「個別化」資質の特徴・長所は?強みを発揮するための活用法【ストレングスファインダー】~「個別化」3位の観点から~

「個別化」はストレングスファインダーが出た当時は何を言っているのか良く分からない資質ですが、実は良く使っていた旨を指摘されてからというもの、基盤的に使っている資質であることを自覚してきました。

「個別化」は、あまり良くない印象を持たれることは少ないと思います。

他方で、少し深く考えてみると、よく分からなくなりそうな資質でもあります。

今回は、そんな「個別化」について、3位で強みの上位に出ている者の観点から詳しく述べていきます。

「個別化」とは何か

そもそも「個別化」とはどんな資質でしょうか。分かるようで分かりにくいので定義づけてみます。

「個別化」とは、1人1人の「違い」に強い興味を抱き、相手の言動を見聞きしその「違い」を認識した上で、対応を臨機応変にしていく中で、相手を活かしていこうとする傾向のことを指す、と私の中では理解しています。

そもそも、「ストレングスファインダー」というツールを用いて主張したいことは、「人はそれぞれ強みが違うから、自分も相手もその強みを理解して、強みを有効活用していこう」ということなのですが、「個別化」はその考えを前提レベルで認識しています。

そのため、私は、ストレングスファインダーを知っていくにつれ、「このツールが今まで自分が思っていたことを相当程度言語化してくれている!」という感覚を抱いています。

ストレングスファインダーにおいて、TOP5が全く一致する確率は約3,300万分の1であったり、34資質の一致となると天文学的数字ということらしいのですが、これも、「まあ、そうだろうな」と感じながら、見聞きしているような感覚です。

「個別化」持ちは、「違い」への興味が高いので、それぞれの個人の「強み」「弱み」の認識度合も高くなり、それぞれの人にあった役割をアレンジすることが得意であることが多いと思われます。少なくとも、私の感覚では、「誰だからどういう対応をする」というように、「誰だから」ということが念頭にはあります。

先の文で、意図的に「役割をアレンジ」という文を使ったのですが、「個別化」に少し似ているようにも見える資質として「アレンジ」があります。「アレンジ」は物or/and人に対して機能が働きますが、対人関係にのみ働く場合には、あまり違いがないようにも見えます。

しかし、「アレンジ」資質とは、複数の事象を同時並行に動かすことが得意な傾向のある資質のことです。そのため、「アレンジ」資質単体だと、お願いする相手の感情や行動についてはあまり考慮ません。他方で、「個別化」は、その人の普段の行動や感情の出し方などを見て、「この人ならこれを話していいだろう」などと判断します。

「個別化」は「観察眼」が鋭い

私の場合は、「収集心」もあることがありますが、一般的に「個別化」の方は、「観察眼」が鋭い傾向にあります。

ここで言うところの「観察眼が鋭い」は、結構「褒め言葉」として認知されているので補足が必要ですが、これは他人と比較した話ではありません。

例えば、長年の訓練をした個別化下位のカウンセラーの方は、観察眼を「個別化」以外で補っているので、一般人で「個別化」資質が高い人よりは観察眼が鋭いです。

つまり、「個別化」資質が上位にある方は、「人を相当見ている」ということは凡その共通点としていえ、そのため、人を観察するスキルは上達しやすいため、「観察眼が鋭い」という傾向として現れます。

「観察眼が鋭い」とだけいうと、抽象度が高いですが、「個別化」持ちは、他人が、考えていることや感じていることを感じ取る感度が高いです。

そのため、「●●さんは、××なところがあるから、△△するのがいいね」などという言葉が割とパッと出ます。

そして私自身、「この人はこういうところがある」ということをデフォルトとして考えながら人と接しています。

これこそ「みんな普通そう考えるんじゃないの…?」と思っていたレベルだったのですが、どうも違うようだということを最近知りました。

よく考えると、例えば、「日本人は外国人に比べてダメだ」という言説が(今でもなくなってはないと思いますが)少し前は色々なところで言われていました。それは調査結果を示せば提示できると思いますし、調査結果はそうなのかもしれませんが、「でも1人1人は別だし、そこまで「日本人だから」という考え方を持つ必要ないんじゃないの、と相当違和感を持っていました。

もっと卑近な例でいえば、私は学校教育には相当の違和感を持っていました。学生時代当時は、その「違和感」を言語化できず、ただ勉強しなくなったのですが、人によって関心分野が異なり、それに伴って理解度も変わってくることなどが考慮されていないことが私の中で拒否反応を起こしていたんだと思います。

他方で、私は学校はあまり好きではなかったですが、中学生時代には少人数制の塾に行っていて、そこでの勉強は好きでした。少人数制だったことから「私」という個を先生がしっかり見てくれた上で、話をしたり、時には指導されたりしたので、その「想い」を受け取れたからこそ、そこが良かったんだと思います。

「個別化」は「役職・属性」ではなく、「人」で見る

私にとって「個別化」は、人の見方といってもおおよそ等しいので、これまでの文でも少しずつ触れているのですが、「個別化」は「人」で見ます。

その面を仕事を含む「コミュニティ」という面で見た場合、私は、「役職・属性」などは一応の社会的地位として認識はしますが、接する上では意識せず、それぞれの「人」で見ています。

人には得意・苦手があり、「やりたいこと」「やりたくないこと」もあります。

そう考えると、例えば、上司への報告をするときは、「●●さんは、××なところがあるから、こういう報告の仕方をする」などと、対応は人によって変えることになります。

また、仕事をお願いする場面では、「この人は、この仕事ならお願いしてもやってくれそうだな」ということを見て、対応します。

ここは、行動の出方の部分なので、その意識が強すぎるとでデメリットにもなるので注意が必要です。

良い面もあれば悪い面もあるので、それこそ場面に応じた対応が重要になってきます。色々考えられますが、個別対応をしすぎると全体の生産性を落とすというのが代表的なデメリットだと思うので、そこあたりはバランスです。

「個別化」について、私自身の反省点でもありますが、「●●さんは、××なところがあるから」ということがあまりにも当たり前に見えた場合、私は説明を省きます。しかし、「●●さんは、××なところがあるから」というのは、他の人からとったら見えない場合もあるそうなのです。

頭の中はブラックボックスなので、それこそ考え方は十人十色だと思いますが、それにしても、ここまで違うのか、と驚きました。

それが驚きを伴いつつも認識できたことは大きな収穫であり、何より、実はそういったことが自分の「強み」であったことが分かりました。

編集後記

私は、この「個別化」という強みを重視しています。

私自身のストレングスファインダーの全34資質版を見ると、「個別化」以外の「人間関係構築力」は押しなべて下位にあるからです。

そのため、私が他の方に興味を持つ、一番のトリガーが個別化であり、実際、「ストレングスファインダー」を共通言語として話すと、「やっぱり人って違うんだな~」と何度も思いますし、その時間は非常に刺激的に感じます。

当然ながら下位資質は「自分からは遠い」資質なので、その説明は難しいかな、と感じていましたが、それが上位にある(と思われる)人の行動を見ていればいいので、下位資質の理解も深めていけそうな気がしました。

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