長時間話しても疲れない身体になるための第一歩〜声の訓練は身体の訓練〜

「話す」ことは、コミュニケーションを取る上で、身につける必要のあるスキルです。

私は、論理的に話すことについては、私の関心が非常に高かった時期もあったので、それなりに学んできました。しかし、残念なことに、論理で全ては通じません。

キレイな声であるだけで、説得力を持つことを私は強く感じています。私は福山雅治さんの声が好きなのですが、もちろん話の展開などの部分もあるのですが、彼の話には「納得させられてしまう」ような感覚を抱きます。

それは凄いなと思う一方で、自分の資質から見れば、私は、話が上手くなり、説得力を付けることが私の強みと親和性があり、成長への早道になります。

今回、話の展開などは別個として、声の出し方に焦点を当てています。

それでは詳しくみていきましょう!!

問題意識:話すことが非常に疲れる

社会人になってから、大学生で多少してきたとはいえ、これまで学生時代ではしてこなかったことを体験することがはるかに増えました。それは、「話す」ということです。話す機会が非常に増えました。

社会人生活を送っていくにつれ、「説明の機会」「質疑応答」の2つの時間が増えています。

そして、私は、これらを実施した後、異常なまでに疲れていました。特に、打ち合わせ後の疲労感は強く、1〜2時間程度の打ち合わせであっても、実施した後はヘトヘトになっています。

具体的に述べていきます。

説明の機会

説明は、その後色々な角度から来る質問を見越してしていく必要があります。ここは、学生時代と大きな違いがあり、「しっかり聞いてくれない場合もままある」点が違います。

学生時代は、学業が本分なので、発表とかしても、少なくとも先生(教授)は聞いてくれていますし、他の生徒も話を聞いてくれはします。

しかし、社会人以降の説明は、「注視して聞かなくても分かる」レベルで説明をする必要があります。そこが違いであり、結構説明中も考えながら実施する必要があります。

プレゼンなどとは書きましたが、普段でも「コミュニケーション」という名のもとで、説明する機会は多く設けられています。あまり個人的に好きな表現ではないのですが、「報・連・相」という仕事の基本と言われることをするとなれば、「説明」の機会が圧倒的に増えることになります。

質疑応答

「話す」という観点から社会人としてもコミュニケーションをみると、他人の質問・コメントを聞き、その内容を踏まえ、的確な回答を返すことが必要になります。

また、逆の観点からいえば、相手の話を聞き、その内容を踏まえ、建設的な質問・コメントをすることが必要です。

私は、特に、打ち合わせの場で質疑応答のやりとりをした後、非常に疲れます。私の話量が多いほど疲労感が強く、その後しばらくは、メールを見るなどの簡易作業しかできなくなるほどに疲れます。

しかし、「ここまで疲れるのはなんかおかしいな」と最近気づくようになってきました。また、そもそも少し話すだけで異様に水を飲みたくなるのもおかしな話です。

このままだと、作業効率が非常に悪くなってしまいます。そろそろ「腹式呼吸」を体得しないといけない局面に達してきたということかな、とうっすらと考えてきました。

身体を動かす

声を長く出しても疲れない身体になりたい、と願っていた私ですが、実は、声の問題は、声の出し方を変えることだけが大切なのではありません。

声は身体から出すものである以上、「身体の使い方を知る」という観点が大切になってきます。

そもそも、現代での一般的な生活は、思った以上に身体を動かしていません。

分かりやすく言えば徒歩の指標ですが、見聞きした情報では、現代でも狩猟生活で生活する民族は、1日1万1〜4千歩歩くそうですが、現代人は、1日あたり6〜7千歩くらいであるそうです(「一流の頭脳」(アンダース・ハンセン著)、291−292頁)。

さらに、SNS時代の到来もあり、「声を出す機会」も少なくなってきているという現状もあります。

そのため、「身体を動かす」ことが声を出すためにも大切です。自分の日常生活を振り返ると、例えば、このような動きは日常生活ではなかなかしないです。

腕を肩より上にあげる

普通の状態が腕は肩より下にある状態ではあるのですが、腕を垂直方向に上げることを一日何回しているでしょうか。

私は、ほとんどしていません。私がするのは、PCで文字を打ち込みすぎて手が疲れたときに、腕を上げ、手首を動かす動作をするくらいです。

肩甲骨を寄せる

肩甲骨を広げた状態で過ごしている時間は圧倒的に長いですが、肩甲骨を寄せる時間はほとんどありません。

猫背の人は、ずっと肩甲骨が広がった状態ですし、スマホを見たり、文字を書いたりしているときは多くの場合は、肩甲骨は広がっています。

そう考えてみると、私は、非常に偏った身体の使い方をして、日々生活していることに気づかされます。

何事も「バランス」が大事

結局、身体の動かし方から言っても、「バランス」が大切だ、ということが言えます。しかし、私は、自分の身体の動きに無自覚であったため、バランスに欠けた身体の動かし方をしていました。

要すれば、腕を肩より上に上げる時間や肩甲骨を寄せる時間を意図的に取ることで、バランス良く身体を使う状態を作ることが、良い声を出すためにも大切です。

似た話として、これはスポーツにおける身体の動かし方という話ですが、数年前、現在は芸能人として活躍されている武井壮さんが、「身体を思う通りに動かす能力が大事だ」という持論の下で、小学校高学年からまずは腕を肩と並行に上げるところから、身体の動きを把握するための取り組みを始めたとのことです。

下記の記事に詳細がまとめてありましたが、このように、身体を使うことは想像以上に大切であったことを知り、現在、動かしてみているところです。

日本語と英語の違い

私は、現在英語の発音を学んでいるのですが、英語の発音学習をするために、声を出すと、少しやるだけで非常に疲れます。

これこそが、日本語と英語の大きな違いで、英語は、「腹式呼吸」を前提として実施されるものです。

私は、これまでの人生では、胸式呼吸をし、喉だけで話していました。そのため、非常に疲れやすく、声も通らなく感じていました。実際に、英語の発音も、胸式が向いていないので、非常に疲れました。

問題は、英語とは違い、日本語は、胸式呼吸で、喉だけでも話せるということです。日本語は非常に省力した言語で、口も全然空けずに会話できます。

そのため、私は、しっかり身体を使わずに発音しており、苦戦しました。実際、腹式呼吸を導入してみると、話すのが疲れなくなり、何より、自分の声が非常に大きくなったように感じました。

ポイントは、口を大きく空けて発音することと、お腹から声を出すことです。文字にするとシンプルになるのですが、日本人の発する発音は思ったよりも喉から声が出ており、口が全然空いていません。

「あ」のときは、指2本が口に入る程度が目安であるようですが、どうでしょうか。私は1本くらいの幅で「あ」を普段発音していました。

「イメージ」の大切さ

「イメージ」というと、バカバカしいと思う人もそれなりにいると思います。

しかし、人間の脳は、自分が思っているよりもシンプルで、分かりやすいものです。悪くいえば、「アホ」と認識できるかもしれません。

声も、「この人に届けたい」と思って声を出すだけで魅力が上がります。私の場合は福山正治さんの声ですが、「この人のような声を出したい」と思って声を出すだけでもいい声に近づきます。

一見、アホらしい話に思えるのですが、やってみると実際に変化を感じるので不思議なものです。これこそ、「百聞は一見に如かず」ということです。

参考図書

今回、声の勉強を天河(宮川)晴代さんの下で実施しております。現在、身体・声出しのデイリータスクをこなしているところです。

(サイトはこちら)

具体的なエクササイズは、下記の本に全て記載してあります。

編集後記

当然ながら全く勉強してこなかった「声」ですが、キレイな通る声を出すべく、練習を進めていこうと思います。

近年、「必要は発明の母」という言葉を身に染みて感じており、色々体験する中で、必要性を感じ、挑戦できてくるんだな、と思っています。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲