Apple Watchは、健康維持のためのログとしての機能を多く備えています。
機能自体は色々あるのですが、使っていく中で気がついた3つの発見を紹介します。
「アクティビティ」アプリのスタンド機能
Apple Watchには、「アクティビティ」というアプリが入っていまして、
「ムーブ」(=消費カロリー)
「エクササイズ」(=運動等の活動時間)
「スタンド」(=立っている時間)
をカウントしてくれます。
その中で、案外便利なのが、この「スタンド」という機能です。これは、1時間に数分立っていれば、「スタンド1時間」とカウントしてくれるものです。
この「スタンド」のポイントとしては、起動するタイミングはよく分からないのですが、2時間程度続けて作業をしていたりすると、突然手首に振動を与えてきて、起立を促してくれるのです。
正直、この機能は最初「うっとうしいな」と思っていました。折角集中しているのに、横から話しかけられたような気になるのです。
しかし、しばらく使っていると気づきます。「スタンド」の基準はよく分からないのですが、集中が少し途切れていたり、疲れていたりすると、振動を与えてくるのです。
血圧が下がり気味だったりすると振動するのかもしれませんが、不思議なことに、集中して作業をしているときや、打ち合わせで議論が精力的に出来ているときは、振動はなく、そのまま「スタンド」のカウントはされないのです。
実際、手首に振動が与えられた後、トイレに行くなどして少しうろついてみると、リフレッシュした感じがするのです。
「実は凄い機能なんだなあ」と感心しました。
FitPortの活用
よく「1日1万歩歩きましょう」と言われますが、私は、「1日500cal消費」を目安として活動しています。
そのカウントは、「アクティビティ」のアプリを使ってします。お陰で、「歩くことを意識しないとすぐ運動不足になる」ことが分かりました。
実際、本当に意識しないと、私の場合は、1日あたり6000〜7000歩・250cal程度の消費分くらいに平気でなります。
ただ、改善して欲しい点があって、「今どのくらい歩いているのか」という経過がパッと分からないところがあります。
その経過を可視化してくれるのに役立つのが、FitPortというアプリです。
これは、360円の有料アプリではあるのですが、Apple Watch上に今の歩数を示してくれるのです(右下に表示させています)。
一番フロントの画面に表示することで、1日あたり500calを消費するために、今時点でどのくらいまで達成しているかが一目で分かるようになります。これをふとしたときにチラ見することで、ペースが分かるので、徒歩目標については、はるかに達成しやすくなりました。
また、歩数とカロリー消費の関係も分かります。例えば、1日500calを消費したい場合には、1日13,000歩歩くと消費されることが分かるので、13,000歩で設定すればいいのです。
また、「その日」のあらゆるデータも一覧としてみることができます。履歴は見れないのではありますが、一覧画面も、「ヘルスケア」より見やすい画面になっています。
乗馬は運動だと知った
先日モンゴルに旅行に行ったのですが、乗馬をする時間が2時間程度ありました。
乗る前は、乗馬といえば、ただ馬に乗っているだけなので、電車や車に乗っているのと同じでは、と思っていました。
しかし、それはしっかり「運動」だったことが分かりました。
実際乗馬を始め、少し時間が経つと、Apple Watchの「ワークアウト」アプリが自動で起動しました。
その際、「エリプティカル」というモードになりました。「エリプティカル」は、ジムにある機械の1つで、クロスカントリースキーのような体の動きをするワークアウトです。
足の部分は回転させて、腕の部分では前後して運動する機械です。足の回転が、楕円(ellipse)形なので、「エリプティカル」だそうです。
乗馬の動きとは違うような気もしますが、とにかく運動でした。
2時間くらい乗馬すると、「アクティビティ」の「ムーブ」が700cal消費程度の推移をしたので、相当な運動なようです。
ちなみに、その日、私は、「ムーブ」が1,418calに達し、Apple Watchを使ってきた中での最高値を叩き出しました。
重い物を運ぶことが多いのもあるとは思いますが、乗馬も立派な有酸素運動だったのです。実際、乗っているときには気がつかないのですが、馬から降りると、足腰に急に重みを感じたのです。
遊牧民の方々を見ると、特に足腰が立派だなあ、と思っていたのですが、そうなるのもうなづけました。
Apple Watchを使うことで、このように色々考えさせてくれるキッカケにもなります。
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