先日、高橋治療院に行き、脳をほぐしていただきました。
「疲労」についての認識の甘さを自覚する会でした。体験記として記載します。
疲労が「実は」溜まっていた
気づかないうちに、人間は疲労が蓄積しています。
今回施術を受けるとき、実は、「今回は疲れてない状態で行ってるからそんなに施術箇所もないかもしれないな」と思っていました。
しかし、身体に力が伝達するかチェックすると、全然力が入りません。先生の力にいとも簡単に押し負けてしまいます。
実際には、身体に力が入らないほどには疲労が蓄積されていることを認識させられました。
その上で、高橋先生に後頭部や腰の部分を触られると、しっかり痛いのです。
姿勢を意識したり、枕を少し位置が高いものに変えたりと少しづつ工夫をしていたところだったので、「自分は自分の疲労に鈍感だなあ」と強く感じさせられました。
「休憩」を挟むこと
私は「休む」ことが得意ではありません。
最近になってようやくタスク管理の概念を学び、「休憩を入れること」がどうも必要である、ということを認識しました。
今までは「疲れるまでやる」タイプでした。仕事やブログ作業も、集中したときに一気にやるタイプでした。
しかし、しっかり「休憩」することが、持続的な取り組みにおいては大切です。
特にPC作業を連続してやるときには、「疲れたな」と思いかけたら休憩を入れよう、という趣旨のことを先生から言われました。
これまでの私の経験上、「疲れた」と思ったときは既に大分疲れているので、意図的に休憩を挟む必要があります。
なので時間で仮決めしないとやるところまでやってしまいます。1時間あったらトイレ休憩を意図的に挟むとかで、「休憩を挟む」を導入してみます。
身体のシグナルを敏感に感じ取る
今回の経験で、私はまだまだ身体のシグナルがしっかり機能してこなかったことが分かりました。
健康を考えると、その機能を取り戻すことからまずは始めよう、ということになります。
人間は万能ではないのですが、しっかり「信号」を出してくれます。
それは直接の該当箇所ではないかもしれませんが、「身体が危ない」ことは形を変えつつも示してくれる訳です。
私はこれまで強い痛みになるまで認識できなかったと思いますが、私は鈍感な方なので、こうしたシグナルに敏感になっていこうと決意しました。
副交換神経を意識した生活
いつも不思議なのですが、施術を受けると、「副交換神経」を流してもらっている気がします。
高橋先生は、治療後に「施術後、1時間はせめてスマホ見ないでね」とおっしゃいます。私も2〜3回言われています。
実際、私は、次の予定のために、「乗り換え案内」だけはスマホで確認するのですが、それ以外は見ないで1時間半くらい過ごしました。
しかし、施術直後は、そもそもスマホを触る気すら起きないのです。施術後は、雑念が消えた気持ちになりながらも、日向ぼっこをしてぼーっとしたいと思うような心地良さがあります。
そういう心地良さがあるのが、副交感神経がしっかり出ている状態ということなのかな、と思いました。宿泊したときに銭湯に入っているときや、その後のゆったりした時間に近い感覚かもしれません。
そう思うと、実生活はほとんど交感神経を使い続けているということになってしまいます。結論は類似しますが、リラックスで、オフの時間も重視していきたいな、と思いました。
編集後記
学生時代、電車の中で本を読んでいた私は、うとうとしてよく本を電車の床に落としていました。
これは、「無理をしている合図」だったんだな、と今になれば分かります。
その他にも、私は色々と無理をしてやってきたシーンがありました。
私は、場面によっては頑張ることも必要だという考え方ではありますが、それでも、身体が出しているシグナルにはもっと敏感になろう、と思いました。
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