「年間目標シート」の活かし方と工夫〜逆算手帳をフル活用するための振り返りの会・2019年9月分①〜

逆算手帳は、一見フォーマットで決められているようでいて、実際に使ってみると、自由度の高い手帳です。

その中の1つのページである「年間目標シート」は、使い方に苦慮していました。しかし、このページは自由度の高いページです。

自分の使いたいように使えばいいのです。その鍵は、「マイルストーン(中間的な目標)」の捉え方にありました。

年間目標シートとは

「年間目標シート」とは、この1年間で特に重点的に達成したい、最大6個の目標について、達成するために、目標を明記し、大まかな進捗まで管理できるように設計されているシートのことです。

【参考】

このシートは、下記の4要素で構成されています。

ゴール・・・最終的な目標のこと。1年以上かけて達成するような中長期な目標を記載

ワクワクイメージ・・・「ゴール」を達成したときに感じることを想像して書くもの

マイルストーン・・・中間的な目標として、「ゴール」に辿り着くためのポイントを書くもの

アチーブメント・・・「マイルストーン」の中で達成した事項を書き、進捗管理に活用するもの

が存在します。

この中で、シートの右側にある、「ゴール」と「ワクワクイメージ」については、抽象的なので、あまり変わることはありません。

(もちろん、周りの環境変化等で変わるときはあります)

しかし、シートの左側の「マイルストーン」と「アチーブメント」のところが有効活用できていないと実感していました。

マイルストーンが有効活用できなかった訳①

そもそも、マイルストーンを記載する際のポイントとして、「結果目標」と「行動目標」の両方を書くという点があります。

結果目標とは、分かりやすい結果で、例えば、「テストで90点取る」とかそういうものです。しかし、いわゆる「成長カーブ」というものが、放物線状に描かれているように、結果は行動の積み重ねが正確に反映されるものではありません。行動を積み重ね続けると、急にブレイクポイントに当たるので、努力量が結果に必ずしも直結しないという特徴があります。

他方、行動目標の方は、行動すれば達成するため、すぐに達成できます。目標に向けた行動を促すのに最適です。しかし、行動をすれば結果が出る訳ではないので、あくまで目標に向けた第一歩を踏むところにその主眼があります。

その「結果」と「行動」の関係が曲者です。行動目標はすぐ達成できますが、結果に結びついてはいません。他方で、結果目標は、結果に結びついていますが、「行動すれば達成する」というものではありません。

両者は全く異なる指標なのです。だから、上手く管理しないと、進捗は、「一気に進む」と「止まる」を繰り返すことになってしまうのです。

マイルストーンが有効活用できなかった訳②

そういったそもそもの進捗管理の難しさはあるのですが、なぜ「マイルストーン」のところが有効活用できていなかったのでしょうか。

それは、「マイルストーン」は変わっていくものであるという点の考慮が足りなかったからです。

1年の始めに「ゴール」と「マイルストーン」を決めると思いますが、そこで決めた「マイルストーン」をたどれば、「ゴール」にたどり着くのでしょうか。

私は、否定的な見方をしてします。

確かに、本を10冊書いている人が、11冊目を書くときに作るマイルストーン、例えば、●日までに1万字、▲日までに2万字とかは、精緻なものになっていると思います。

しかし、逆算手帳に書く「ゴール」のうちほとんどのものは、「達成したことがない」から書いてあるものになります。

そして、かつて達成したことのない「ゴール」を目指す場合、最初の「マイルストーン」で正解を導き出すのはあまりに困難です。

実際、行動目標は簡単すぎて、結果目標が難しすぎることが多くなってしまいます。だからこそ、マイルストーンのところは、一度書いたら固定ではなく、流動的な目標になってきます。

「ゴール」は見よう

では、「年間目標シート」のページは意味がないのでしょうか。

当然、そんなことはありません。「ゴール」「ワクワクイメージ」を見ておくことはとても大切です。

これは人間共通だと思われますが、人間は、自分が思っている以上に、記憶力が良くないものです。一度「〇〇したい」とか、「〇〇みたい」になりたいと思っていても、3日も経つと、記憶が薄れていってしまいます。

たとえ、印象に残っていることであったとしても、しばらく使っていないと、「記憶にはあるが、頭から引っ張ってこないと出てこない」状態になります。

だからこそ、毎日「ゴール」を見ることは大事で、それを見るだけでも大きな効果を発揮します。

マイルストーンは都度変わる

最初に決めたマイルストーンは、時間が経ち、自分がゴールに近づくと、「これは間違っていた」と分かります。

だからこそ、「マイルストーンは都度変わっていい」のです。

この「年間逆算シート」については、「ゴール」「ワクワクイメージ」については、しっかり練った方が良いのですが、「マイルストーン」は適当でも問題ないのです。

積み重ねを重視する

ここまでから、私の場合、「マイルストーンの進捗管理」はあまり向いていません。それよりかは、「日常で毎日タスクを積み重ねる」方が自分に向いています。

そのためにはどうすればいいのでしょうか。私は、目標の管理については、「マンスリーガントチャート」を活用することに着目しています。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲