インプット効率化のための3つの極意〜インプット力養成講座(講師:樺沢紫苑先生)を経て〜

アウトプットに比して、インプットは、朝の電車をみれば新聞を読んでいたり、ネットニュースを見ていたりと、誰もがしていることです。

しかし、「ネットサーフィン」という言葉が一般的に使われている現在、「過剰なインプット」が問題になっています。指摘する人は多くはないとは思いますが、私を含め、ほとんどの人が「インプット過剰」に該当すると思います。

そうなると、インプットの時間を減らし、質を高める「効率化」が重要になってきます。効率化という観点では、どうインプットに向き合えばいいのでしょうか。

インプット効率化のための3つの極意

樺沢先生のセミナーで、インプットについての話を聞いた後、インプット習慣の改善に取り組み、気づいた点はこの3つに集約されます。

1.アウトプットを前提にしたインプットを行う

2.情報のアンテナを立てる

3.「人から教えてもらう」という最強のインプットを活用する

ここから詳しく紹介していきます。

1.アウトプットを前提にしたインプットを行う

人間の能力なので仕方ないですが、インプットを目的としたインプットは、本当にすぐ消えていきます。

それは、「ここ1週間で、ネットニュースで話題となっていたことを1分間書き出してみる」と分かります。

このタスクを実施したとき、私は4つ出したところで見事に手が止まりました。インプットのためのインプットは非効率だということを実感しました。

インプットを分析してみると、私は、LINEでやり取りした後などに、LINEニュースをダラダラみているな、と気づきました。LINEで連絡して来られる方もいるので、アプリ削除は出来ないですが、階層を深く入れることで対処しています。

1-1.目的を持つ

インプットをするとき、本でいえば、「なぜこれを読むのか」「これを読むことで自身にどう影響を与えるのか、を考えながら、アウトプットすることが大事であるとのことです。

情報を取るときには、予め目的を持ってとることが大切です。これは、インターネットですぐに情報を取れるようになった今、重要度がますます上がっており、スマホを見れば一瞬で情報を取れる今だからこそ特に意識しておくべき点です。

例えば、セミナーでいえば、「3点自分の行動を改める点を見つけよう」と思いながら聞くのと、「知人がオススメしたから行ってみよう」というのでは、インプット効率は大きく異なりますし、映画でいえば、「印象に残るシーンについて後でtwitterで速報しよう」と思っているのと、「先日のTVで見たし、まあ見てみるか」というのでは大きく異なります。

とはいえ、この「目的」も多すぎるといけないというのも重要な留意点だと考えています。実際、セミナーでいえば、全部メモを取り尽くしたものよりも、話を聞くのに集中し、ポイントのみ書いた方が学びという意味では覚えているように最近感じています。

1-2.鉄は熱いうちに打とう

インプットの際の注意点が、「すぐやる」ことです。つまり、「読みたい」と思った瞬間に本を読み、分からないと思った瞬間に調べることです。

モノでいえば、「これ欲しい」と思い、その興奮のまま使うというように、感情が動いていると頭に残りやすいので、そういう面でも大切です。

私もよくやってしまいますが、本をAmazonで買ったとき、来たらすぐに読み始めることは大切だと強く思います。

1週間も放置してしまうと、この本は積読になってしまい、半年経過すると「この本なんで買ったんだっけ…」となることがあるので、そんなもったいないことが起きないようにというのは気をつけています。

1-3.運動しながらテレビを見る

右から左に流れるようなインプットは、本当に効率が悪いです。現代においては、もはや意味がないというレベルといえるかもしれません。

例えば、TVをオンタイムで観ることは効率的なインプットとしてはあまり良いツールでなくなる可能性をあげます。特にオンタイムだと見たい番組はいいのですが、そのまま次の番組に行ってしまい、TV視聴が止まらなくなります。

そんな「だらだら視聴」は時間がもったいないです。今やTVerはありますが、私にはそこまでフィットしておらず、「ながら行動」が一番フィットしています。

具体的には、見たいTVのある時間帯にジムに行き、運動するのです。ランニングやサイクリングマシンのところには、TVが置いてあるところが多くなっていると思いますが、見たいTVに合わせてジムに行くと、ジムでの運動時間も増えて一石二鳥です。

TV視聴の集中力は高くないので、本当にTV好きな方には向きませんが、疲れたときに、「今面白い展開だからもう少し見たい」と思って頑張る効果があります。

2.情報のアンテナを立てる

情報収集を実際にする際のポイントが、「情報のアンテナを立てる」ことです。

噛み砕いた表現を使うと、「何の情報を集めたいか予め決め、キーワードを決めておく」ということになります。

ただでさえ情報が多すぎる現代において、あらゆる情報を網羅的に把握することは完全に不可能となりました。ノイズも多く、そのスタイルはかえってマイナスの部分の方が大きいでしょう。

そのため、アンテナを立て、それに引っかかる情報だけを集めることで、インプット量の制限を行いつつ、効率化を測っていきます。

2-1.グーグルアラートを使う

玉石混淆のネット情報から情報を取ろうとすると、情報の海に飲み込まれるときが往々にしてあります。

それを防ぐのが、キーワードを予め登録し、情報の収集をAIに任せる、グーグルアラートを使うという方法です。

グーグルに登録していると、このサイトにキーワードを登録し、配信時間・配信頻度を決めるだけで、届いたメールをみれば、自分にとって見ておく情報が分かります。

既にご存知の方も多いとは思いますが、私はこれまで知らずに生きてきたので、これを使って利便性を享受することができました。

また、欲しい情報についての感度も強まるので、これまでより「キーワード」の分野の情報速度が速くなりました。

3.「人から教えてもらう」という最強のインプットを活用する

本やネットを使って調べることが前提にはなりますが、学びの中で身につく度合いが一番高いのが、直接聞いて教えてもらうインプットです。

程よいプレッシャーがかかり、ノルアドレナリンがほどほどに放出されるほどいいということであれば、一番頭に残るインプットは1対1での対面でのやり取りになります。

学生時代とか私は使ってきませんでしたが、しっかり問題意識を持ってやれば、一番良い勉強対策は、家庭教師を雇うことだと今は思います。コミュニケーションがあまり得意でない場合でも、せめて少人数制にするのがいいな、と思っています。質疑応答などのやり取りがないと意味がないですが、質問を考え、していく中で分かる部分と分からない部分の境界線が分かるので、学びの効率が段違いです。

ストレングスファインダーを学び始めるとこの想いを強くしましたが、人は皆個性があり、それぞれ異なります。もちろん、人は「共通点」のある人には親近感を覚えますが、とはいえ、すべてが共通している人などいません。そうであるからこそ、あらゆるノウハウには「合う」「合わない」があり、この目をエラーをしつつ養っていくことが大切です。そして、その「合う」方法を見つける近道こそ、「人から直接教わる」にあります。

講義については、一番前で受けると良いという話ではありましたが、その効果は限定的だと思います。本当に何も知らないところから基本を教わるという意味で大人数の講義・セミナーは有用だと思いますが、そこから一歩出るのは大人数の限界だと思います。

対面のコミュニケーションの素晴らしさを強調しましたが、大きな留意点があり、人から教わるのは、お会いする際のレベルを引き上げることしかできない、という点があります。当たり前ですが、質問は分からないと認識しないとできないので、何も知らないと疑問も湧いてきません。

人から教えてもらう上で、詳細の部分で大切なポイントが3つあります。

3-1.継続的に会う

人間同士のやり取りなので、当然ながら、親しいほど深いやり取りをすることが容易になります。

もちろん、ご縁の世界ですので、すべての方に叶うものではありませんが、特に最初は、ちょくちょくお会いできるように尽力しています。

3-2.価値を提供する

これも意識してもなかなか難しいところではありますが、giveを意識し、価値をこちらから提供することが教わる上でも大切です。

実際には価値が提供できているかは測れませんが、「質問いただいたことは律儀に回答する」「相手の琴線に触れそうなことを言う」ことは意識的にやっています。

とはいえ、初対面や最初の方はこれは難しいですね。「継続的な関係」を構築する上では、自分からのgiveは意識したいところです。

セミナーは教わる側がお金を払っているから教わる側は教える側にgiveしているから成立しているのであり、対価がなければ、その分の情報提供がシビアに求められると、周囲の評価が高い人であればあるほど思います。

もちろん、「愛嬌で可愛がられる」というのもあるので、そこあたりは見極めも重要です。

3-3.教えてもらったことを実践している

これも、近年相当私が意識していますし、すべてはできていませんが、「アドバイスいただいたことは1つは実践してみる」ことにしています。

私のキャパの問題があり、すべて実践はできませんが、1つでも実践することで、自己成長の一歩を踏み出せますし、アドバイスする側も実行されると嬉しいです。

この上で、さらに質問をすれば、「こいつしっかり考えてるな」となり、教えていただける範囲が広がります。

編集後記

ネット時代になり、情報取得は、いつでも誰でもできるようになりました。

その時代であるからこそ、インプット時間は制限して効率よくやっていくことが大切です。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲