逆算手帳作成までの道のり(2019年版)11:逆算ウィークリー〜ビジョン実現のために日々の行動をマネージする〜

純粋にいえば、「逆算ウィークリー」は逆算手帳の中には含まれておらず、別売の商品となっています。

しかし、逆算手帳本体では、マンスリーの管理まではできますが、ウィークリーの管理までは取り扱っていないため、このウィークリーシートについても、あった方が夢・ビジョン実現の可能性を上げるという意味で重要なツールの一つとなっています。

はじめに

逆算手帳では、dailyの管理はせず、一番細かい管理が、このウィークリーでの管理になります。

ただ、この管理ですが、バーチカル式での管理になります。正直、私自身は、このバーチカル式の管理が上手くいかなったこともあるので、苦手意識があるのですが、逆算手帳を使いこなし、手帳術での悩みもなくなることもビジョンの1つですので、使い方を徐々にマスターしていこうと思っています。

逆算ウィークリーとは

さて、ここから本論に入ろうと思いますが、そもそも、「逆算ウィークリー」は、逆算手帳の中ではどういう位置づけとして考えればよいのでしょうか。

「毎日の時間の使い方、行動を変えるためのツール」として考えることがよい、ということでした。つまり、これまで目的・目標を定めてきて、そこから実行も見据えた準備をしていく中で、このシートは、一番ミクロな時間単位で、実際の日々の暮らしをマネージメントするツールである、ということです。

これまでは、生涯、10年、1年と、中長期のスパンを多く考えてきましたが、ようやくここで細かく考えていくことになります。

バーチカル式の管理

シート自体は、↓のような形をしており、いわゆる「バーチカル式」といわれる時間管理法を取られます。

手帳でいえば、「じぶん手帳」なんかはバーチカル式を取られています。バーチカル式をやろうと思ったものの、細かくて面倒になってしまったことがあったのですが、恐らくその原因は、「手帳をほとんど使わなかった人」がいきなりバーチカル式に手を出したからだと思います。

そもそも月次のページに予定等も特段書く習慣すらない人が、いきなりバーチカル式は無理な話ですよね。

そんな訳で、もし「じぶん手帳」購入を考えている友人・知人が相談してきた場合を想定すると、時間管理意識が低い段階からいきなり活用しきるのは厳しいので、もっと記載欄の少ないものから検討した方がいいと思います、とお伝えします。

1週間の目標設定

さて、ここから、具体的なノウハウに移ります。早速、上段については、これはもはや逆算手帳ではお馴染みの欄ですが、ビジョンから逆算した1週間の目標を設定します。

「毎週目標決めるの面倒…」という方もいるとは思いますが、個人的には、最悪時間管理のところは、ざっくり1週間の予定を把握して動くようにするくらいでも問題ないので、ここの目標設定欄を含めた上段だけを書いておくだけでも、意識という面においては大きく変わってくると思います。

目標を週はじめに書くことで、自分で書いた文字なので、否が応でも意識して1週間を過ごしていくことになります。意識して1週間を過ごし、それを週末にできたこと、今後の教訓という形でフィードバックしていくだけでも、十分な成果が得られると思います。

私は、列挙型で書くようにしています。1週間というスパンなので、当然ながら多すぎると目標達成できません。2〜3個くらいが良さそうです。

習慣化項目設定

目標設定の項目の下には、進捗バーがあり、習慣化したい項目を書いて、その進捗を色で塗れるようになっています。

小学生とかの時に、読書とかマラソンとかで、読んだ分・走った分だけ色を塗っていって、トップの人は先生から褒められる、みたいなことをやったことを思い出しましたが、作業はそんなイメージです。

私が小学生の時には、いつもは目立たないのですが、そういう時だけ相当気合が入って、本の時は200冊近く読んでいた子がいましたが、そういうタイプには効果が大きいゲージだと思います。

個人的には、進捗はどれかで管理していればいいと思っています。私は日々進捗を確認し、色を塗ったりしていくことにそこまで喜びは感じず、モノによりますが、1ヶ月とかある程度の期間頑張った後にふと見返した時に、自分の励ましの糧になるという側面が大きいと思うので、1週間単位だと、あまり使いたくないな、と思うので、今のところ空欄で運用しています。

このシートあたりは、完全に好みや、「自分に合うか」ということで判断すべきところかな、と思います。

24時間の設計

ここまで終わったら中下段の「24時間の設計」を行います。

これは、毎日の予定を考え、実績を書き、見つめていくものです。

私がオススメされ、取り入れている方法は、毎日のバーの中間に線を引き、左側に「予定」、右側に「実績」として記載していくものです。これにより、予実比較ができ、フィードバックが容易になります。

そして、1週間の予定を組むときは、まず、週末にざっくりの1週間の予定を考え、「予定」のところを埋めていきます。そして、週が始まったら、毎朝、今日の予定を見つめ、少し詳細に追記して1日を過ごします。そして、1日の終わり(あるいは翌朝、プランニングと一緒のタイミングで)に見返し、実績を書きます。その上で、気になったことや気づきがあれば、右端の「メモ」欄に記載していきます。

この後の週末の作業を考えて、右端の「メモ欄」は思ったときに思ったことを書くのがいいと思います。

なお、最近気付いたのは、私は細かく予定を考え、詰め込みまくっていたのですが、もっとざっくりした記載でよかったということです。まず、純粋に詰め込み過ぎると、1〜2日は持ちますが、1週間は持たないという点があります。さらに、1週間持たないことから、後半になると予定の後ろ倒しが生じて取り戻すのが難しくなってきました。

そのため、予定は結構ざっくり記載し、パンクしない形がいいな、と思いました。結構月〜土曜で頑張って、日曜全部バッファーという方もいますが、私自身はそのやり方だと土曜までに終わらず、後ろ倒しになった上に、日曜はがっつり休んでしまいます。私は1日あたりの量はコントロールしつつ、確実にやる形の管理の方が向いているなあ、と考えています。

ここは、日々試行錯誤で自分との相性を考えていく感じかな、と思います。

振り返り(学び、改善点)

1週間が終わりに差し掛かってきたら、今週1週間の振り返りを実施します。作業は大きく3つで、「達成したことリストを書くこと」「教訓を書くこと」「改善案を書くこと」です。

まず、「達成したことリスト」は目標を定めて、それに向かって取り組んできたと思うので、1週間過ごす中でやったことを書いていきます。これは、客観的なファクトを見つめる中で冷静にプラスの評価を見つめていく作業になります。

次に、「教訓」を書きます。これは、マイナス面に限定するものではないですが、悪いことは改善し、良いことは伸ばすべきなので、改善点や伸ばすべき点を書いていきます。おそらく改善点の方が多くなると思うので、翌週のパフォーマンスを上げるために、足りないことを書いていきます。

そして最後に、右下の欄の「改善案」を書きます。マイナスなことはまずはゼロに、ゼロなことはプラスに、プラスのことは更にプラスにしていき、アウトプットの出力をあげ、目標の達成可能性を高めるためには、何をするのが良いのか、という仮説を書いていく欄です。

「改善案」に書いていることは仮説に過ぎませんが、これらを書き、フィードバックをし、翌週の過ごし方を少しづつ変えていくことで、ふと振り返った時に、大きく改善していることになります。

学びを活かす

「教訓」や「改善案」の欄は、毎週書くものではありますが、書いているものの中には、自分なりの人生の指針を設計していく上で大切なポイントが含まれていることがあります。

このような大切なことは、逆算手帳本体の「My wish list」の次の見開きにある、「Lesson List」にも記載するようにしましょう。

そのように手帳本体にも記載していくこと、そして、この手帳を見返していくことで、この気づきが次第に潜在意識に取り込まれ、いつの日か習慣化しているようになっています。

これが、「学びを活かす」という過程です。例えば、「禁句を決めること」を決めて、それを意識するというのが分かりやすい例かもしれません。私は、かつて「忙しい」という言葉を自然に多く言っていたのですが、「忙しい」という言葉は心を亡くすと書くので、いい言葉ではありません。そのため、「忙しいと言わない」とLesson Listに書くことで、少なくともブレーキがかかり、言う量はかなり少なくなってきます。

「理想の1日」シートを見返す

そして更に振り返りの視点として、先に書いた手帳本体に記載した「理想の1日」シートを見返すという手法もあります。これにより、理想に近づけるために何をすべきかということが、より精緻に見えてくると思います。

これも試行錯誤で、この「理想の1日」すら、現状のステージが上がれば、できる想像の範囲も広がってくると思います。

その他の工夫

なお、24時間の設計をする欄の上の方を活用し、私は、to doリストを書くようにしています。これを書くことで、毎日の管理がよりしやすくなると思います。

ただし、to doをあまり細かくし過ぎないことが寛容です。細か過ぎると色々考えてしまうので、ざっくり書いた方がいいな、と運用してみて思いました。

ご参考までに。

おわりに

このシートこそ毎日のような作業になっていくので、真剣にやればかなりの時間かかります。

これはどの手帳を使うにしても共通ですが、「完璧主義にならないこと」というのは、特に手帳を使用する観点では、大切なアドバイスの一だと思います。

そのメッセージ性が濃いのが、「ほぼ日手帳」で、ネーミングといい、作成者の糸井重里さんご自身が「完璧主義」でないことを強く望んでいます。

「ほぼ」を付けるだけでも、気楽になると思いますが、この1週間の管理でいえば、トータルである程度形になっていればいい、くらいの気軽な気持ちでいかないと、続いていかないなあ、と思います。

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この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲

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