逆算手帳は「夢実現ツール」として有用ではありますが、作成に時間がかかることを念頭に置いておくことが大切です。
12月に駆け込むことは可能ではありますが、実際に12月から準備をすると、「逆算手帳」に1日の大半を費やすことが必要になってきます。
翌年からスタートを切るには、「準備」が重要です。その準備についての記事になります。
なお、逆算手帳については、9月中下旬を目処に翌年版から発売になり、店舗では、東急ハンズで発売しています。
【参考:逆算手帳HP】
まずは下書きから
逆算手帳は、「下書き必須」の手帳と言われています。
例えば、「ライフビジョンシート」では、「自分の人生を通じて達成していきたいこと」を見開き1ページで網羅的に書く必要があります。
見開き1ページに書くということは「まとめ」としての要素も強いです。しかも、実際に作成した後、「見返す」ことを前提にします。
そのため、後から追記して見にくくならないように、アイデア出しをした後で、収束していく作業をした結果が、「ライフビジョンシート」のアウトプットであることが必要です。
「発散」と「収束」は分離する
下書きは必須であるといっても、逆算手帳で記載するのが必要なページは結構あります。
そこで重要なのが、下書きと清書の過程を分離することです。
下書き段階は、「発散」の段階です。思いつくままに、頭に浮かんだことをドンドン書いていきます。分かりやすいのが、「やりたいことリスト(Wish list)」で、100個のやりたいことを書くため、とりあえず思いついた順に書いていきます。
しかし、そこで書いた「やりたいこと」は重複があったり、後から思い出したことではあるものの、自分の中の重要性が実は高かったりするものが存在したりします。
そのため、「清書」をやる段階で、整理・収束する作業が必要になってきます。
人間の頭は、「発散」と「収束」の作業を同時に出来る器用さは持ち合わせていません。その2つは分離させることが大切です。
スケジュール感
翌年の逆算手帳を作成するスケジュール感としては、「発散」過程と「収束」過程を分離することを考慮すれば、
「当年10月までに全て下書きをし、11月から全て清書すること」
で、年内に余裕を持って間に合わせることができます。
特に、「やりたいことリスト(My Wish List)」と、「ライフビジョン」のシートはどうしても時間がかかるので、スタートダッシュを早めに切ることがポイントになってきます。
やりたいことリストについては、やりたいことを100個書きますが、社会人生活を送っていると、「やりたいこと」を考えない習慣がつくケースが多いので、「思い付かない」ということが発生します。
また、ライフビジョンについては、「見返す」ことを重視するため、ビジュアル面の配慮も必要となり、必然的に時間を必要とします。
12月から試行する
これは、手帳一般でいえることですが、「1月から手帳を使い始める」ことは難しいと思っています。
それは、元旦は、多くの方が「休んでいる日」なので、そのタイミングで「エンジンを入れる」ことは難しいからです。
新年は、テレビを見ている人も多いですし、「新年会」に出席が必要にもなります。そういう中でエンジンをかけるためには、相当なエネルギーを消費します。
「スタートダッシュ」を切るという状態にするには、12月から運用を始めることが大事だと感じています。
逆算手帳の関連記事は他にもたくさん!もう1記事いかがですか?
↓記事はこちらです↓