2019年の逆算手帳をしっかりと活用したいという思いから、月に1回、進捗報告会に参加しています。
振り返って自分の次の行動に変えていくことが大切で、こうした継続型・少人数の会の良さを初めて理解することができた会です。
講師のきむらあきらこさんのブログはこちら
逆算手帳活用のための5つのアドバイス
2019年3月の振り返りの会では色々な対話がありましたが、話をまとめていくと、運用のためのポイントが見えてきます。
今回は、5つのアドバイスということで紹介していきます。
1.完璧主義ではなく、頻繁に使うことが大切
2.標準的な逆算手帳の作成スケジュールについて
3.未知の分野に進むときのワンポイントアドバイス
4.タスク管理について
5.時間術について
それでは、1つずつ見ていきましょう!!
1.完璧主義ではなく、頻繁に使うことが大切
逆算手帳に限らずではありますが、手帳については、完璧主義にはならず運用していくことが本当に大切です。
この点は多くの方が指摘していることでもあるのですが、それでも、特にデザインが美しく見える形でブランディングされている逆算手帳の運用を考えると、このポイントは何度強調してもしたりないくらいの点です。
認定講師の方の手帳は当然ながら綺麗ではあるのですが、「利活用」ということを考えると、その水準で考えない方がいいということです。
私は、年間目標シートを一部書き換えたので、今回の会の発表の1つで紹介したのですが、まさかのこの汚い適当な直しが「これでもいいんだよ」という例としてお褒めいただきました。
人間は変化して成長していく生き物です。だからこそ、その過程を残しておくことが大切で、その過程を楽しむことが重要です。
具体的なポイントは5つです。
(1)デザインに凝り過ぎない
(2)いつも持ち歩く・開ける仕組みを作る
(3)よく使うページへアクセスできる仕組みを作る
(4)記録するページはペン1本で書けるページにする
(5)完璧主義対策
(4)にいう「記録するページ」とは、逆算ウィークリーやマンスリーページなど、それこそ毎日触れるようなページです。
私自身、一時期はスタンプも使用したりもしていましたが、そもそも筆箱に物を入れすぎているのが嫌なので、私は試行錯誤の末、フリクションの4色ボールペンのみで対応するようにしています。
(5)の例としては、写真で使わないページを埋めてしまう例の紹介がありました。
写真も面倒な私は「使わない」とページに書いて埋めてしまっています。
2.標準的な逆算手帳の作成スケジュールについて
2019年版の逆算手帳は、2018年11月に購入し、当初、独力でやろうとしました。
しかし、ハードルの高さを実感し、同年12月末に駆け込みでセミナーに参加して、2019年1月に力づくで仕上げました。
完成したことは素晴らしい点です。ただし、バタバタの中で作成したため、年間目標シートの作り込みが甘かったりしているところが運用の中で分かってきており、来年分は時間かけて作成していきたいところです。
(参考)年間目標シートについて
そんな折、来年の逆算手帳はどのくらいからどう始めていけばいいでしょうか。イメージが湧かず聞いてみました。
その結果、10月から1日5〜10分かけてwish listからスタートするとよい、とアドバイスを頂きました。1日あたり長くても15分以内に区切ることも大切とのことです。
(参考)wish listについて
その上で、wish listとライフビジョンについては、時間をかけて丁寧に仕上げるべきという話もいただきました。
(参考)ライフビジョンについて
ただし、ライフビジョンシートなどで活用する画像だけは1年間かけてじっくり取り組んでおり、dropboxに「画像箱」としてに溜めていくとよいとのことでした。
来年の逆算手帳を完成させること自体が今年の目標の1つなので、計画立てに大きく参考になり、頭が整理されてきました。
3.未知の分野に突き進むときには
逆算手帳で将来のことをイメージしていると、未知の分野で何も分からないことにもぶち当たります。
そうしたときにはどこから手をつければよいでしょうか。
まず、未知の分野に行くときは、何をしたらいいかすら分からないので、それが分かることは進展であることを知ることということでした。
つまり、セミナー行ったり、カウンセリングを受けるだけで良く、年間目標のマイルストーンは「セミナー行くで10点」とかでも問題ないくらいハードルを下げるということです。
(参考)年間目標シートについて(マイルストーンについても説明しています)
その上で、具体のプランニングについては、達成している人に聞くことが大切です。どれくらいかかるとか何をすればよいのかを聞くということです。
正直、「人に聞く」ということがあまり私は得意ではありませんでした。しかし人間は不思議なもので、本当にリスクを感じるときにはガンガン質問し確認しています。
そのパワーを少し先にも向けてみると、少しできるようになってきています。
この部分は私自身精進中の身ですが、慣れの部分が大きいことも分かってきたので、分からないことを明らかにするために、人に聞いたり、ノウハウがなければ本などを読んだりすることが自然にできるよう、これからも経験を積んでいきます。
4.タスク管理について
私なりに逆算ウィークリーを使っていて、悩んでいたことが、「タスク管理」でした。
(参考)逆算ウィークリーについて
逆算手帳自体、手書きを想定して作られているシートなので、当然、逆算ウィークリーも手書きを前提としています。
しかし、手書きだと、毎日や週2〜3回やるタスクをいちいち書くのは面倒なので、そこは書かなくなります。そうすると、その毎日タスクの実施漏れが生じたりします。
そこのところが少し違和感がありました。
あきらこさんは、繰り返しタスクや習慣化したいことについては、毎日書くのは面倒なので、そこはITツール(toodlodo、たすくまなど)の方が相性がいいとおっしゃっていました。
そして、全部ITツールに頼るのも一手ではあるとしつつ、繰り返しのITと、手書きで頭に入るという点も重視していることから、両刀使いを推奨されていました。
ITツールの学びについては、実はこれからなのですが、どのくらい使えばいいのかを悩んでいたところ、併用という考えもありだな、と発想できるようになりました。
逆算ウィークリーの話になったので関連して、逆算ウィークリーのシートが白いのが気になるという意見がグループセッションの中でありました。
確かに、「色の統一」という観点でみれば、黄色がかったカラーリングのところに、急に白いシートが出てこない方がデザイン的に美しいと思いました。
カラーリングなので技術的にはそこまで難しくないとも思うところではありますので、意見出しさせて頂きます。
5.時間術について
手帳管理という側面でいえば、時間管理も大切です。
SNSとの付き合いについて質問したのですが、その回答で、時間術の話になりました。
あきらこさんは、ポモドーロテクニックを活用して、25分で作業、5分休憩でサイクルを作って仕事・作業をされています。
そして、その5分の間のみでSNSを見ることとすれば、無駄にSNSを見ることはなくなるということでした。
同テクニックのコツは、25分やったら、途中でも5分休むこととのこと。そうすることで、例えば、午後はパフォーマンスが減少することなどが一定程度防止されるということでした。
ツールという面でいえば、「フォーカス・タイマー」というアプリを活用されているということでした。
休憩5分が長引きそうなので控えていたのですが、使用できるシーンは限られるにせよ、休日などはこの手法が活躍しうるな、と思ったところです。
人により合う、合わないがありますが、少しやってみようと思います。
編集後記
最近、継続型・少人数講座の魅力に虜になっています。
最初に、「逆算手帳は作った後がなんぼ」という話もありましたが、実際に参加して、進捗状況をお互いに確認し合うことの大切さを知りました。
これまで少人数講座の魅力を分かっていなかった私ですが、ポイントは「対話」にあります。
私は、ストレングスファインダーで人間関係構築力は低いので、他の方より無意識のコミュニケーションは苦手です。
しかし、そこを自覚して他の持っている強みで補って対人関係を構築するように考えると、楽な気持ちになり、色々と対話できるようになってきたところです。
逆算手帳については、私自身の変革に役立っているツールの最上位ランクの1つであることから、開発者のコボリジュンコさんにお会いすることを今年(2019年)の目標にしています。
少し前だったら「図々しいかなあ」とか変に遠慮してそんなことが言えなかったのですが、あきらこさんに機会があれば是非お願いしたい旨、依頼していました。
人との出会いはご縁ではありますので、実現するかは別途の問題ですが、wish listの1つの実現のための一歩を踏み出すことができた日でもありました。
逆算手帳関係の記事は他にもたくさん!もう1記事いかがですか?
https://akky3.com/archives/2392