逆算手帳の意義を8ヶ月運用して改めて見直してみる〜逆算手帳をフル活用するための振り返りの会(2019年7月分)で得た学びから〜

逆算手帳は、「今、ここ」に集中するためのツール

逆算手帳は、最初にやりたいことリスト100を書き、人生におけるビジョンを書き、その後は、10年後、1年後、と徐々に絞りながら人生計画を立てることで作成する手帳です。

これに加え、手帳を日々見返したり記入する中で、書いた目標を潜在意識に染み込ませるとともに、目標に向けた進捗管理もできるようになっています。

上記に書いた諸々の作業は如何せん時間がかかります。「そんな時間があるんだったら目の前のやることに取り組んだ方が時間を無駄にしないのでは?」という考えが浮かぶのは分からなくないです。

しかし、これをすることで何がいいのかといえば、「今ここ」に集中できる、という点があります。

例えば、沖縄旅行に9月に行きたい人がいるとします。沖縄に行くこと自体は初めてで、楽しみでしっかり準備したいと仮定します。

そうなったときには、

・誰と行くか

・どの場所を巡るか

・持ち物は何が必要か

・いくらかかるか

・どこに泊まるか

・何を食べるか

など色々な要素を考える必要があります。こうして列挙した後で、

1月…飛行機の予約

2月…行く場所の決定

3月…宿の決定

といつまでに何をやるかを決めて行きます。

ここで難しいのは、その人には「沖縄旅行以外にもやることがある」ということです。そのため、沖縄旅行でいつまでに何をやるかを認識しつつ、仕事などもこなしていく必要がある訳です。

こうした色々な「中長期的な観点から見たやりたいこと」を整理するのが逆算手帳の重要な効果です。

その結果として、「今何をやるか」に集中できるのです。

長期の視野に立つときは手書きがいい

逆算手帳で書くことは、正直、デジタルツールをうまく活用すれば、全て大体可能だと思います。

そして、個人的には、短期〜中期の時間・進捗管理については、手帳よりデジタルツールを活用した方がやりやすいと思っています。

しかし、中長期の視野に立ったときは、この薄い逆算手帳が役に立ちます。見返しやすいですし、写真などを貼っていると、書いたときの気持ちをほんのり思い出します。

この「見返しやすい」が大切です。デジタルツールの弱点は、中長期の視野で、コンスタントに「見直す」ツールとしてはイマイチではないか、と思うところです。

何のために「逆算手帳」を使うのか

結局、ツールを用いるときに大切なのは、「何のために使うのか」と言う視点です。

実際、逆算手帳に向き・不向きはあると思います。

ストレングスファインダーに言う、「適応性」持ちの人には少し向いていないかもしれないな、とは思います。

「適応性」は文字通り適応する資質なので、「のらりくらりと生きる」ことができるし、むしろそちらの方が幸福度数が高いそうです。

私の場合は、マルチタスクは全くと言っていいほどできません。シングルタスクでどんどん前に進む方が向いています。

しかし、現実は悲しいことに色々なタスクが降りかかってきます。だからこそ、整理して、中長期的視野に立ってやった方がいいことに、しっかりと時間を投資したいと思っており、そのツールとして使っています。

感情を吐露すること

最近強く思うのは、「人間は想像以上に感情の生き物だ」ということです。

「論理と感情」と言われますが、論理で考えてはいても、最終的に行動に移すかどうかは「よし、やるか」と自分で思えるかどうかであるかというところからも、人間は感情の生き物だということが言えると思います。

また、これは恥ずかしながら最近気付いたのですが、私は結構ワガママで図々しいので、その日の気分でやる気・モチベーションとかも結構変わります。

ここから言えるのは、どう考えても、「やりたい」と心から思えることをやった方がいい、ということです。

しかし、仕事をしている中で、人間は仮面を被ります。もちろん、仮面は誰しも多少なりあるのですが、仮面があまりに分厚くなりすぎると、自分を見失ってしまうのです。

逆算手帳で、「やりたい」ことを整理する取り組みは、こうした感情を呼び起こしてくれる効果もあると感じています。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲