15ヶ月ガントチャート(15 Months Gantt Chart)下書きのポイント〜逆算手帳2020を実用的に利用するために〜

逆算手帳において、15ヶ月ガントチャートのページは鬼門であるとしばしば言われます。

実際、逆算手帳1年目は、「なんとか完成させた」という思いが強く、作成に手間取りました。

ガントチャート作成に慣れていなく、作成しているときに面倒に感じるのであれば、無理して作らなくてもいいのでは、というのが私見です。

ただ、メリットがあるからシートがある訳なので、作ってみて感じるメリットについても述べていきます。

使えなくてもいい

まず最初に元も子もないことを述べますが、個人的にはガントチャートを使うのは難しいので、無理をして使わなくていいと思います。

特に、「ガントチャートって何?」という方にとっては、本当に無理をするものではないと思っています。

ガントチャートは、建築現場で張ってある工程表などが代表的でしょうか。仕事でガントチャートを使われるのであれば何ら問題ないと思いますが、別に使わなくとも、それなりには既に目標・計画立ては完了しているように思います。

これまで書いてきた中で、特に「年間目標シート」をしっかり書けば、「ここから1年先までに何をしたいか」は一定程度明確化してくる訳です。

これを書くためのサポートはメールなどでも教えてくれますが、逆算手帳は作るよりも活用する期間の方が長いので、あくまで無理のない範囲だと感じています。

実際、私は1年目、一応作りましたが、全然活かせたとはいえない状態でした。

実際の行動に結びつけるガントチャート

前置きを述べたところで、ガントチャートの魅力について、ここから言及していきます。

年間目標シートに書いてあることや、目標達成のための中間的な目標(マイルストーン)で書いてあることは、まだ現実の行動に落とし込めているとは言えません。

それを行動に落とし込んでいくのが、ガントチャートの役割だと捉えています。

助走期間を作る

ガントチャートを作ろうとすると、現実に即して、そこから目標に到達するための道筋を考えることができます。

例えば、ボディメイクや健康に関する目標として、「ジムに週2回ペースで5ヶ月通う」という中間的な目標を立てるとします。

彼は、夏に彼女と海に行くことを計画しているため、「そこでいい格好を見せたい」というのが最終目標とします。

ただし、この目標を立てた本人は、まだジムに行ったこともなければ、運動習慣すら全くありません。

その場合には、まず助走期間を立てる必要があります。ジムに週2で行くのはすぐにはできないので、その前に、

・毎日5000歩歩く

・ジムに登録する

・ジムで運動してみる

などの具体的な行動が先立つ訳です。それらをした上で、2月から5ヶ月の習慣化ができれば、この中間的な目標が叶う可能性が高くなります。

ガントチャートを作ることで、助走期間を作る頭を持つことができます。

見通しを可視化する

ガントチャートを作成していくと、見通しが可視化されます。

図解の形式で作成していくので、「いつ何をやろうと考えているのか」が分かります。

頭の中で、「こうやってこうなるからこう」と練ることはあるかもしれませんが、それを書き下すことはあまりしません。書き下したとしても、それで満足で、見返さないものがほとんどです。

しかし、見開き1ページに行動予定をまとめることで、見通しが明確に見え、中長期的な視点での「次何しよう」という不安が軽減されます。

実行予定のタスクの横の関係の確認をする

年間目標は最大6つ考えることができます。6つ書くのは書き過ぎだとは思うのですが、目標は複数練ることが重要なので、複数の目標を立てることになります。

複数の目標を立てて、ガントチャートに行動を想定して一回書いてみると分かるのですが、将来のことについては人間は楽観的に考えるように作られているので、完成すると、かなり楽観的な予定表になっています。

5個ある目標それぞれについて、5個の新しい行動を同じ月に開始はできません。しかし、横を見ないと、そんなことが頻繁に発生するのです。

そこで一覧で俯瞰しながら、横の関係を見ていくことで、無理のない計画に近づいてきます。

ただ、少し悲しいかもしれませんが、それでも見積もりは甘いです。しかし、その誤差を縮めることができます。

その段階からは、経験する中で正確さが増してくるものと感じています。

習慣化目標は要注意

習慣化目標を立て、実行していくときには留意する事項もあります。

習慣化目標は1つずつ増やしていくことと共に、習慣化目標にも限界があるということです。

もちろん、ある程度までは習慣化する行動は増やせますが、人間に与えられた時間は平等で、1日24時間であることは変わりません。

そのため、特に、継続的な行動を必要とする場合には、「何をするか」と共に「何を辞めるか」という視点も持っていないと計画が破綻する点には留意が必要です。

また、習慣化をしたと思っても、思ったより継続してからでないと、次の習慣化目標に入らない方がいいように感じています。

個人の感覚としては、習慣化したと感じたところから1週間くらい待たないと、次の習慣を入れたときに、前の習慣をこなす心理的ハードルが上がってしまい、元も子もなくなることがあるので、ここも注意が必要です。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

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