【書評】「一冊の手帳で夢は必ずかなう−なりたい自分になるシンプルな方法−」(熊谷正寿著)〜アナログ管理主義者のバイブル〜

やることリストとか、年間目標とか、月間目標とか目標立てて、それに向けてコツコツとやることが大切です。

また、コツコツとやるためには習慣化が大切で、その結論としては、週単位の習慣化は次の段階の話であり、まずは、毎日少しずつやり続けることから始めることが大切だと分かりました。

その積み重ねとして週間、月間目標があり、それぞれの進捗を確認して、次に活かすことも大切だと分かりました。

しかし、それらをしても何かが足りない気がしていました。そんな時に取ったのがこの本です。

はじめに

本書の著者の熊谷正寿さんは高校中退という学歴のところから、事業を起こし、有名社長になられた方くらいの知識でした。

ここの高校中退という時期に、色々考え抜いて、この本にあるようなメソッドが生み出されたのだと思います。

それこそ、熊谷式手帳術です。「夢がなければ夢をかなえることはできない」と見出しにもありますが、正にその通りで、私に足りなかったことだと思いました。

私もまた、デジタル技術は使いますが、スケジュール管理含めたよく見返す情報類は手帳にまとめる派だとようやく気付いたので、このメソッドを取り入れようと思いました。

※デジタル技術は私には向いてないことがアプリとかを使ってみる中で分かってきました。

夢実現ツールとしての手帳

私はようやく手帳が使えるようになってきた身なのですが、手帳を持つ意義をよく分からないまま、手帳を肌身離さず持つことの習慣化を図っていました。

表題にしていますが、手帳を持つ意義は、夢を実現する道具となる点にあります。

人生への思いを手で書くことによって、思いは増幅されます。

アナログ手帳は読み返しができ、暇があれば見返すことで、文字を書いた時の思いを甦らせ、頭にあるやるべきことを潜在意識化させて、実際の行動に結びつけさせるのです。

私はこれまで、手帳の意義をここまで重くは見てきませんでした。しかし、思い返すと確かに見返した時には書いた時の思いを思い出しますし、繰り返し見ていた手書きの記載ほど頭に強く印象に残っています。

今更ながら手帳の威力を実感していました。

やりたいことを見つける

そんな手帳の魅力を教わった後で、潜在意識化させて行動に移すためには、自分が何をしたいのかという目標を定めることの重要性を指摘していました。

そうです。私は目標設定が甘かったのです。

しかし、やりたいことといっても、なかなか思いつかないことがあります。

そうした時は、明日死ぬとしたら何がしたいか?とか、生まれ変わったら何がしたいか?とかを考えてみることが大切で、分など考えず妄想を膨らませることが大切とのことでした。

また、憧れの人を観察することで夢を膨らませることも指摘していました。

…やりたいことを考える際の指標として大変参考になりました。

15年の未来年表

一番勉強になったのはこの考え方です。熊谷さんは、20代前半の時に、15年の未来年表を作成し、色々な夢・目標を決めていたということです。

手帳をまだ活用しきれていない気がしたのはここでした。1年とかのスパンだけでなく、中長期のスパンをどれだけ具体化出来るかが大切であるということです。

現に私は英語をやったりやらなかったりしているのですが、それは中長期の展望をしっかり見据えていないからだと思います。

なお、本にはそれぞれ何について考えるべきかの指標も詳しく記載されています。

ここは新たな発見でした。

手書きの大切さ

また、私が少し軽視していたかもな、と思うところが、この手書きの大切さというところです。

パソコンとかへの入力の時間が多いな、と思いました。

熊谷さんは、メモ魔であり、また、本の内容とか部下に出した指示もメモし、チェックしているとのことでした。

だから、本の位置も分かるし、指示した内容はこなされるまでしっかり指摘するとのことでした。

手帳も使って上手く記憶することの大切さも学びました。

仕事の姿勢について

本書は、前段は手帳論ですが、後段は仕事論になっています。

ここでの紹介は端的にまとめますが、印象深かったのは、

〇努力して感謝すること

〇仕事でのコミュニケーションについて

です。

感謝するのは自然でなく頑張ってしてみるところからだ、という話と、後者は仕事では、「みんなで一緒に悩むのではなく、個々のアイデアを持ち寄って、トップが速やかにベストな方向性を決定するのがコミュニケーション」(170ページ)とおっしゃっており、最近無駄な打ち合わせが多いと思っていたので、丁度考えていたことを文字にしてあって、「やっぱりそうだよな」と強く感じ、自分の考え方の方向性が間違っていなかったことを確認できました。

おわりに

今が丁度12月なので、年末になろうかとは思いますが、まずは、来年の目標を考える際に、12年目標を立ててみようと思います。

この本を読んで強く思いましたが、熊谷さんはかなり頭を使って思考して動いていらっしゃいますね。

考えることを放棄せず、常に前を見て考えることの大切さを、熊谷さんから学びましたし、お会いしたことはないのですが、尊敬する存在の方だな、と本を読んで思いました。

今はまだまだ実力不足ですが、いずれお会いしたいな、と思いました(これも夢の一つかもしれません。)。

本はこちら

この記事を書いた人

相羽涼太

相羽涼太

読書、手帳術、旅行記・訪問記・食レポ、ジム(運動、食事)、英語学習などを中心に記事を更新します。

インターネットの登場で、「考える」ことが減りがちな今こそ、自分なりの軸を持って、考え、発信していくことを大切にしたいと考えています。

SF(上位10位、2019年1月現在):慎重さ、収集心、個別化、責任感、自我、指令性、目的志向、自己確信、信念、学習欲

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