「自我」資質の特徴・長所は?強みを発揮するための活用法【ストレングスファインダー】〜「自我」5位の観点から〜

「自我」資質は影響力系資質であることもあり、他人に影響を与える資質であり、パワーの強い資質の1つです。

しかし、エネルギーが強い分、良くない方向に進んでしまうと、弊害も出てくるという資質でもあります。

他の資質も同様ではありますが、こと「自我」や影響力系の多くの資質は、ボリュームを調整しつつ、上手く使うことが必要です。

私自身、自我は5位には位置しているものの、それでも結構強く働いているな、と思います。

そして、「慎重さ」も似た感じですが、「自我」と日本語で言ったときに、あまりいい印象がないと思います。

しかし、その表現には事実誤認を含んでいます。「慎重さ」が「ビビりで何もできない奴」では決してないように、「自我」は「自己中で何も言うこと聞かない奴」では断じてありません。

勘違いされやすい資質の1つなので、そこについても、詳しく述べていければと思います。

「自我」というよりも、「Significance」と元の英語の方がニュアンスが分かるかもしれません。

それでは、そんな「自我」について詳しく述べていきましょう!!

「自我」の強大なパワー

先にも少し記載しましたが、改めて「自我」資質は、強大なパワーが眠っています。

それは、「大義あることをやり遂げたい」ということに強い欲求を持つのが、この「自我」資質だからです。

例えば、ジム・クリフトンという人は、この「自我」資質が1位の人でしたが、退役軍人にも能力を遺憾なく発揮できるように、と言う想いが端緒となり、「ストレングスファインダー」とツールを産み出しました。

実際、ストレングスファインダーは、人間の全ては言い当てられないにせよ、自己理解を大きく促進させるツールであり、自分らしさから得意を磨く方向性を教えてくれるツールでもあります。

また、対人関係でも威力を発揮し、「資質が違うとここまで考え方が違う」ということを認識することを通じて、相互理解を促進してくれるツールでもあります。

もちろん、それぞれの人間について完璧に分析している訳ではないにせよ、相当程度言い当てることができるというのは真だと思います。

また、これは推測の域を出ませんが、MAC、iPhoneなど情報革命に寄与したスティーブ・ジョブズも、「信念」「自己確信」あたりも絡んでいるのかもしれませんが、おそらく「自我」は強かったと考えられます。

私は、「自我」資質を活かし、やり遂げた人に憧れの念を抱くのですが、それこそ自分が「自我」を持っているからなのかもしれません。

これらの例からも、「自我」を発揮する場所をどこに置くか、というのは大切なポイントです。

他方で、人々に多くの影響を与え、考え方を大きく変えるような「大義あること」に出会わない場合もあります。

そうなると、資質の「強み」が上手く使いこなせておらず、もったいないことになってしまう可能性もあります。

「自我」は独立心が強い

「自我」は独立心が強い、というのが特徴の1つです。

「これは自分がやる(やり切る)」と思ったものに対しては、とことん喰らいつきます。

「自我」資質を発揮するには「裁量権」を与えられることが必要です。チームでやる場合には、リーダーシップを取った方が上手く立ち振舞えるタイプです。

だからこそ、「自分がやる」と決めたことに対しては、邪魔をしないで欲しいと強く思います。後述もしますが、意見・コメントをいただくのは全く構いませんし、そうしたことを必要としています。

しかし、全く建設的でない主張をしてくる場合、及び、「自分がやる」と決めたことに対し、主導権を握るようなことをしてきた場合には、程度によりますが、激しく憤りを覚えます。

憤りを覚えるのはあまりいいことではないですが、好意的に解釈すれば、それだけエネルギーがあるということでもあります。

だからこそ、「裁量」なく仕事をさせられることは、「自我」資質が低い人に比べて、相当しんどいです。

今はないですが、社会人1年目のときは、良く怒られていたことに加え、コピー取り、電話受け、新聞切り取り、日程調整など、誰でもできることの代表格を多くさせられていたため、「自我」資質が低い人よりも、精神的なダメージは大きかったと思います。

独立心が強いことからも、「どこで自我を発揮し、どこで自我を緩めるか」というところは「自我」を使いこなすポイントになります。

あらゆる事象に自我を発揮すると、自分がしんどくなってしまいます。

「自我」と承認欲求

「自我」資質持ちは、資質の順位が下位の人に比べ、承認欲求が人より強いことは認識しなくてはいけません。

承認欲求は誰にでもあるのですが、その欲求が自分の中で占める割合が、他の人の割合よりも大きいのです。

ただし、承認欲求の働き方は人によって異なり、かなり広い人もいれば、一部という人もいる。

広い場合には、「世界を変え、世界に影響力を与えたい」と考えることもあります。

私の場合は、一部の方で、その範囲は広くありません。

私が、「話を聞いて欲しい」と思う相手に対して、承認を貰うことが私にとっては大切です。

ただ、範囲が狭いからこそ、その相手方に承認を貰えないと非常にダメージも大きいので、「自我」資質とは丁重に付き合っていく必要があります。

「自我」を発揮するための環境の重要性

これまで述べてきたように、「自我」は強大なパワーがあるからこそ、そのコントロールこそが大切です。

そのコントロールのためには、環境整備が大切になってきます。

対人関係について

色々調べていくと、どうも「存在を否定せずありのままで受け入れてくれる存在」が必要であるようです。

その存在は、家族である必要は必ずしもなく、友達やカウンセラーでもいいのですが、少なくとも私はそれを実感しています。

その存在はそれぞれの文脈がありますが、その部分で存在を肯定されると、それが原動力になります。

とにかく、「自我」資質を持っている方の傾向は、「否定」には弱いです。だからこそ、身の周りには「受け入れてくれる」存在が必要です。

「自我」を発揮している案件へのフィードバック

ポジティブなフィードバックはありがたく受け取りますが、ポイントは、ネガティブなフィードバックです。

ネガティブなフィードバックで、存在を否定されているように感じると、とても弱いです。

だからこそ、一般的には、「自我」持ちにネガティブなフィードバックをする際には、丁寧にフィードバックすることが必要です。特に信頼を置いている人からのフィードバックは、優しさで包まれていて欲しいです。

ただし、ここは私の場合は他の資質とも絡んでくるので、かなりややこしく働いています。

ポジティブなフィードバックでも、本気のものは嬉しいですが、「慎重さ」が働くので、額面どおりに受け取りにくいです。また、「収集心」「個別化」が観察者として働くので、お世辞を言っているのは割と見抜きます。

そして、ネガティブなフィードバックでも、寛容な部分があります。これは「指令性」の働きだと思いますが、打ち合わせの場など、その場での建設的な意見は歓迎します。

自分が建設的な意見だと判断すれば素直に受け取ります。しかし、これは「自我」「指令性」など色々働きますが、会議の場で言うことが全く問題ない事項を、後からチクっと指摘してくるパターンには私は弱いです。

質問系や細かいコメントは全く構わないのですが、骨組みとなるような大事なコメントであれば、打ち合わせでみんながいる場で言って欲しいと強く思いますし、一瞬苛立ちを覚えてしまいます。

イライラするということは、それに感情が触れているので、弱いということです。

このように、私の場合はより複雑なのですが、心に触れるという問題もあるので、フィードバックのあり方はまだまだ考察していく必要があります。

「自我」の目覚め

自我は、日本人は世界の中でも割と出やすい資質となっています。

私の場合は、それが「自我」資質の目覚めのきっかけになっているのですが、幼少期の教育課程が与える影響が大きいと個人的には考えています。

私は、学生時代、条件付きの承認、つまり、「成績良ければ褒めてもらえる」という想いを強く抱いていました。もちろん、当時の学校の先生や親の目からすれば、無条件の愛だったのかもしれませんが、受け取り手の私には、それを実感できませんでした。

私の目からは、良い成績を貰ったときの嬉しそうな顔は、他のときの顔と違うように映りました。そうであるからこそ、承認欲求を満たせなかった高校時代は、ふて腐ってしまったのですが、こうしたことがきっかけとなり、「自我」資質が強みとして上位に出ることがしばしばあるようですし、私の場合は正にそれがきっかけです。

私の場合、歪みが生み出した資質であるからこそ、コンプレックスと裏腹です。

なので、強力なパワーがあるが、扱いをうまくしないとデメリットのみを享受するリスクもあるので、丁重に付き合っていきたい資質です。

編集後記

ようやく「自我」資質に少し冷静な目で向き合うことができるようにはなってきましたが、他の上位資質に比べ、こちらはまだまだ開発途上です。

少しずつ「自我」を発揮していきつつ、うまくボリューム・コントロールできればと思います。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲