「仕事が出来る人は、なぜ語彙力があるのか?」(講師:山口拓朗)-【動画視聴録】〜語彙を増やす重要性とは〜

語彙力。

語彙力を高めたい、とかそういう形でしばしば聞かれます。

しかし、語彙力の意味するところはどこまであるのでしょうか。

この言葉には思ったより深い意味が含まれているのです。

はじめに

こちらのコンテンツは、先日、「ムダゼロ・ミスゼロのための伝え方のキホン」(山口拓朗著)を読んだ際に、Amazonキャンペーンを開催していたため、それに応募した際に参加賞として付いてきたコンテンツです。

以前、山口さんが語彙力に関する本を出版された時に講演した内容になります。

ただ、このセミナーの際は、突発案件があったため、最後の方しかお話を聞けていませんでした。

語彙力について、一部は復習として理解を深めることができました。

「語彙力」とは何か

そもそも、タイトルにもなっている「語彙力」とは何でしょうか。

山口さんは、これを「言語活用力」と定義します。それはつまり、言葉を使いこなす能力のことです。

そもそも、語彙には「理解語彙」と「使用語彙」があります。理解語彙とは、文字通り言葉の意味が分かることであり、この語彙は言われて意味は分かるものの、自分が話したり書いたりするものとして、使用できるものではありません。かえって使用語彙については、その言葉の利用も視野に入れた語彙であるため、その数が理解語彙よりも少なくなります。

つまり、「使える語彙の数」が語彙力という訳です。

とはいえ、語彙力を磨くことは必要なのでしょうか。人間は言語を使う生き物なので、母国語を話す際に問題が起きていなければ必要ないように思えるのですが、語彙は実は人が表現する際の根幹を担っているのです。

語彙力を磨く3つのメリット

ここからは、語彙力を磨くメリットをまとめていきます。

私は、この話を聞いていくうちに、「語彙力って思っていたよりも大切なスキルなんだな」とこれまでの認識を改めるに至りました。

講演では10個の紹介がありましたが、ここでは3つに焦点を絞って紹介します。

①:人生を豊かに生きるための情報ネットワークを構築できる

語彙力のネットワークとは、如何に言葉と言葉を結び付けるかを考えていくことで身についていきます。

そして、具体的には、日本語で上位概念、下位概念、関連情報を如何に集めていくかが大切になってきます。例えば、下位概念をりんごとすれば、その上位概念が果物であり、その更に上位概念が食べ物とかそういう話です。

語彙を使いこなせる人はそれを上手く行き来します。また、下位概念の語彙を色々知っているため、伝わらない話でも、あれもこれもということで、最後は表現を伝えることができます。

言葉は情報です。情報がないと情報弱者として情報の海を漂流することになってきます。

②:感情・意思を自由にコントロールできる

語彙力には、感情と意識を繋ぐ力という別の側面も持っています。

言葉で自分の感情を見つめ、意識していくのです。そのため、語彙力がないと、感情を自分でセルフコントロールできず、心の悩みが自分自身では解決できなくなってしまうのです。

日記を書くなどといった自己洞察力を高めることも、こう語彙にも絡んでいるのか、と少し不思議な気持ちになりました。

③:言葉(情報)を作り、言葉を使って言葉を広げることができる

言葉は生まれ、使われる度合いが増すことによってその現象が「増える」という側面もあります。それは良くも悪くもあります。

例えば、「いじめ」という問題がありますが、これは、「いじめ」という言葉が認知されることで、件数が増えていきます。

だからこそ、できる人は言葉を作るという話もありました。この点はよく考えるとそうですが、悪い面しか考えていなかったので、これ自体は善悪関係なく増えるという説明が私には新しく映りました。

会話の大切さ

ワンポイントアドバイスとして、語彙力を実際に磨く場の1つとして、山口さんは「会話」を重要視されていました。ここで言う会話とは、家族や友達以外の会話です。

家族や友達以外といっているのは、家族や友達は、言葉を大きく端折っても、言葉の意味するところが何となく分かってしまうので、訓練としての意味合いが弱まるということです。

実際、色々な人と接していくことで、相手の知見が異なるので、感情や考えを理解し、自分の思いを伝えることは大いに訓練になります。

会話は、アウトプット兼インプットです。当たり前ですが、話すことはアウトプットで、聞くことはインプットになります。

アウトプットが身になるのはもちろんのこと、相手方がどのような言葉を使って表現するかに注目すれば、良いインプットにもなります。

会話が大切であるのは知っていたつもりではありますが、強調されていたのが印象的でした。

有益なインプットツールとしての「小説」

もちろん、インプットツールは新聞、雑誌、書籍など色々ありつつも、そのツールの中で、山口さんは小説に注目していました。

小説はまず登場人物が多いので、その把握が難しいこと。

そして、登場人物それぞれに感情があるので、その感情を理解していくことは、リアルの場での把握に非常に意味があるということでした。

私自身、小説は多少読んでおいた方がいいかな、くらいの認識でしたが、もう少し読むようにしてみよう、と思っています。

おわりに

話を聞いて、一番の発見は、「語彙力」は想像以上に色々なところに影響を及ぼしているというところでした。

語彙力自体は他の言語も同じですので、語学への興味も高まった会でした。

なお、この他、

・自問自答が大切

・日記を書くことで自己認識力を高めることが出来る

・言葉を使ってアンテナを張る

・5年後の未来プロフィールを書き、宣言する

といった話もあり、今後のアクションについても言及がありました。

語彙力という一言の重みを知りました。

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲

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