人間は社会的動物だから、「人と会う」ことは大事であるとされています。
しかし、人と会うと、それなりに時間を食いますし、効率面だけ考えると、それが無駄に思えることも正直ありました。
そんな中、先日の飲み会で、「人と会う」ことの大切さを知ることができました。
飲み会をしたとき思ったこと
先日、旧友と会って、4時間弱飲み会をしました。
旧友なので、緊張感などはなく、会話もたわいのないことしかしていません。
その意味で、「生産性」「効率」のみを考えると、コスパの悪い会になります。
また、純粋にお酒を摂取しているので、食べ過ぎてしまいますし、寝る時間も遅くなります。
しかし、その翌日、朝は頭が少しぼんやりしていた時間が長めではありましたが、それ以上にメリットを感じました。
寂しさ・虚しさを感じることがなくなったのです。
仕事上の会話だけではダメ
この経験を通して、一番感じたことは、
「仕事上でのやり取りの他に、リラックスした中でのコミュニケーションが非常に大切であった」
ということです。
私は、毎日、何らかの連絡はとっています。そして、純粋な会話量だけを測定すれば、それなりの会話を交わしてきているはずです。
それなのに、突如として寂しさを感じることがしばしばありました。そう「感じる」のもおそらくサイクルがあると思いますが、まだ自分で把握できていません。
その度に、「人と会話はしてるのになあ…」と不思議な気持ちになったのでした。
これまでも、親友と呼べる友人や、パートナーの方と話すことは、機会があればしてきました。しかし、こうした会話をしていくことは、相当時間を使います。あまりにそれをし続けていると、無駄な時間にも思えてきます。
しかし、それは社会的な生活を営む人間にとって必要なものであり、効率化できない部分であることを知れました。
リラックスの場を設けること
長めの食事会を1度しただけなのに、相当な威力を感じたので、リラックスについても、もっと自分を観察した方がいいことに気づきました。
ここでは、「リラックス」という観点から、人数について考えてみます。
2人は案外楽しい
「2人」というのはハードルが高いです。そして、特にしばらく会っていない旧友だったりすると、果たして会話が弾むのか疑念が浮かんだりもします。
しかし、やってみると案外何とかなるものです。
冒頭に述べた「2人で4時間弱の飲み会」のときも、正直私は4時間も持たないと思っていたので、2時間くらいで締める想定で、一応バッファーを入れて4時間半を見積もって事前に想定していました。
やってみると、案外、話題に困ることはなかったのです。
2人のハードルが高いと考えていたのですが、案外楽しいものなんだなあ、と見直しました。時間の深さも出るので、大切にしていこうと認識を改めました。
3〜4人がいい
3〜4人で会うのが一番気楽だと感じています。
2人だと、「話す」か「聞く」の動作が必要になり、聞く間でも次の「話す」のモーションを考えないといけません。相手によりますが、気を遣う相手であれば、それを続けるハードルは高く感じてしまいます。
その点、3〜4人であれば、話なければ話せば良いし、話したくなければ話さないで全く問題がないのです。
私自身、面白い話であれば、人の話を聞くのが基本的に好きな人間です。アウトプットより先にインプットから始めるタイプなので、聞き手側でいることも多いのです。
話したいときに話し、聞きたいときに聞ける人数で、一番バランスが良いと感じています。
5〜6人
5〜6人の場合は、メンバーによるところも大きいです。
私がいつも思うのは、この人数だと、コミットしなくても確実に会話が続くので、「サボる」ことができるというところです。
話を聞いていない場面があっても支障はないですし、スマホで別のことをやっている人が出てくる可能性もグッと上がると感じています。
7人以上
7人以上のときの振る舞いは、結構困ります。
結局、人数のキャパシティを超えているので、2ー2ー3とか3-4とかのグループに分かれてしまうように感じています。
飲み会のときだと、間にいたりすると、「どちらのグループの話に入っていればいいか」でいつも悩ましくなります。それを考えるのさえ面倒臭いですし、「自分がいなくてもいいのでは?」と思うと、一気に楽しさもなくなります。