本来、「冷え」の問題は冬特有の問題でした。
しかし、冷房が今や当たり前のように使われるようになると、そもそも身体の冷えに対する意識が低い夏の方がかえって「冷え」の問題を起こしやすい場面があるかもしれないな、と思っています。
最近、夏の冷えで身体の調子が悪かったので、その気づきを記事化しました。
夏のはじまりは急に気温が高くなる
梅雨の時期は雨続きで、気温だけを見ると過ごしやすい温度になっています。
長袖でも半袖でも違和感はないような気温だと思います。
しかし、梅雨が明けたときは、すぐに太陽が照りわたり、気温が一気に上昇します。
20度前後から35度くらいまであがる訳です。
寒さに対しては意識はしますが、暑さに対しては意識しにくいので、なかなか身体がついていきません。
そのため、身体がついていくまでの期間は注意して過ごす必要があります。
お腹が冷え切ってしまった
単に気温が急に上がるのみであれば、半袖で過ごすとか、うちわで扇ぐとかの対応をすればいいのですが、外の温度が高いときほど冷えのトラップに注意です。
特に、冷房と飲み物には注意が必要です。だからこそ、半袖で過ごすなどのシンプルな方策が必ずしも使える訳ではないのです。
屋内の冷房トラップ
まず第一に、冷房による冷えのトラップが至るところに存在します。
本末転倒では、と私は感じてしまうのですが、冷房が寒すぎるから長袖を持っていく人も少なくないように見受けられます。
職場が典型的かもしれませんが、今回注目するのはカフェです。
カフェの冷房温度は決められていないのでしょうか、極端に寒いところが所々にあるかな、と認識しています。
先日、店内が冷房で冷えきったカフェに行ってしまい、滞在時間は1時間ほどでしたが、冷えで体調を崩してしまいまいました。
あまりに寒過ぎたら早々に出てしまうべきでした。
なお、冷房の位置も大切です。冷房の近くには行かないよう意識しています。実際に体調を崩してしまうので、慎重に判断しておきたいところです。
冷たい飲み物のトラップ
冷房トラップだけでなく、冷たい飲み物のトラップも大きいです。
お店の飲み物は冷たいものがほとんどですし、コンビニとかで買う飲み物も、ほとんどがキンキンに冷えてしまっています。
もちろん、暑いときに冷やす必要は理解しつつも、あまりに冷たい飲み物を1日中飲んでいると、お腹に冷えが来るなどのリスクがあり、体調不良に繋がりかねません。
対応策
こうした「冷え」のトラップに囲まれている中で、我々はどう対処すればいいのでしょうか。
こういうときこそ、原則に立ち返ることが大切です。私が意識しているのは下記の3つです。
環境にこだわる
まずは、環境に拘ることです。
私の場合、職場は冷房は適度に効いている程度なので大丈夫です。
カフェに行くのが好きなので、少なくとも週数回はカフェに行きますが、そのときには、冷房直下にいないことに気を配っています。
また、私の場合、夏に半袖を着ることもあるのですが、長袖か7分丈のものとして、捲って過ごすことも多いです。
冷房が効いているところで、肌の露出を避け、なるべく冷気を直接浴びないようにすることが大切かな、と感じています。
お風呂で暖まる
これまで私は夏場はほとんどシャワーで過ごしていたのですが、冷えの問題対処のためのお風呂の大切さを見直してきています。
室内でいる時間が長い場合、例え外は炎天下だとしても、身体は冷えきってしまいます。
1日中身体が寒い状態はバランスが悪いので、身体を意図的に暖めるのです。
これは毎日やるのは面倒ですが、週1でやる程度であれば、思ったより苦ではありません。
お風呂に入るとリラックス効果もあります。
睡眠時間の確保
これも基本ではありますが、外で暑くなり、中で寒くなりを繰り返す生活は、身体に大きな負担となっています。
気づきにくいのですが、それだけで身体は疲れているのです。
思ったより疲れているからこそ、睡眠時間の確保が最大の回復策になります。
今後の課題
夏の体調管理については、まだまだ課題があります。
現在抱えている課題は大きく2点です。
睡眠の深さ
睡眠時間は確保しつつですが、睡眠の深さの確保は課題です。
冷房との関係がまだ掴みきれていません。冷房をつけるとよく寝られますが、冷えのリスクがあります。
他方で、冷房を付けないとシンプルに暑く、夜に目が覚めてしまいます。
冷房をつける時間と温度で自分に合うものが見つかればいいのですが、寝る前の環境にもよるので、変数が多く難しさを感じるところです。
冷たい飲み物問題の対処法が難しい
飲み物の冷たさから来る冷えの問題への対処が思ったより難しいです。
基本的には、お店には冷たいものを扱っているのがほとんどです。
確かに、常温の水をコンビニで取り扱っている店はあるのですが、わざわざ買おうという気になれません。
厳密に考えれば対策は取れうるのですが、面倒さも上がってしまうので、当面は、キンキンに冷たいものはなるべく口にしない、くらいに緩やかに考えようと思います。
編集後記
夏は、ベッドに寝込むほどではないにせよ、しんどさを感じることが毎年しばしばありました。
毎年体調を崩していた訳ですが、倒れた訳ではないので、ついつい蔑ろにしてしまいます。
しかし、こういうちょっとした体調不良も原因があるはずなので、パフォーマンスの平準化のためにも、自分を観察することの大切さを知りました。
ライフハック関連記事は他にもたくさん!もう1記事いかがですか?
↓記事はこちら↓