今回は、英語を話すことに対するアプローチに関する記事になります。
母国語についても、割と考えて話す方の私にとっては、speakingが簡単には思えません。
しかし、気を張り過ぎているのも良くありません。どう考えていくのが良いのでしょうか。
母国語でも難しいテスト
そもそも、スピーキングということ自体が母国語でも難しいことは認識しておく必要があります。
例えば、「大学の入寮を促進するため、入寮者に授業料の20%減をすることについてどう考えるか?」という質問が出たとします。
その時に、15秒で考え、45秒で自分が納得できる答えを導き出せるでしょうか。
「質問による。できる時とできない時がある。」というのが正直な回答ではないでしょうか。
だからこそ、スピーキングのテストはそもそも難しいのです。
スピーキングに対して苦手意識があると特に、この事実を認識するだけでもかなり気楽になります。
構成案
考える時間が少ないことから考えて、回答もそこまでしっかりとしたものは作れません。
作る文章の構成は、下記6ブロックに分かれる型などを取ると決めることで、出力のブレが生じにくくなります。
逆に言えば、この程度話せればいい、と安心できることが大切です。緻密な論理は構築できないのです。
自分の意見を表明
これは基本ですが、自分の意見を述べることから始めます。
ここは補足事項もありません。
理由①・理由①の補足・具体化
理由は2つ考え、順に述べていきます。
まず、理由の1つ目の総論として、抽象的な言葉を使いつつ述べていきます。
その上で、もう1文追加し、具体的な言葉を用いつつ述べていきます。
理由②・理由②の補足・具体化
理由②についても、理由①と同様の運用をしていきます。
意見の再表明
最後に意見を再表明します。しかし、これはマストではありません。
時間の調整弁として、時間が余れば、最初の言葉から多少言い換えを挟みつつ入れていくというスタンスで問題ないものです。
speakingに重視される「流暢さ」
writingと異なり、speakingは話すことから、書くこととは別の指標が大切になってくることを理解することが必要です。
これこそが、「流暢さ」です。
ただし、ここで言う「流暢さ」は本来の言葉の意味からレベルを下げて理解します。
つまり、
・「うーん」などはあまり使わず、途切れずに読むこと
・言い直しはせず、間違えても堂々としたスタンスでいること。
といったことにも気を配ることが大切です。
反復練習
結局何事もそうではありますが、難しいとされていることを成し遂げていくためには、基礎を繰り返すことが大切です。
何度も同じ問題に取り組むことで、だんだん言えるようになっていきます。
最初は取り組み続けた問題へのアプローチ力のみ上がると思われますが、真剣に考えていくうちに、次第にレベルが上がっているのです。
レベルが上がっているときの実感を感じにくいのが難しいところではありますが、振り返ったときには山を結構登っていたりするのです。
編集後記
英語を話すことに対して、妙なプレッシャーを感じることがあります。
それで黙ってしまうのですが、とりあえず何か言えば前に進みます。
前に進む意欲こそが必要なのです。
英語の関連記事は他にもたくさん!もう1記事いかがですか?
↓記事はこちらです↓