福島駅東口を出てすぐのところに、「餃子 照井」さんがあります。ビルとしては福島駅のビルと同一なので、本当に駅チカです。
今回、昼時に行きました。
お店の前に行き、店内に入ってみると、お客さんはいましたが、多少席が余ってはいるようで、並ばずに入れました。
東京だと昼時だと、並ぶ方が基本なので、嬉しいところです。
店内はカウンター席が5席くらいあり、テーブル席も5セットくらいあり、中華の店舗としてはテーブル席が多い中規模のお店でした。
お店の詳細、アクセスについて
料理が提供されるまで
メニュー表を見ると、餃子とラーメンとサイドメニューのみという非常にシンプルな構造でした。
他のメニューはないかな、と思ってラックのところを見てみると、日本酒と焼酎を取り扱っているようでした。
一般的な居酒屋にあるようなサワーとかハイボールとかはないようで、いきなり日本酒というところがびっくりはしましたが、「いいねー」と思うところでもありました。
今回、「照井の円盤餃子」(半皿)と「ご飯セット」を注文しました。
ただ、ご飯の量が見るからに多かったので、ご飯は小盛にしてもらい、計950円でした。
照井の円盤餃子
福島といえばの一つとして、「円盤餃子」も挙げられます。
しかし、私は食べたことはなかったので、ようやく食べられたことが良かったです。
よく目にする、いわゆる「円盤餃子」は、一皿(22個)なのですが、1人でそこまでは食べられないので、今回は半皿としました。
半皿なので、円盤餃子のイメージの黒い皿での提供とはなりませんでしたが、その片割れを拝むことができました。
円盤餃子はこの綺麗な円形を見ることも醍醐味の1つだと思うのでそこで半分満足しました。
そして食べてみます。
円盤餃子は、一般的な餃子よりも、皮のフワフワ感は失われますが、その代わりに皮にパリパリ感が増していました。
パリパリ感がありながらも、元の餃子の皮のフワフワ感も少し残っていて、新しい食感を生み出していました。
また、餃子の中身も、少しパリパリ感があります。結構ニンニクが効いた餃子で、食べたときからニンニクを感じますが、量が多すぎる訳ではなく、適度にニンニクがあり、私は好みの味でした。
おしんこ小
キュウリ、ダイコンなど、思ったよりも種類があったおしんこでした。
私はそもそも、おしんこ自体にお酢が強いものが多いためにあまり好きではないのですが、こちらは食べてみるとあまりお酢の感じがなく、スルッと食べることができました。
ご飯小
小盛りを注文しましたが、その小盛りはお茶わんでしっかり1杯分ありました。
小盛りの下があればそれを注文したいくらいの量はありました。
具だくさん味噌汁
餃子がメインであるとは知りつつ、いい意味での想定外で、これが嬉しかったです。
ご飯セットのところによく見ると「具だくさん」味噌汁とは書いてあるのですが、そこまで注文時には見ていなかったので、この具の多さに驚きました。
豆腐、キノコ、ごぼう、人参、イモ、豚肉などとにかく色々入っていました。もはや豚汁レベルの具だくさんで、食べ応えもかなりあり嬉しかったです。
味も美味しく、「お母さんの味」を感じました。まろやかで優しい味わいでした。
杏仁豆腐
ご飯セットにA〜Cがあり、温泉たまご、杏仁豆腐、サラダから選択できました。
今回は杏仁豆腐を注文しました。
杏仁豆腐は普通です。私はツルツルの杏仁よりもしっとりとした杏仁の方が好きなのですが、こちらはツルツルとしっとりの間くらいの味わいでした。
美味しかったですが、まだ上がありますね。
店員さんの対応
かなり丁寧できめ細かかったです。
最初のお水とおしぼりの提供も早いし、私がご飯セットをお願いした時も、ご飯の量の確認の質問をしてくれてありがたかったです。
また、食後少し経って、丁度水が欲しくなってきた頃に、「お水のお代わりいかがですか?」ということでお水をいただきました。丁寧かつタイミングがよかったです。
特に最後の支払いのところはかなり驚きで、「ありがとうございました」とお辞儀がかなり真っ直ぐしており、かつ謝罪レベルの角度だったのが印象に残りました。お辞儀の姿勢の美しさにかえって見惚れるレベルでした。
そして、会計の時には↓のようなものも貰いました。
これ何だ…と思っていたのですが、空けると、
チョコレートでした。そういえば2月14日ってバレンタインでしたね。
おわりに
中華系のお店は、結構昔の音楽がかかっていることが多いという印象を持っていたのですが、このお店のBGMの曲が結構新しかったのが印象的でした。
米津玄師、DA PUMP、乃木坂と、2018年紅白の曲のリレーをしているような曲の流れでした。
なお、このお店ではラーメンも扱っているようでした。しばらくは餃子で大満足でしたが、1人で夜入って日本酒飲みながら摘みながら時間を過ごすのもいいなぁ、とちらと思いました。
↑餃子のタレが出来ていて、自ら作らなくていいのは少し嬉しかったです。