書評 「プレゼンテーションzen」(ピアソン社)

パワポでプレゼンを書く機会はそんなにはないのですが、最近、ワードで文章を書きまくっており、その文章内で言いたいメッセージから何から全部書いているので、文章と口頭で伝える、って両方重要じゃなかったっけ…と思いながら取った本です。

本書では、クリエイティブで共感的な右脳型人間の持つ能力こそが、時代をリードするものである、斬新な発想ができる人がこれまでになく尊重される時代だ、として視覚補助としてのパワポの使い方を伝授しています。

6つの資質が大切であり、それはデザイン、物語、調和、共感、遊び心、生きがい、であるそうです。

また、シンプルなパワポこそが最も意味があり、視覚的に訴えるものです。

本書でも紹介されますが、やはりこうしたプレゼンの話になると、スティーブ・ジョブズが頭に浮かびます。間を開けるときはしっかり開けつつ、要らない情報は徹底的に削除し、伝える情報はパワポの資格効果も生かして有効に伝えています。

とはいえ、ジョブズもかなりプレゼンの練習をしていたようです。簡単でシンプルなように見せること、の魅力に魅せられました。難しいこと、一見分かりにくいことをシンプルに伝えることがかなり憧れます。その裏にかなりの知識があり、そこから考えて考えて、情報を削ぎ落として分かりやすく伝えているのだなぁ、と知りました。

文中に出てくるペチャクチャという取り組みは一枚20秒で20枚のプレゼンをし、その後30分質疑応答でやっているそうです。こうしたプレゼンの方が人に伝わるなぁ、と思いました。

まずは、人に伝えることを考える。そのためにどうしたらよいか、を考える中で、その効果を高めるものとして、パワポを使うのである。道具に使われるのではなく、道具を使うのである。このことが大事なのですが、なかなか難しいものです。

本書では具体的に書かれていますが、シンプルであることや、道具に使われず自分で考え、そこから道具を使うことが書いてあります。

プレゼンにフォーカスされていますが、一般的な、話すとは、書くとは、までフォーカスが行っており、勉強になります。

ただ、本が大きいサイズなのと、目次がないのがちょっと改善できる点ですね。

ありがとうございました!

(ちなみに、現在、私の後ろで英会話講座が行われています。基礎的内容で、楽しそうにレッスンされていますね。微笑ましい光景です。)

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲