。

ひたすら怒られ続ける

とはいえ、1年目は、辛く苦しい期間でした。最初の数ヶ月こそ、何も知らない私を子供のように可愛がってくれた周りの人間も、数ヶ月経過すると、できないことに目が付くようで、相当怒られました。

あまりに毎日怒られていたので、当時の程度が今となっては分からないのですが、ストレスを感じていました。

指摘されていることは正しいことではありますが、人間は弱いことを日々感じていました。意志の力も日々弱まっていきました。

働く苦しさ

社会人1年目ができることなぞ、どうしても限られます。

それは当然です。日本の場合、何も知らない状態から社会人生活が始まるので、余計に「できない」ところからスタートです。

毎日のように、単調な業務をし続け、何のためにしているのかも分からないときもしばしばありました。

1年目の12月に、金曜までの労働を終え、帰宅するなりベッドに着き、翌日起きたのが夕方の5時ということがありました。

それまでも似たようなことがありました。全くもって、典型的な漫画で描かれる「お父さん」のような生活をしていました。

しかし、この状態になってはじめて、「自分疲れているんだな」ということに気がつくほど、感覚が麻痺していました。

社会人2年目

2年目は、1年目と比して、慣れによる余裕も出てきました。

当時の自分にとってはチャレンジングに感じていたのですが、今から振り返ると、自分のレベルに丁度良い課題が与えられ、日々こなしていました。

1つだけ、業務をやりたくなかったことがあり、強く印象に残っています。上司の上司から言われたことですが、やる必要性を感じず、ベソをかいていました。

その時は、斜めの上司の方に励まされつつ、何とかタスクをこなしたのですが、強い違和感を持ちながらやりました。

しかし、なぜその時、私が全然やる気がなかったのか、当時の私には分かりませんでした。

それは単純で、それをやることに「ワクワク」しないからでした。私のセンサーは間違っていないのです。今から振り返れば、「自分の気持ちに正直になれ」というメッセージを感じたのは、この2年目のタイミングからだったと思います。

社会人3年目

3年目になり部署が変わりました。

単純に、これまでやってきたことが通じない部分が増えたので、苦戦しました。自分の中では「もっとクリエイティブな仕事をしたい」という想いがありながら、実態としては、基礎練をずっと続けているような状態でした。

この年は、もちろん楽しいこともありましたが、全体的に見れば、辛抱の年だったと思います。

「たとえ小さい仕事でも、それをやり切ることで、何か見えてくる」ということをひたすら信じて取り組んでいました。

社会人4年目

この年は、飛躍の年になりました。

これまでの人生でも、たくさんの人に支えられてきましたが、このときの上司の上司にあたる人物は、人生の師の1人と思える方でした。

年齢だけいえば、30歳くらい離れていると思いますが、相当教えてくれました。もちろん、厳しい場面も相当ありましたが、愛情を持って接していただいたと捉えています。

仕事のシビアな側面を教えていただきつつ、自信なく振る舞っていた私に、自信を付けるタネを与えてくださったと思います。お陰で、以前に比べてはるかに堂々と発言することが出来るようになりました。

社会人5年目

この年は、「自分で考えて仕事をする」年だったと思います。

やれることは色々とありますが、その中で自分は「何をして、何で貢献するのか」の選択を多く迫られたところでした。全てできたら凄い人なのかもしれませんが、マルチタスクはできないのです。

これまでは、「やる」が前提になっていたことが多かったのですが、「やる」か「やらないか」の選択をできる状態になる場面も多く、積極的に自分から手を挙げることが必要になりました。

その分、頭を悩ませる部分も多かったのですが、お陰で、優先順位付けについてかなり学びました。

「これをやる」と決めることは、「これはやらない」と決めることに繋がります。「やらない」ことを決めることは簡単に見えますが、案外できないものです。

もちろんまだまだ優先順位付けについては勉強中ですが、「選択」について考えられたのは貴重な経験です。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲