PRESIDENT−話がうまい人入門!−〜会話が続かなくて困っているあなたにオススメの1冊〜

周りには「話がうまい人」がいます。その人になるために努力しても、なかなかなれる気がしません。

しかし、話すのは技術です。会話を続け、話がうまくなるための理論を学んでから実践に移ると必然的に上手くなります。

会話を続ける方法

会話が長続きしない…と悩む方に向けて、3つの方法を紹介します。

1.「広げる」と「深める」

2.人間として愛される

3.経営者のスピーチから学ぶ

それでは、詳しくみてみましょう!!

1.広げると深める

話を展開する際に、この「広げる」と「深める」の2つを意識すると、話が広がり、会話が続いていきます。

話をするときの大切な技術の仕方として、「質問力」があります。

質問には2種類あり、

①広げる・・・相手の「好き」にアタリをつける

②深める・・・相手の「好き」を詳しく聞く

があります。

温泉の掘削をイメージして、アタリを付けて、湯脈を発見して、掘り下げていくことで、スムーズな会話になります。

雑談で例えると、最初は天気の話とかTVの話とか盛り上がりやすい共通話題で盛り上がり、話が進むと、地元の話とか趣味の話とかになってくることが多いのはそういう理屈になります。

そのため、盛り上がらない会話の場合は、それは相手の湯脈に当たっていないからであり、しっかり相手の好きなポイントを探ることが大切です。

翻っていえば、自分の「好き」もわかりやすくした方がいいことになります。自分の好きをオープンにすることで、「深める」に行きやすいのです。

2.人間として愛される

会話を続けるためには、話し方とか聞き方も大切ですが、その前に好かれていれば自然に話が弾みます。

「●●さんだからな」というキャラ付けというか、「愛される」ということも、人間関係においては非常に大切です。

宴会芸を全力でやるなどして、一度「可愛い奴だな」と思われれば、むしろ相手側から積極的に話しかけてくれるようになります。話しかけられるようになれば、会話下手だとしても、相手が自分自身に関心を持ってくれているので、会話を弾ませるハードルははるかに低くなります。

銀座のママさんが「人を褒める技術」を紹介するコラムも本書にはありましたが、銀座のママさんも一種のファン化で、ママさんは愛されているからお客さんがリピートして、常に話が盛り上がっている訳です。

愛される人間になるためには、キャラクターをつけることが大切です。「自分軸」をしっかり持つことが、可愛がられることに繋がり、いつの間にか会話が続いています。

3.経営者のスピーチを分析する

話し方という面では、成功者のスピーチを分析し、その良い点を取り入れる方法があります。

本書では、経営者のスピーチをコピーライターが分析した記事もありました。分析をしてみると、4つのポイントがあるようです。

①衝撃的な数値、事実を指摘する

ジャパネットの手法が有名です。値段やファクトで興味を惹かせます。

②マイストーリーで欠落を語る

自らの欠落を語ることで、親しみやすさを感じさせる効果があります。

無番地で生まれ育ったところから、成功者へと駆け上がったソフトバンクの孫正義さんなどが、過去の話をしたりするのがこの例です。

③問いかける

聴衆に問いかけることで、考えさせて、興味を惹かせる手法です。

「あなたは自分の強みをちゃんと分かっていますか?」と聞かれて、少し間を空けると、聞き手は回答を気になって興味の度合いが上がります。

④タイトルやテーマを語る

日本人はあまり得意ではないのですが、結論先行型で、論点は3つなどと論理がわかりやすく話を展開していきます。

こういった話の入りをすることで、話がうまい人として、聞き手の関心をぐっと引き寄せることができます。

そして、名スピーチの分析をすればするほど、入念に準備して徹底的に予行演習されていることも分かります。多様な話を展開するには、事前の準備こそ大切です。

おわりに

読む、書くについては、教育課程で学んで身につけていく感覚が強いですが、聞く、話すについては、母国語については、意識せず自然に身につけていきます。

だからこそ、聞く、話すは軽視しがちなのですが、とはいえ、確実に、「聞きやすい話し方」や「理解の早い聞き方」はある訳で、それらを意図的に学ぶことも大切だな、と思いました。

コラム的記事の多さからエンタメ的に楽しみつつも、話すことの奥深さを学べる一冊です。

本はこちら

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲